肺水腫のネガ像/木曜ショック、土曜日研究会後の祭り(後悔しているわけではございません)
・ちょっと前、若い職員に写真のネガと言ったら「?」という顔されました。一応若い人との会話ではジェネレショーンギャップを意識しながらしているつもりですが、写真のネガもわからないとはショックでした。で、ネガが分からない人も結構いるようで↓のような富士フイルムのサイトがありました。
ネガフィルムとは?ネガをデジタルデータ化しよう!
・それはさておき、好酸球性肺炎のレントゲン像と言えばphotographic negativeと私はおもげております。それは一般的な肺水腫のレントゲン像が心臓から両側にチョウチョの羽のように広がっているもので、その陰影が肺門部中心で肺野末梢は正常なもの。↓をご参考に。
butterfly shadow〈蝶形陰影〉
・その陰影がポジ、ネガ逆転したように肺門部が正常で末梢側に浸潤影があるのがPhotographic negativeと言われる所見で、慢性好酸球性肺炎に特徴的とされております。NEJMにそれのようなレポートがありました。
“Photographic Negative of Pulmonary Edema” in Chronic Eosinophilic Pneumonia
Basim Ali, Matthew C. Mason.
N Engl J Med 2023; 389:1220
慢性好酸球性肺炎の解説は↓
・急性好酸球性肺炎というのもありますが、その場合のレントゲン像はphotographic negativeではございません。
以下日記
・ちょっとの間ブログを更新していなかったので、ちょっと過去を思い出してみます。
・9/26(火)は午前外来、午後回診、夜間診療でした。午前の外来で、何時も落ち着いている喘息の患者さんの調子が悪く、採血したら溶血性貧血で、あわてて血液内科に紹介しました。
・9/27(水)は、午前外来、午後回診とカンファレンス、夕方書類作成。
・9/28(木)は、午前水島で産業医学科外来.午後倉敷市役所で公害健康被害認定審査会。その後玉島へ戻って病棟回診。帰宅したら浅口市から手紙が届いており、何だろうとあけてみたら、橙色の介護保険被保険者証が入っておりました。ああ、自分もそういう年になったのだと軽いショックを受けました。
・昨日9/29(金)は有給休暇。ほぼ1日本日の研究会の準備。お昼に病院よって電子カルテで患者さんの状態と検査結果チェック。大きな問題なく、カルテチェックのみして病院出て帰りCOOPで買い物して帰宅。
・本日9/30(土)は、地域の荒神社のお祭りでした。私は自治会の役員なので準備に出ないといけなかったのですが、民医連呼吸器疾患研究会が8時45分から17時くらいまであったので、配偶者に行ってもらいました。で、1日ZOOMで前記研究会に参加。私も「当院における間質性肺疾患の記述疫学的検討」というお題で発表しました。研究会後世話人会に参加して17時10分くらいに終了。その後荒神社へ。お祭りで、お参りに来る人達へ「接待」と、役員一同で祝詞をあげました。その後19時より12人の役員でお弁当食べながら反省会。19時40分頃帰宅です。水のシャワー浴びて、アルコールをいただいております。
・これからちょっとだけ事務作業してサッサと寝ます。明日はお祭りの後片付けが8時からあります。お昼は玉島の武田屋湊にランチの予定。
倉敷の銭湯えびす湯、ことりふらっと、芸文館、とりのすけ
・今日は日記のみのです。
・昨日9/24(日)は6時14分起床。ゆっくりして、朝食。8時30分くらいから勉強開始(主に間質性肺炎)。合間で掃除、片づけ、事務作業。14時20分に配偶者とお出かけ。15時から小一時間タカラ・スタンダードのショウルームへ。リフォームの大体のイメージ、費用がわかってきました。(熱心な読者ならご存知でしょうが、我が家の給湯器が壊れ、シンクも洗面所の水道も不具合あり、リフォームをしないといけない時期に来ております)その後配偶者の通うグンゼスポーツクラブの駐車場へ。そこで、配偶者とわかれて、私は徒歩で「えびす湯」↓へ。(病院に行かない日はどこかでお風呂に入るかシャワー浴びないといけないので)
・洗身する場所(蛇口がついている)が6か所。1つだけ「近代的」なシャワーつき。あとは、お湯の赤い「ボタン」と水の青い「ボタン」をおして自分の良い温度にするもの。湯船は、2m四方くらいの御影石のおふろ。お湯は若干熱め。お湯から上がってしばらく洗い場で座っていると次から次へと汗が出てきました。
・私は中学時代部活帰りに良く銭湯にいっていたので、懐かしい。で、室内の張り紙に経営が苦しいので寄付をつのっているとかいてあったので、帰り際にちょっと寄付をしたら、女将さんの手作りの缶バッチ(最後の1つ)をいただきました。また、お風呂にはいりに行きたいですね。
・えびす湯を出て芸文館にむかってあるいていると「ことりふらっと」↓という雑貨と甘味のお店があり中華杏仁ソフトクリームを購入。(ソフトクリームは20種類あるそうです)そこのお姉さん、愛想がよくてきもちよかったな。
・ソフトクリームを食べながら芸文館へ。18時~20時20分まで加藤健一事務所の『サンシャイン・ボーイズ』という演劇を観ました。いろんなセリフの掛け合いが面白くて私好み。「診察室のコント」という劇中劇のようなものも面白かったです。
・演劇後は「とりのすけ」というラーメン屋さんへ。ラーメンと餃子とチャーハンと唐揚げいただきました。(当然配偶者とシェア)そして21時40分帰宅。ネコたちにエサやってから、アルコールをちょっとだけいただきました。で、このブログを書きかけたのですが、眠くて眠くて挫折。さっさと寝ました。と言っても0時過ぎ。
・本日9/25(月)は6時起床。一瞬特発性間質性肺炎の勉強して、出勤:燃えるゴミ出して、市役所へ資源ゴミ出して病院へ。まず電子カルテ見たら土曜日の午前中はなかった院内メールがいっぱい。それを一つずつ処理しながら患者さんの情報チェック。幸い皆さん落ち着いており、午前中は安心して訪問診療へ。午後は病棟回診後夜間診療。帰宅は20時3分前。例によって、ネコたちにエサをやって夕食(カレー)。そしてこのブログを書いております。これから30分くらい勉強して寝ます。
壊血病/すこしだけ雪が溶けて地面がみえた
・壊血病とは、『医学書院 医学大辞典 第2版』によると↓(「壊血病」→「ビタミンC欠乏症」となっております。)
ビタミンC欠乏症
vitamin C deficiency
[同義語]アスコルビン酸欠乏症 ascorbic acid deficiency,壊血病 scorbutus(scurvy)
ビタミンCの欠乏によって起こる病気で,15世紀から17世紀にかけて遠洋航海に行く乗組員の60%以上が壊血病で死亡した。1753年にイギリスのリンド(Lind J)が新鮮なオレンジとレモンで予防できることを示した。症状は歯齦〈しぎん〉炎,下肢,特に膝のすぐ上部に皮下出血がみられる。小児の場合は,上記の症状に骨病変が加わりメラー-バーロー病,小児壊血病と呼ばれている。治療はビタミンCを50~2000mg/日投与する。
・で、疫学を勉強する者は壊血病と脚気は知っておかないといけないでしょう。↓の様なケース・レポートが目にとまりました↓
Musculocutaneous manifestations of scurvy FREE
Nicholas Ryan Newsom, Areeba Kara and Lauren Ladd
・現代でも食事内容によって壊血病や脚気になり得ることは肝に銘じておかないといけませんね。
もう一つ、歴史的な話↓
珈琲一杯の薬理学
壊血病と浮腫病の歴史に見るコーヒーとビタミンの関係
薬史学雑誌51(1),5-10(2016)
岡 希 太 郎
・壊血病も脚気も「航海」が関係しておりますね。限られた空間での疾患、かつ、限られた空間の中での臨床試験をして治験がえられたということでしょうか。
あっという間に以下日記
・久々のブログのアップです。やっぱり老化が進んでいて、帰宅してからブログを書く体力・気力が落ちてきております。でも、ちょっとずつでも「発信」はしていきたいと思っております。
・9/19(火)は、5時半過ぎに起きて翌日の職員向け労働安全衛生に関する講義準備。午前外来、午後回診、夜間診療で、帰宅は20時前でした。
・9/20(水)は、この日の講義に関係する文書をよんで出勤。午前外来、午後病院の全体学習で労働安全衛生について:基本的な考え方と医療機関の「有害要因」について。ちょっと時間をとってラテックスアレルギー、関連してラテックス・フルーツ症候群の話もしました。その後病棟のカンファレンス、回診。19時半~21時前まで開業医さんと月1回の勉強会で、帰宅は21時15分。
・9/21(木)は午前外来、午後回診と認知症ケアチーム会議。帰宅して20時30分~22時まで"Causal Inference: What If"のZOOMでの勉強会。この勉強会が終わるとほぼ1週間が終わったという感じでホッとします。
・9/22(金)は、目覚ましをかけ忘れて6時25分起床。ほんの少しだけ↓の本読んで出勤。
午前外来、午後会議2つの合間に回診。帰宅して久々に(???)アルコールをいただきました。
・本日9/23(土)は8時から10時45分まで病院に行って、最初に外来の電子カルテで患者さんの情報チェック。落ち着いておられたようなので病棟へは行かず、事務作業をしてから、外来でひたすら研究会発表の準備。帰りにコーナンでネコたちのエサ買って11時39分帰宅。メールのチェックや資料の整理して13時に昼食。その後机の片付けと資料の整理。17時から1時間草刈りしました。そしてシャワー浴びて夕食。飲酒。そしてこのブログを書いております。もうちょっと資料の整理してから寝たいと思います。なんとか机の上の山が丘になって「地面」もみえてきましたが、雪解けにはもうすこし。
医学英語の語源と語形成/午前病院午後ショールーム
・私は週に何回かJ-STAGEで面白そうな論文、読んでおいた方がよいであろう論文を探します。今日↓のような短い論文(要旨)がありました↓
医学英語の語源と語形成
﨑村 耕二
・過去何回か書いたと思いますが、専門分野の用語は何故そのように言うのか、その理由、語源を示すべきだと思っております。それが、初学者に対する先輩達の役目だと思います。↑の要旨は短いですが、medicineの語源について語られていて興味深かったです。「医学用語の語源集」という本があればうれしいです。↓のような本は読んだことがありますが。
神話、伝説、医学用語―神神は去り言葉は残った (1978年)
- 作者: 竹村 文祥
- 出版社/メーカー: 東明社
- 1983/6/20
・あと、まだ読んでないけど↓のようなほんがあります
ギリシャ・ローマ神話に隠された医学用語―ストーリーを楽しもう
- 出版社/メーカー: 梓書院
- 発売日: 2009/10/25
- 単行本
- ・皆様も医学の言葉の語源を書いている本をご存知なら教えてくださいませ。
以下日記
・本日9/18(月)は、5時30分起床。6時半までアリストテレスの『弁論術』を読みました。この本、少なくとも私は朝一だから読めるので、夜だとあっという間に眠くなります。その後朝食摂って燃えるゴミ出して病院へ。8時前に病院について外来の電子カルテで入院患者さんの記録を見ておりました。わりと落ち着いているなと思っていたら、病棟から連絡ありターミナルステージの患者さんが心停止、呼吸停止したと。宿直の先生が診てくださったと。慌てて病棟へ行って宿直の先生とお話しし死亡確認。その後こられたご家族ともお話。既に何回もお話はし、覚悟はできておられました。その後他の病棟の患者さんを診て、事務作業や研究発表の準備。12時に亡くなった患者さんお見送りして帰宅。昼食、一服後14時半くらいだったでしょうか配偶者とタカラスタンダードの倉敷ショールームへ。そこでキッチン、お風呂、洗面台を見せてもらいました。みんな素敵なものでしたが、お値段もかなりのものでありました。その後満天の湯へ16時~1時間半くらいお風呂に入っておりました。(私の場合お湯につかることはほとんど無く、ミストサウナと普通のサウナに2回ずつ入ってその合間に露天風呂の外で「整って」おりました。その後新倉敷食堂で夕食。で、19時20分に帰宅です。その後ビールをのんでちょっと調べ物してこのブログを書いております。今日は21時台に寝たいものです。
SSP:看護職の健康と安全に配慮した労働安全衛生ガイドライン ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)を目指して/草刈り、記念品配付、もつ鍋で汗をかく
・久しぶりに標題にSSPをつけました。何じゃそりゃという方に御説明。知ったら、知らせる、ポリシーというローマ字のそれぞれの頭をとったものです=頭字語(acronym)。自分がいままで知らず、あらたに学んで広めた方がよいなと思ったことを皆様にお知らせするというものです。当然私が知らないだけで、読まれた方は「しっています」とか「そんなん常識じゃん」と反応される方も多々おられるでしょうが、知らない人もいるはずなので、地道に記事を書いています。
・そもそもなんでこんなことを始めたかというと石綿による健康障害が社会的に問題(=クボタショック)になった以降です。最初クボタショック(2005年)が起こったとき、報道される事実(肺癌になるとか、中皮腫の潜伏期が長いとか、作業服を洗った奥さんも発症するとか)は、既に私は知っておりました。報道をみるたびに、そんなん前から分かってるジャンとか、俺はしっとったとか優越感に浸っておりました。ただ、あるとき天の啓示のように、知っていたのなら何故発信しなかったのかという反省の気持ちが突然わいてきました。ほんの些細なことでも知らないことと知っていることは大きな違い(たとえば石綿は「いしわた」とも「せきめんん」ともよみ、英語ではアスベストと言いますが、非専門の方はそれが同じものとは認識できない→補償を受けられない)があり、日本国民のお一人にでも、必要な知識がとどいたらよいなと思って書いております。
・前置きが長くなりました。現在職場で労働安全の講義をするため勉強しながらパワーポイントのスライドを作っています。で、標題のパンフレットにたどり着きました。恥ずかしながら5年以上前に出版されていたのですね。で、私と同様知らない人のためにシェア↓
看護職の健康と安全に配慮した労働安全衛生ガイドライン ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)を目指して
・ちょっとだけ抜粋↓
看護管理者を含む看護職だけがヘルシーワークプレイス作りを求めても実現 は難しく、組織・施設の管理者および地域・社会・患者(利用者)の十分な理解 が必要となります。
④地域・社会・患者(利用者)と共に取り組むこと
・患者さん、地域との共同のいとなみですね。残念なことにこのパンフの中にはほとんど労働組合が出てきません。(斜め読みしたのででてきてるかも?)労働安全衛生委員会の構成員に労働者代表があるのに、それが取り上げられていないのはいかがなものか?このパンフを取りまとめた、看護労働委員会のメンバーがほとんど管理職で、労働者や患者の代表がはいっていないので、そうなってしまったのでしょうね。労働組合は日本ではもっと社会的存在と位置づけられないといけないと思います。
以下日記。
・本日9/17(土)は5時半起床。7時から9時45分まで道路愛護デーという道の草刈りと溝掃除。私は役員なので途中で摂取する飲み物の買い出しに行って、それぞれ作業しているところに配り、そのご刈り払い機で草刈り。もう、熱中症になりそうでした。帰宅して当然シャワー。その後労働安全衛生の講義のスライド作成。間にお昼寝。夕方コロナのため敬老会ができないので、対象のお年寄りに記念品の配付。700m歩いただけで汗だく。それから夕食が何故かもつ鍋。(賞味期限のきれたもつ鍋の素があったから)先日書いたように居間のエアコンが壊れているので、暑かったー。これで、また汗だく。で、シャワーを叉浴びてこのブログ書いております。21時台にはベッドに行ってアリストテレスの弁論術読みます。
・昨日映画を観に行ったとき『アリスとテレスのまぼろし工場』というのが上映されているのに気がつきました。これは古代ギリシャの哲学者のアリストテレスとなにか関係があるのでしょうかね?ちょっと気になる、ザグザグ。
FYMI:非アルコール性脂肪性肝疾患の治療/今日はほぼ休日
・先日脂肪肝の新概念に関する論文をご紹介しましたが、今日は治療について。↓のような論文がありました。
非アルコール性脂肪性肝疾患の治療
米 田 政 志
日本臨床生理学会雑誌 Vol. 52, No. 2, 2022.
・徐々に治療薬が出てきる感じですね。
あっという間に以下日記
・本日9/16(土)は5時42分起床。朝勉は、アリストテレスと『弁論術』を読みました。朝食後配偶者と8時に家を出てイオン倉敷へ。9時から『ミステリーと言うなかれ』を観ました。私はTVはほとんど観ていなかったのですが、配偶者は時々観ていたい観たです。映画はまあそれなりに面白かったですが、配偶者はTVでも良かったと言っておりました。(あくまで個人の感想です)確かに映画でみるときその大画面での画像のきれいさや音楽の印象がTVとは全然違うと思いたいのですが、今回の映画はあまりそういうのは感じませんでした。ただ、いろいろうんちくが出て面白かった。まあ、私の好きな部類。自分がくやしかったのは、漢文と関係しているだろうなと言う言葉がでてきたいのですが、その出典がわからなかったこと。まあ、そんなにめちゃめちゃ漢文を読んでいないのでしかたないんですけどね。
・映画の後は帰り道家系ラーメンを配偶者が食べたいということで、そういうお店にはいりました。まあ、まずくはなかったですが、こんなものかというかんじで、配偶者も次に来ようとは思わないと行っておりました。まずくはなかったけど、好みですかね。
・帰宅後一服して買い物に。地域の敬老会の記念品買いにTHE BIGへ。その準備ができるまでナフコ(刈り払い機の部品会に)と宮脇書店によってTHE BIGで記念品受け取って帰宅です。それからちょっと本よんで、刈り払い機の修理。明らかにおかしいという所の部品を替えてさあ草刈ろうとしましたが、途中でエンスト。私が認識していた場所以外にも不具合があったみたい。配偶者が「新しいの買ったら」というのでコーナンに新しい刈り払い機を買いに行きました。で、帰宅して30分弱草刈りして終了。水のシャワー浴びて、夕食。アルコールもいただいております。これからちょっと本読んで22時台には寝ます。明日は7時から地域の草刈りなので。多分そのあと敬老会に記念品を配らないといけないでしょう。
戦争と循環器/エアコンが壊れる
・私はJ-STAGEというWebsiteでいろんな雑誌を眺めていますが、心臓という雑誌に↓のような一文(巻頭言でしょうか?)がありましたので、皆様とシェア。
戦争と循環器
原 英彦
心臓Vol?.?54 No?.?6(2022) 6
↑の文章の最後の方に↓のようなものがありました。できれば、引用文献がわかればよいのですが...
被爆者の悪性疾患発生率が高いという事実はもとより,特に若年被爆者における心筋梗塞を含めた心臓血管疾患の発生率も増加していることが,ほぼ明白であると結論付けられている.
あっという間に以下日記
・9/13(水)は、メッチャ忙しかったです。午前の外来は何時も二人でしているのですが、相方が夏休みでお休みで1診体制。当然予約患者さんを減らしておりました。11時くらいまでは、順調にいっていましたが、そこから(土)というの外来。新患さんは来るは、お一人入院、お一人他院紹介(その後入院)、訪問診療の患者さんの問い合わせが何件も、で、お昼ごはんと小休止が30分。最後に外来患者さんの対応が終わったのが15時過ぎ。それから往診。16時くらいに外来・訪問診療関係の業務終了。幸いなことに朝早く病院に行って、病棟の重症の患者さんは観ていたいので、夕方の病棟回診は早く終われました、帰宅後は、労働安全衛生の講義の準備と"Causal Inference: What If"の予習と院内の労働安全衛生の講義の準備をしました。
・9/14(木)は午前水島で産業医学科外来.外来終了後水島に入院している患者さんお二人病棟にお見舞い。そのうちお一人が入院してごはん食べられなかったのに、私の訪問後食事をたべだしたと。私は神?(本気で思っておりません、冗談です)。その後玉島へ戻って病棟回診。お二人入院有りその主治医。帰宅したら今のエアコンが壊れておりました。この時期に壊れたのは不幸中の幸い。
・本日9/15(金)は、5時30分起床。労働安全衛生の講義のスライド作っておりました。出勤し午前外来、午後通所リハビリの会議。帰宅は19時17分でした。ネコたちにエサやって夕食。久々に、恐る恐るビールをのみましたが、飲めます。次に夏みかんのチューハイ。その後日本酒(稲田姫)ちょっとだけ飲んでウイスキー飲んでいます。久々の「大量」飲酒です。明日大丈夫かな?
COVID-19の後遺症として蜂窩肺/アリストテレス弁論術再挑戦
・私の個人的な経験では、新型コロナウイルス感染症後に咳が遷延する人が多いような気がするんですが、大体数か月以内に治っています。なので、長引く咳の人に胸部CTを撮ることはほとんどありません。それはさておきCOVID-19にかかった後肺の異常陰影は1年後には消えることがほとんどのようですが、標題のように蜂窩肺を残したという症例報告が↓
Honeycomb Formation as a Sequela of COVID-19 Infection
Akimasa Sekine, Tatsuya Muraoka, Yoko Onodera, Takashi Ogura
Intern Med 62: 2443-2444, 2023
↑の引用文献が↓
Chest CT–based Assessment of 1-year Outcomes after Moderate COVID-19 Pneumonia
・ということで、COVID-19後はhoneycombも起こりえるということは認識してた方が良さそうですね。
以下日記
・本日9/12(火)5時50分起床。朝一で病院の全体学習で行う労働安全衛生の講義のスライド作成。朝食後出勤。午前外来、午後病棟回診、夜間診療でした。帰宅は19時23分。ネコたちにエサをやって夕食。録画の『マツコの知らない世界』で「ナス」の話を途中まで観ました。ナスにもいろんな種類があるなと感心いたしました。
・その後↑の文献読んでこのブログを書いております。アップしたら22時まで↓の本(以前読んでいて、途中やめしていたもの。本日は、睡眠薬代わり)読んで寝たいと思います。(
FYMI: 脂肪肝の新概念:Metabolic dysfunction-associated fatty liver disease(MAFLD)
・肝臓という雑誌に↓のような総説がありましたので、皆様とシェア。
脂肪肝の新概念:Metabolic dysfunction-associated fatty liver disease(MAFLD)
川口 巧
肝臓 64 巻 2 号 33―43(2023)
【抄録】
2020年,22カ国32名の専門医からなるInternational Expert Panelにより脂肪肝の新概念metabolic dysfunction-associated fatty liver disease(MAFLD)が提唱された.MAFLDは脂肪肝に「肥満」,「2型糖尿病」,「2種類以上の代謝異常」のいずれかが併存している疾患概念である.代謝異常は脂肪肝の病期進展にかかわる重要な危険因子であり,その危険因子を組み入れ基準としたMAFLDはハイリスク脂肪肝患者の同定に有用と考えられる.本稿ではMAFLDの特徴を論述するとともに,MAFLDと肝関連イベント,および動脈硬化性心血管疾患や肝外悪性腫瘍などの肝外イベントとの関連について論じる.また,MAFLDが疾患啓発や脂肪肝の治療薬開発におよぼす影響について述べるとともに,疾患名に関する今後の動向についても紹介する.
・本文の「おわりに」の中で、「代謝異常を組み入れ基準とした MAFLD はコモンディジーズである脂肪肝のなかから効率的にハイリスク症例を同定しうる有用な基準と思われる.」と書かれていますが、日常診療を行っている者としては、たしかにハイリスク群がはっきりすればありがたいことです。
以下日記
・本日9/11(月)は、夜中というかあけがたというか3時38分に病院から電話がありました。宿直のDr.に対応をお願いして、もう一度寝て6時起床。朝勉はせず、朝食摂って身支度して出勤。午前は訪問診療、午後回診、夜間診療でした。訪問診療時あるお宅で持参しているノートパソコンが動かず往生しました。また、最近訪問診療をはじめたある患者さんは、叔父さんの絵が無言館に飾られているということでした。無言館を知らない方は↓
・夜間診療は、開始時予約外の患者さんが複数に来られてちょっと焦りましたが、予約の患者さんが少なかったので助かりました。帰宅は20時19分。ネコたちにエサやって、夕食。録画の『サラメシ』を観ておりました。その後、文献読んでこのブログを書いております。メッチャ眠いであと歯磨きして寝ます。明日は午前外来、午後回診、夜間診療です。なんせ、(月)(火)の仕事がきつい。音楽の節をつけて叫びたい:Help.
疥癬をうたがったらトンネルインク(?)試験/大きさにビックリして海老反り
・ヒザンダニによる疥癬という病気があります。院内で広がることがあります。疥癬についての解説は、皮膚科学会のWebsiteをどうぞ↓
私も過去数回経験したことがあり、往生しました。特に当院は皮膚科がないので困ります。で、簡単な検査法がNEJMに載っておりました↓
Burrow Ink Test for Scabies
Daan Rauwerdink, Deepak Balak
N Engl J Med 2023; 389:e12
・PubMedにBurrow Ink Testといれて検索したら9件ヒットしましたが、2件は関係なさそうでした。上記NEJMでは単にpurple skin markerと書かれていましたが、多分医療用のペンですよね。他の論文で無料で読めるものはひとつで、あと抄録を読みましたが、インクの材質なんかは書かれていませんでした。
・前述の無料で読める論文が↓(きれいな写真が載ってます)
The Burrow Ink Test: a Simple Method to Improve the Diagnosis of Scabies.
Del Barrio-Díaz P, Vera-Kellet C.
J Gen Intern Med. 2022 Mar 23. doi: 10.1007/s11606-020-06522-6.
Online ahead of print. PMID: 35322345
・余談ですが、上記検索でAllergy to patch test marking inkというような論文がひっかかっていました。ああ、こういうこともあるのねと思いました。
・今度疥癬の疑いの人がいたら、これをやってみましょう・・・当院にマーカーあったかしら?
以下日記
・本日9/10(日)は4時57分に目が覚めました。二度寝しようかなと思いましたが、眠くなったら昼寝しようとおもって起きました。1時間半くらい労働安全衛生の講義のスライド作って朝食。その後発達障害関係の本を読んで、掃除。汗だくとなり10時過ぎに水のシャワー。11時に配偶者と玉島のBistro武田屋というお店へランチ。私はオムライス+エビフライ頼んだのですが、出てきてビックリ。オムライスの上に海老反りした大きなエビフライが載っておりました。あまりの大きさに私もシンクロして海老反り。
配偶者は、エビフライ、レアカツ、ハンバーグのセット。(当然シェアしていただきました)。グラスワインも1杯のみ飲ませていただきました。ただこの赤ワインがなんかヘヌリー(岡山弁だと思う。なまあたたかいこと)。これのみ残念。後は満足でした。帰宅後1時間お昼寝。その後は講義の準備、EBMや間質性肺炎の論文よんだりです。途中刈り払い機で草刈りしようと思ったのですが、何回もエンスト(死語?)するので、残念。刈り払い機を修理しないといけません。(もしくは新規購入)昼食がこたえて、夕食は21時。そしてこのブログを書いております。これから歯磨きしてねます。明日もできれば早起きして早く病院へ行って病棟回診をしてから午前中訪問診療に行きたいと思っております。