こんな耳鳴り?の原因/こころが折れそう
・耳の中で変な音がきこえていたら、こんなことも考えないといけませんね。NEJMに↓のようなレポートがありました。(気が弱い人は閲覧注意)
A Spider and Its Exoskeleton in the Ear Canal
Liyin Weng, B.S., Tengchin Wang
N Engl J Med 2023; 389:e35
患者さんが、変な音がきこえると言われたら、まずは覗かないとね。
でも、こういうものをみて医者の方がひっくり返るかも。
以下日記
いつものように過去をふりかえります。
・10/26(木)は、午前水島で産業医学科外来。患者さんが減ってきており、わたしも65歳になったので、「閉店」を考え医局事務さんにその旨をお話。(そろそろ終活です)病院の五役会議というもの(どんな部門職責者の会議なんでしょうね?)議論するとのこと。午後から倉敷市役所へ行って、公害健康被害認定審査会。その後玉島へ戻って仕事。帰宅後は20時半~22時まで"Causal Inference: What If"の勉強会。
・10/27(金)は午前外来、二つの会議の合間に回診。
・10/28(土)は午前中は仕事。午後から帰宅し昼食後昼寝してから掃除。17時から1時間強金光大谷地区にあるオレンジハウスほっこりで「たまり場カフェ」という自主的ないろんな人の交流を進める会の会議。その後、満天の湯へいって、帰宅。
・10/29(日)は朝の1時間のみ勉強して夕方までひたすら掃除。17時20分に家を出てイオン倉敷へ。Movixで『オペレーション・フォーチュン』というアクション映画を観ました。これはSNSである精神科の先生がおもしろいと言っていたので、じゃあ観てみようかと思って観たもの。まあ、こんなもんかというかんじでしたが、でていた女優さんが素敵でした。オーブリー・プラザと言う人なそうな。その後特にイオンで買い物もせず満天の湯へ。
・10/30(月)は、午前訪問診療、午後回診、夜間診療でした。新入院二人有り、ちょっと大変。夜、私が27年診ていた振動病+塵肺の患者さんが他院入院中亡くなったという連絡がありました。塵肺が相当進み、いつかはそういう日が来るとは思っていましたが、入院中に自殺を図りそれではなくならなかったけど二日後に塵肺で亡くなったと言うことです。他院、長期入院で転院が必要ということだったので私の働く病院で受け入れてもらうよう転院担当の人に頼んでいたのに、何故かスムースに進まず他院でなくなってしまいました。自殺を図ったのは呼吸がとても苦しかったこと+孤独があったのではないかと思います。絶対とは言えないけど自分がみていたら、少なくとも自殺企図はさせなかったのではないかと思うのです、長い付き合いだから。とても残念で心が折れそうです。これにもうひとつ何か負荷がかかれば、ポキンと折れそうです。このことをブログに書くつもりは最初無かったのですが、なにか表に出さないと自分の心が壊れそうで書いてしまいました。そして、非癌・呼吸器の終末期の緩和ケアのあり方を、もっと勉強しておかないと思った次第です。
子宮内膜症による下肢異常感覚/Google翻訳、なかなかやるなと思ったが...
・私は呼吸器の患者さんを比較的多く診ているので、子宮内膜症による呼吸器疾患・・・月経随伴性気胸、月経に伴う喀血というのは認識しておりますが、下肢神経の異常が起こるとは認識しておりませんでした。↓の様な論文がありましたが、これはかなり稀なことみたいですね。
子宮内膜症により下垂足と月経時に出現する下肢の異常感覚を呈した40歳女性例
上田 優樹, 木村 亮之, 藤森 浩司, 勇内山 大介, 田口 丈士, 赫 寛雄
【抄録】
症例は40歳女性.月経時に出現する右下腿と足背の異常感覚,右腰殿部と大腿部の疼痛が出現し,他院で腰椎椎間板ヘルニアと診断された.発症13ヶ月後から右下垂足が出現し,当院を受診した.右坐骨神経領域の筋力低下と感覚障害に加え,神経伝導検査における右浅腓骨神経と腓腹神経の感覚神経活動電位の振幅低下から,骨盤内の病変が示唆された.骨盤部MRIで右卵巣から坐骨神経にかけて異常信号を認め,子宮内膜症による坐骨神経障害と診断した.ホルモン治療を開始して症状は軽快したが,下垂足が残存した.女性で月経時に悪化・出現する坐骨神経痛や下肢の感覚・運動障害では,子宮内膜症の可能性を考慮する必要がある
・抄録の最後に書かれていることは頭に入れておかないといけませんね。
あっという間に以下日記
・本日10/25(水)は、5時半起床。朝一で"Causal Inference: What If"を読みました。これを読むに当たってGoogle翻訳、DeepLを使っているのですが、今朝のグーグル先生はかなりきちんとした訳ができており、なんかグレードアップした気がしました。その後出勤。午前外来、午後病棟回診とカンファレンス。その後も回診と事務作業。帰宅は早くて19時4分。ネコたちにエサをやって夕食。録画の「マツコの知らない世界」を見ておりました。和菓子の世界でした。とてもおいしいそうでたべたーーーいっ。でも、ムリ。その後"What If"を訳しながら読みましたが、朝とは違ってなかなか訳がうまくありません。もとの文章が、なかなかわかりにくかったとは思うのですが。あまりにもわかりにくくて頭が痛くなりました。
・で、このブログYouTube聞きながら書いておりますが、現在↓がながれております。YouTube視聴しだして知った曲ですが、なかなか味があるなと思っております。
・で、もうちょっとしたら寝にいきます。
胸郭出口症候群/ポルトガルギターにノスタルジー
・職業性の頸肩腕障害の診察時、胸郭出口症候群と(TOS: Thoracic outlet syndrome)の鑑別もしくは合併を考えないといけません。
Venous Thoracic Outlet Syndrome
Sang Jun Park, Hyun Jin Cho
N Engl J Med 2023; 389:e32
・TOSの詳しい説明(『今日の整形外科治療指針 第8版』)は↓
胸郭出口症候群(thoracic outlet syndrome;TOS)は,主に斜角筋三角部,肋鎖間隙,小胸筋腱下部において腕神経叢や鎖骨下動・静脈が圧迫・牽引ストレスを受け,頚部から上肢の疼痛,しびれなどの症状を生じる疾患群である.このTOSという名称は,それまでに報告されていた頚肋症候群,前斜角筋症候群,肋鎖症候群,過外転症候群の総称として,1956年にPeetらが命名した.TOSは症状が多彩で診断基準も曖昧なことや,併存病変の影に隠れて見逃されている場合が少なくない.発症要因は,非外傷性,外傷性,その中間である微小外傷の繰り返しや持続がある.非外傷性は,頚肋・第1-2肋骨癒合症などの胸郭形態異常や,異常線維束・最小斜角筋などの先天性解剖学的異常や破格,腫瘍,なで肩や姿勢不良などにより生じる.外傷性は胸郭出口への直達外力,鎖骨骨折,むち打ち損傷などがある.微小外傷の繰り返し・持続にはオーバーヘッドスポーツ,上肢のウエイトトレーニング,肉体労働,リュックサックなどがある.病型としては,血管性(動脈性,静脈性),神経性(true,disputed),混合性があるが,大部分がdisputed typeの神経性TOSか混合型であり,血管性は少なくtrue typeの神経性TOSはまれである.静脈性TOSのうち血栓によるものはPaget-Schroetter症候群とよばれる.神経性TOSはその要因によりさらに圧迫型,牽引型,混合型に分類され,圧迫型は筋肉質の男性,牽引型はなで肩の女性に多くみられるが,混合型が最も頻度が高いと報告されている.
・これと比較して『医学書院 医学大辞典 第2版』の説明は↓ですが、かなり「物足りない」。やっぱり、何かを調べるのは複数のテキストや辞書をみないといけませんね。
胸郭出口症候群
thoracic outlet syndrome;TOS
胸郭出口内の頸肋や第7頸椎巨大横突起などの空間占拠物,異常索状物,肋骨変形,斜角筋肥大などは神経絞扼因子となる。なで肩,翼状肩甲などの姿勢異常では腕神経叢に圧迫や牽引力が,過外転位では捻転力が加わり軸索流が障害される。このような解剖学的異常や姿勢異常が背景にあると,本症が発症あるいは増悪しやすい。症状は肩こり,頸部痛,後頭部痛,上背部痛,上肢のしびれなどの感覚異常,脱力感,稀にレイノー現象を呈する。診断は腕神経叢絞扼による症状誘発検査にて行う。働き盛りの年代に多い。女性にやや多いが重症例では男女差はない。難治例では心身症的要因も念頭に置く。治療は保存的療法と観血的療法からなる。神経の絞扼を緩めるよう,胸郭出口を拡げ,さらに神経の伸展を減ずる姿勢の保持を図る。症状に応じて,鎮痛消炎薬,筋弛緩薬,マイナートランキライザー,肩甲背神経ブロック,斜角筋ブロック,星状神経節ブロックなどを処方する。レイノー現象など自律神経症状が強い例では,星状神経節のうち,患側のT2ガングリオン切除を第1肋骨切除の際に行うことにより永続的な効果が得られることがある。術後リハビリテーションは,48時間後から無理なくできる運動を許し,激しいスポーツへの復帰は3か月後に目標を置く。
以下日記
・昨日10/23(月)は5時半過ぎ起床。"Causal Inference: What If"読んで早めに病院へ。7時35分着。病棟の重症の患者さん診て、午前中訪問診療へ。午後病棟回診。夜間診療。帰宅は19時半過ぎ。夕食後"What If"読んで、歯磨きしながらYouTubeをダラダラ観てしまい寝にいったのが、23時20分くらいでした。
・本日10/24(火)も5時半過ぎ起床。先日と同様"What If"読む。午前外来、午後回診、夜間診療。終わりかけに入院が必要な人がこられて18時にはおわれませんでした。帰宅は20時前。ネコたちに餌やりにいって夕食。その後"What If"読んで、このブログを書いております。
・ところで熱心な読者(←おるんかい)は覚えておいででしょうが、わたくしは10/15に岡山市のルネスホールで「~哀愁のポルトガルギター&マンドリン~ マリオネットコンサート with 伊丹典子」というコンサートをききにいきました。ここで生まれて初めてなまのポルトガルギターの音を聴きました。はじめてきく音で新鮮でした。そして、奏でられる曲は、なにかノスタルジック。で、CD購入です。月曜から車で聴いているのですが、とてもここちよろしいです。皆様もどうぞ↓
「南蛮渡来」
「花の葬列」
生誕65周年生誕記念講演は、典型的な雑ぱくな話でした
久々のブログですが、本日は、日記のみです。いつものように過去を振り返ります。
・10/16(月)は、5時過ぎにおきて医療安全の講義準備。午前は訪問診療、午後は病棟回診と夜間診療。帰宅後は医療安全の講義と開業医さんとの月1回の勉強会の準備。
・10/17(火)は65歳の誕生日。職場でいろんな方に誕生日を祝っていただきました。
・10/18(水)は5時過ぎ起きで、開業医さんとの勉強会の準備。午前外来、午後病院の「全体学習」で医療安全の講義。めちゃめちゃ基本的なことと最近(と言っても10年以上前から)言われ出しているSafety-ⅠとSafety-Ⅱについてもお話。その後カンファレンス、回診。19時半~21時まで開業医さんとの勉強会。私は、まれな特発性間質性肺炎であるiPPFEの2例の発表。勉強会の後30分くらい会議。
・10/19(木)は朝一で"Caural Inference: What If"を読む。朝一はやっぱり頭が一番さえております。午前外来、午後通所リハビリの会議、その後認知症の会議。帰宅して20時半~22時まで、"What If"の勉強会。
水曜日の医療安全のレクチャーと開業医さんとの勉強会の症例発表、そしてこの"What If"の勉強会が終わってホッとしました。
・10/20(金)は朝一で土曜日におこなう個人的な「発表」の準備。出勤し午前外来、午後回診。単なる脱水だとおもって入院してもらった患者さんが、難儀な病気(手術が必要)を合併していることがわかり、いろいろ往生しました。でも帰宅は18時半過ぎにできました。で、ひたすら翌日の準備。
・10月21日(土)は、朝一で病院へ。重症の方が数人いるので、診てきましたが、比較的おちついており安心。昼から岡山(市)へJRでいきました。15時にドーミーインにチェックイン。まず、入浴、サウナ。16時過ぎにホテルを出て医学部へ、17時~18時まで、かってに生誕65周年記念講演と題して、自分の学んだことや経験したことを教室の仲間にお話ししました。最初本当にお気楽なつもりだったのですが、教授や准教授、助教の先生方もきてくださり15人くらい(だったかな)の方々に「講演」しました。用意した話の1/3位しか話せませんでした。オマケに話はあちこちにとび、「雑ぱくな話」というのは、こういうものだという典型でした。その後懇親会を教室のセミナー室でわきあいあいあと行いました。YouTubeで懐かしのメロディーをながしてもらっていたのも、良かったです。そもそも誕生日とは自分が感謝する日だと位置づけていたのですが、何とお花と記念の(オスカーのような)金色の像をいただきました。本当に有り難かったです。で、22時頃おわって、おとなしくホテルに帰りました。
・今回の企画を教授・准教授の先生が気に入ってくださったのか来年もしましょうということで、すでに2024/10/19(土)にすることになりました。この、1年間は死ねません。・・・余談ですが、准教授があの高名な日野原重明先生が、95歳の時5年先までスケジュールを組んでいたとの話をしてくださいました。ひょっとしたらそれが長生きの秘訣かしら。
・本日10/22(日)はドーミーインで6時半頃起床。まず、朝風呂、朝サウナ。それから朝食。いろいろ種類があってよろしかった。特に牛鍋というのがおいしく、ついおかわりをしていしまいました。10時半頃いったんホテルを出て、クレド内の紀伊國屋へ。日記とNHKテキストを買いました。12時前にホテルチェックアウトして、帰宅は13時頃。軽く昼食摂って、あとはいろんな事の整理。夕食は、配偶者と二人でもつ鍋。モツの味がでて、メッチャおいしかった。今までは、鍋は何かの麺で〆をするのが常でしたが、毎回食べ過ぎるので、今回はそれはなし。で、現在このブログを書いております。
・今日は21時台にサッサと寝て、明日は早起きして、早く病院へ行って重症の患者さんを診てから、訪問診療へでかけます。
腎嚢胞で下腿浮腫/病院、コンサート、銭湯
・通常単発の腎嚢胞が見つかっても患者さんには、全然心配ないですよと説明するのですが、量からに質への転化でしょうか、メッチャ大きいと問題を起こすようです。↓のようなレポートがありました。
Giant Simple Kidney Cyst Resulting in Leg Edema Due to Inferior Vena Cava Compression
Masatomo Ogata, Naoto Tominaga
Intern Med 62: 3091-3092, 2023
大きな腎嚢胞が下大静脈を圧迫して下腿浮腫が起こったとのことです。何らかの腫瘤で下大静脈が圧迫されて下腿浮腫がおこるということは、常に頭の中に入れておかないといけませんね。
以下日記
・本日10/15(月)は5時半起床。Safety-Ⅱの本を読みました。状態が悪い患者さんがおられるので、7時40分から10時過ぎくらいまで病院へ。幸いなことに昨日と比べてかなり状態がよくなられていました。一旦帰宅し、講義の準備。12時過ぎ家を出て岡山市へ。14時から16時ルネスホールで『マリオネットコンサートwith 伊丹典子』に参加。生まれて初めてポルトガルギターというものを聴きました。結構曲も盛りだくさん。時間が無くてプログラムに書かれていた1曲は省略されました。なかなか良かったですね。その後奉還町の西の端にある鶴湯というお風呂屋さん(銭湯)へ。なかなかレトロでした。ほとんど全ての四角い木の「ロッカー」の鍵が壊れており、財布・クレジットカードは番台にあずけました。お風呂はレトロな赤と青の蛇口。シャワーはなし。お湯はちょっと熱めでしたが、熱めが苦手なわたしでも入れました。(最近のサウナ効果かしら?)何はともあれ、ああ、昔はこんなんだったなと懐かしく思うのでした。実は、ネットで調べてルネスホールから歩いて3分の所にもお風呂屋さんあるようだったのですが、潰れていました。残念です。
・その後岡山駅構内の成城石井で買い物して19時まえに帰宅。惣菜とビールの夕食。その後医療安全と特発性間質性肺炎(iPPFE)の発表のスライド作成。で、このブログを書いております。これから寝にいきます。明日も早起きして医療安全のスライド作らないと。
椎茸はしっかり焼いて食べましょう/なんやかんやと忙しい
・遠い昔、書いたような気もするような無いような、もう記憶が彼方なのですが、シイタケ皮膚炎というかわった正式名称(と思う)の皮膚炎があります。NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポートがありました。
Shiitake Dermatitis
Eglė Janušonytė, Pünchera
N Engl J Med 2023; 389:1415
・『日の皮膚疾患治療指針 第5版』のなかの「特徴的な皮膚炎」という項の中に↓のような説明があります。
シイタケ皮膚炎:加熱不十分な生シイタケを摂取後,数時間から2,3日以内に強い瘙痒が出現する.搔破痕に一致した線状,播種状に配列する直径1~2mm程度の孤立性または集簇性の紅斑性丘疹,もしくは隆起する浮腫状紅斑である.
もうちょっとだけ、詳しい説明がUpToDateにありました↓
Shiitake dermatitis — Shiitake dermatitis occurs after ingestion of raw or undercooked shiitake mushrooms . Dermatitis is associated with the ingestion of lentinan, a polysaccharide component of shiitake species that is destabilized by heat. While classically associated with dermatitis in Japan, China and Korea, dermatitis is increasingly reported outside of Asia as cultivation and ingestion of shiitake mushrooms has increased worldwide.
Shiitake dermatitis may result from mushroom ingestion or from handling the shiitakes, which can cause an allergic contact dermatitis. Dermatitis is characterized by pruritic, erythematous, flagellate eruptions on either the trunk or the extremities and may appear from two hours to five days after consumption and last up to three weeks. Treatment is supportive. Corticosteroids and antihistamines can be used in severe cases.
・もし自分がなった場合、4,5日前にシイタケをたべたかどうか訊かれても忘れてますわな。
以下日記
・10/9(月)はおやすみ。前日、前々日にしっかり掃除をしたのでゴミが大量に発生したので、朝一でまず市役所のストックヤードに資源ゴミを持っていき、その後燃えるゴミを出しました。で、1日掃除と勉強。夕方は満天の湯にいきました。
・10/10(火)は、5時半過ぎに起きて間質性肺炎の勉強後出勤。恐れていたことにちょっと患者さんの状態が悪くなっていました。その他もいろいろあって、看護師さんや事務さんから本当にいろいろ話しかけられることがあり、カルテの入力作業の中断や温厚な私(ホンマか?)もかなりイライラして事故につながらないか心配でした。
・10/11(水)は、朝一で"Causal Inference: What If"を呼んで出勤。午前外来、午後回診、カンファレンス、患者ご家族と面談。
・10/12(木)は、朝一で玉島へよって重症の患者さんみてから水島へ。午前産業医学科外来。午後は玉島へ戻って仕事。通所リハビリのカンファレンスとご家族との面談。それにしてもちょっと時間に余裕があるなぁと思っていたら、大事な会議をすっぽかしていました。でも、誰も読んでくれなかった。帰宅後は"What If"の勉強会。ZOOMが最初つながらず焦りました。PCを言ったん切ったらつながって10分くらい遅刻して参加。
・10/13(金)は午前外来。午後から有給で、警察署まで運転免許証の更新へ。その後満天の湯へいって帰宅。10/21(土)に行う「65周年記念講演」のスライド作成。で、350mLの缶ビールと夏みかんのチューハイ350mLのんだら、ヘロヘロになりました。
・本日10/14(土)、10/21の「記念講演」のスライドを作っていました。その間2回病院より電話あり。そもそも昼から病院へ行くつもりでしたが、なんか憂鬱。14時半過ぎに病院着。重症の患者さんみて、指示出して、ご家族に電話で状況を説明して、あとは外来にこもって勉強会の準備。で、また重症の患者さんみて、18時44分帰宅。ネコたちにエサやって、夕食。その後このブログを書いております。これから、↓の本を読み出します。
デング熱の回復期の発疹/ああ小市民
・地球温暖化の成果、グローバリゼーションのせいなのか、日本でもデング熱が発生するようになりました。それについては厚生労働省のWebsiteをどうぞ(病気の説明もあります)↓
デング熱について
・で、NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEにデング熱の発疹の写真が載っておりました↓
Convalescent Rash of Dengue
Erika P. Ong, Frances V. Ho, B.S.
N Engl J Med 2023; 389:e28
・発疹は必発ではなく、私がみた本では24%の出現割合でした。その他眼窩痛が特徴的なようですね。もし、間違っているようならご指摘ください。
あっという間に以下日記
・昨日10/7(土)は、4時47分に自然に目が覚めました。で、SafetyⅠ、Ⅱの本をお腹がすくまで読んで、朝食。後は1日掃除と講義の準備。夜、配偶者と満天の湯へ。10月誕生日の人は1回無料のサービスがあり、メッチャ得した気分。(ああ、小市民)帰り近くの居酒屋?で夕食。メニューが豊富でそんなにお高くもなく、焼き鳥もおいしかったのですが、何とビックリ喫煙可みたい?法律に抵触せんの?喫煙が許されているなら、多分二度と行かないでしょう。
・帰宅後350mLのビールを1本。もうそれでふらふらで、このブログを書きかけたのですが、断念して就寝。
・本日10/8(日)は昨日と違い7時過ぎに起床。何か変な夢=タクシーの運ちゃんが、私の言った場所になかなか行ってくれず寄り道ばかりする。なんで、てきいたら「アンタ、いろいろ言うから」と・・・現実世界で、注意しよっと。
・1日掃除とあいまに勉強。押し入れの中掃除していたら、娘達の水泳関連のグッズやソリ(プラスチック製の簡易なもの)、空気で膨らませる丸いプール等が出てきました。泣きながらゴミ袋にいれました。(ウソ)それにしても、よう今までほったらかしとったな。
・20時過ぎ本日も配偶者と満天の湯へ。(なんせ、お風呂壊れているので)。露天風呂の「水位」が低いということで100円引きの750円。あちこち不具合(シャワーがでない、タイルが落ちそう、手すりがグラグラ)のところがあって、経営大丈夫か?と思ってしまいます。結構、気にはいってるんですけどね。22時15分頃帰宅。ちょっと洗濯して、念願のビールを飲んでこのブログを書いております。
マンガンによるパーキンソニズム/40数年ぶりの再会
・若かりし頃、神経内科の先生と一緒に、マンガン鉱をあつかっている労働者がパーキンソン病と診断されていたのをマンガン中毒と診断して労災の意見書を書いて労災認定されたことがあります。直近のNEJMに↓のようなレポートがあり、そのことを思い出しました。
Manganese Accumulation in the Brain
Roy Dayan, David Arkadir
N Engl J Med 2023; 389:1320
・お医者様の皆様、パーキンソン病と診断する前に良く環境と職業歴を聴いておきましょう。
あっという間に以下日記
・最近22時になったら、ものすごく眠くなります。なので、なかなかブログが書けません。ちょっと過去を振り返ります。
・10/2(月)は5時過ぎに起きて10/21(土)に行う私の65周年記念講演会(仮称)の準備をしました。出勤後午前訪問診療、午後病棟回診、夜間診療でした。帰宅してちょっと勉強しようと思ったのですが、配偶者がもう飲めないと私に山崎のハイボールの残りを「託した」ので、飲酒してしまいました。で、それにて酩酊にて勉強できず。
・10/3(火)も5時過ぎ起床。医療安全の講義の準備→出勤し午前外来、午後回診とびょじょうせつめい、夜間診療。帰りにコーナンによって買い物して帰宅。お勉強はSafetyⅠ、Ⅱ。
・10/4(水)は6時前起床。SafetyⅠ、Ⅱの本読んで出勤。午前外来、午後回診とカンファレンス、ご家族と面談。帰宅後もSafetyⅠ、Ⅱ。
・10/5(木)は5時半起床。まず"Causal Inference: What If"読んで、その後SafetyⅠ、Ⅱを読む。出勤して午前外来、午後回診と通所リハビリのカンファレンス。帰宅し20時30分から22時まで、"Causal Inference: What If"の勉強会。
・本日10/6(金)は5時22分起床。SafetyⅠ、Ⅱの本↓を読む。最初は何かわかりにくく、読みづらくいやになっておりましたが、読み進めるととても読みやすくなりました。多分本訳した人達が違うので、その翻訳の「力量」の違いだと思います。
Safety‐1 & Safety‐2―安全マネジメントの過去と未来
- 出版社/メーカー: 海文堂出版
- 発売日: 2015/11/01
- メディア: 単行本
・出勤して午前外来、午後職員の新型コロナワクチンの接種。自分も摂取してもらいました。そして回診。で、病院入り口の「受付」職員から電話。昔お世話になった○○という人が見えてますと。(当院の患者さんのカンファレンス?でみえていたみたい)聞き覚えのある名前だったので、ひょっとしてあの日とかなと思い何歳くらいですかと聞いたら50代位という返事。うーーん、その年代ではないのだがといぶかりながら病棟からおりていったら、学生時代サークル(「民医研=民主医療研究会」)で一緒に勉強していた看護師さん。年齢は64歳。お若くみられていましたね。今でもお仕事中。何か、昔一緒に学んだ仲間が今でも現役で働いているのをみると嬉しくなってきます。たった、数分話しただけですが、エネルギーをもらいました。
・そういえば「野村拓先生を偲ぶ会」で何十年ぶりかであった学生時代からの知り合いで現医学教育専門の教授(もうすぐ退職)とあったのですが、その時もちょっと懐かしかったのですが、今回ほどではなかったですね。そのわけは、間接的に教授の活動、講演を時々見聞していたからでしょう。今回、本当に40数年ぶり。何か、嬉しい。・・・なので、帰宅して乾杯。(関係無いけど)と言うことで、酔っ払ってこのブログを書いています。
・昔の知り合いがあちこちで活躍しているのを見聞きすると何故か嬉しくなりますね。
慢性咳嗽の原因としての大血管炎/祭りの後で昼から酔っ払う
・標題のような大血管炎が慢性咳嗽の原因だったとおもわれるレポートがありました↓
Large Vessel Vasculitis with Chronic Cough
Hisatoshi Okumura, Satoshi Inaba, Atsushi Kawashima
Intern Med 62: 2927, 2023
・上のレポートでは、大血管炎としか書かれていませんので、高安病なのか巨細胞性動脈炎かは不明です。
・血管炎症候群の簡潔な説明は↓
2012年 国際Chapel Hillコンセンサス会議による血管炎の改訂命名
・血管炎症候群の診療ガイドラインは↓
【ダイジェスト版】
血管炎症候群の診療ガイドライン(2017年改訂版)
・慢性咳嗽の原因の鑑別診断に血管炎をいれることにします。(いつまで、記憶が保持されるかは自信のないところですが...)
以下日記
・本日10/1(日)は5時40分起床。朝一で↓をよんでおりました。
・その後は地域の荒神社へ。昨日そこのお祭りがあり、本日は後片付け。8時集合ということで、7時45分に行ったら既に片付けの作業がはじまっておりました。恐るべし、田舎時間。8時半頃帰宅で、そのながれで1時間くらい草刈りしました。その後シャワー浴びて、↑の本を読んでおりました。11時に家を出て11時半から1位時間弱玉島の武田屋湊というお店で配偶者とランチ。そこで、炭火焼きステーキと普通のステーキを頼んで食べ比べしたのですが、まったく違うものっ!私は炭火焼きステーキが好みでした。その後少し通町商店街というのを超久々に歩いたのですが、とても悲しいシャッター街。何かのイベントの時だけ人があつまるのね。その後帰宅。真っ昼間からビール+αをいただき、お昼寝。昼寝後は、細々した事務作業、調べ物、読書。夕食はお好み焼き。また、↑の本読んで、現在夏みかんのチューハイ飲んでこのブログを書いております。これから寝ます。また、明日からツライ仕事が始まります。大きな事はなにもありませんように。インシャラーメンダブツ。