SSP: RP(再発性多発軟骨炎)/呼吸器学会
・私は、気管支喘息の患者さんを何百人か診てきましたが、その中にひょっとしたら標記の再発性多発軟骨炎(以下RP)の患者さんがいるのではないかとビクビクしております(いつもでは無く、時々)が、今日呼吸器学会で患者会のブースがあって「RP白書」をもらいました。帰りの新幹線の中で全部読みましたが、病像や患者さんのご苦労が分かりました。診断については、耳介や鞍鼻がないとRPの診断は難しいだろうと思っていましたが、白書をみるとその通りみたいですね。で、SSPとして、患者先のホームページが↓
メールアドレス↓
上記に連絡したら、多分私がもらったRP白書もらえると思いますが...
・ちなみにRPの基本的な説明は、難病情報センターの下のサイトをご覧あれ↓
http://www.nanbyou.or.jp/entry/740
以下日記
・今日は東京八重洲のホテルで7時頃起床。7時半頃チェックアウトして、24時間営業のそば屋さんで「朝蕎麦」(と言うメニュー)。そして、東京国際フォーラムへ。8時半より呼吸器病学会参加です。午前中は、「呼吸器疾患の免疫治療を考える」というシンポジウム。最初に免疫研究の成果のレビューがありましたが、幸いなことに『新しい免疫入門』を読んでいておかげで、それなりについて行けました。気管支喘息の免疫療法の話がありましたが、こりゃーやっぱりやらないけんなという思いになりました。お昼は、ランチョンセミナ-「マイコプラズマ感染症の第一選択薬は?」へ。これは、日頃疑問に思っていたことなので、参加。ここで「肺炎マイコプラズマ肺炎に対する治療指針」というのがあるのを知りました。(でも、まだインターネットでみられないみたいです。もし、見られるサイトをご存じの方は教えてください)。
・午後からは症例検討会、3例。こういう検討会は相変わらず稀な疾患がでるもので、こんなん分からんわっ!という感じですわ。まあ、鑑別診断を上げる訓練にはなってよろしいが...
・そして、帰路につきました。で、上記に書いたように「のぞみ」の中でRPの白書を読みおえました。こういうものは、タイムリーに読んでおかないとあとで読む機会を失したり、モチベーションが低下するので、一気に読んでしまうのがよろしいですね。
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