腫様随伴性肢端角化症/金沢観光ＤＡＹ１

・ステッドマン医学大辞典改定第６版にparaneoplasia＝腫様随伴病変という言葉が載っており、その意味は「悪性新生物に関連して起こる、ホルモン、神経、血液、他の臨床上ならびに生化学的以上で、原発巣の浸潤、転移巣に直接関係ないもの」と書かれています。「他の臨床上」というところで、皮膚病変も大切だと思います。NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポートがありました。

Acrokeratosis Paraneoplastica

Frank S. van Leersum, M.D., and Xiaomeng Liu, M.D.

N Engl J Med 2015; 373:2161November 26, 2015

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1502488

・皮膚病変がなかなか治らないとき、悪性疾患がかくれていないかという考えがすぐに頭に浮かんでくれば良いのですが．．．

以下日記

・本日午前中は民医連呼吸器疾患研究会２日目。教育講演３本と記念講演、そして全体討論でした。記念講演は民医連のレジェンドと言われている（？）莇昭三先生。先日に引き続き感銘を受けた講演でした。この2日間感銘受けることしきりでした。莇先生の本を購入し、ミーハー的にサインをもらいました。（莇先生は以前から面識はありましたが）遠い昔、莇先生の医療学概論という本を勉強したものです↓

医療学概論―患者との共同の営みとしての医療

• 作者: 莇 昭三
• 出版社/メーカー: 勁草書房
• 発売日: 1992/07
• メディア: 単行本

・12時過ぎに研究会は終わり、午後は観光。友達にない私はいつものようにお一人様で行動です。ホテルで一服後近江町市場へ。すっごい人でした。14時頃行ったのですが、市場の中の食べ物屋さんはほとんどが長蛇の列。市場の中全体を歩きまわったあとちょっと待ったらあきそうなお店をみつけ、予想通り少しの待ち時間で入れて海鮮丼。まあまあのお味。その後長町武家屋敷跡へ。実はあまり期待しておらずとりあえず行ってみるかという感じでいったら、なかなか風情があってよろしい。野村家、旧高田家跡、足軽資料館、長町友禅館、老舗記念館等みてまわりました。（加賀の足軽って結構いい暮らししていたのね、というか歴史を全然知らない自分を再認識）加賀友禅の色合いきれかったな。娘達にきせてやりたく思いました。その後、にし茶屋街にいきましたが、暗くなっており、お店もすくなく、ちょっとものたらず。そこに行っただけという感じでした。そして周遊バス左回りルートでぐるっとまわって金沢駅にもどり、一旦ホテルで休憩。ちょっとして夕食食べに再び近江町市場へ。ほとんどお店はしまり、人は閑散。お昼いっぱい行列が出来ていたお寿司屋さんにはいりましたが、味はまあ、こんなものかという感じでした。その後めいてつエムザでお土産買ってホテルへ。そして、20時10分より金沢駅前のイオンのなかにある金沢フォーラスという映画館で『００７ スペクター』をみました。まあ、突っ込みどころ満載でしたが、こんなもんでしょう。それなりに、おもしろく観ました。その後はホテルにもどってこのブログをかいております。アルコールははいっておりません。どうも木曜日の夜飲み過ぎたのが効いていて、お酒飲む気になれません。超残念。

・明日の予定は、朝一でひがし茶屋街へいって21世紀美術館、県立美術館をはしごしようと思っております。問題は、お昼ご飯をどこで食べるかです。

・そうそう、映画館でチケット買うとき１３００円ですといわれました。これはレイトショーの料金です。わたし５５歳以上ですけどといったら失礼しました、何か年齢の確認できるものをということで免許証をみせて１１００円でした。若くみられたのね。チケットにはハッピー５５と書かれていました。年取っていいこともあるわね。

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