SSブログ

肺がんのステージングが違ってくるね、サルコイド反応/要チェック伊賀拓郎

・肺がんの治療は、そのステージ(病期)によって、変わってきますが、肺門・縦隔リンパ節転移はその病期を決めるのに重要。大体肺野に肺がんがあって、縦隔のリンパ節腫大があったら転移と考えちゃうのですが、サルコイド反応というのもあるとのこと↓

肺癌に合併したサルコイド反応によるリンパ節腫大の3例

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jacsurg/30/5/30_633/_pdf

【抄録】 悪性腫瘍にサルコイド反応によるリンパ節腫大を認めることがあり,転移・再発との鑑別を要する.肺癌に合併したサルコイド反応の3例について報告する.症1は65歳男性.右下葉S9のすりガラス陰影と縦隔リンパ節腫大を認め,右下葉切除術施行.症例2は68歳女性.右上葉S3のすりガラス陰影と縦隔リン節腫大を認め,右上葉切除術施行.症例1・2ともに高分化腺癌(T1aN0M0)で縦隔リンパ節に類上皮肉芽腫を認めた.症例3は51歳男性.右上葉2の低分化扁平上皮癌(T3N0M0)術後経過観察中に縦隔リンパ節腫大を認めた.右鎖骨上窩リンパ節生検により類上皮肉芽腫を認めた.3例ともサルコドーシスを示唆する他臓器病変や結核などの感染症を認めずサルコイド反応と考えた.悪性腫瘍にサルコイド反応によるリンパ節腫大を認める場合がある.転・再発との鑑別のために組織診断を行うことが望ましい.

・安易にあなた進行肺がんですよと言わないようにしないとね。

 

以下日記

・ちょっとブログのアップがとんでいましたので、振り返りを。

・7/17(日)は午前中は勉強。午後から配偶者と岡山へ。イオン岡山でお昼ご飯食べて、買い物して、16時よりさん太ホールというところで上妻宏光"Standard Songs feat.” 佐藤竹善 というコンサートに行ってきました。上妻宏光の曲は好きで何枚もCDは持っていますが、今回初めて生で聴くことに。当然曲もよかったがトークもおもしろかったです。そしてあらたな収穫はピアニスト。伊賀拓郎という人のピアノがとても良かった。ちょっとこれから気をつけてフォローです。先程、彼のWebsiteを見付けましたし↓アマゾンでCDも注文しました。CD届くのが楽しみ。

http://www.geocities.jp/mintblancmanche16_trick/

・ところで、今回会場限定のCDが販売されており、それを購入すると握手会に参加できるとのこと。別に握手会目当てでCDを買った訳では無いですが、購入し、せっかくの機会だから握手会に参加。演者自身にリアルに会えて、言葉を交わし握手ができるとは夢にも思わなかった。もう、右手は洗わないぞ・・・職業柄無理ですね。

・7/18(月)は1日勉強と掃除、草抜き。それで1日が終わりました。

・本日7/19(火)は1日大学院。お昼に私の自己紹介と問題意識のプレゼンテーション。獲得目標として5回笑いを取るというのを掲げましたが、目標は達成しました。午後からは、本来MPH(Master of public health)の講義に先生方から参加を要請され2コマ聴講。一つは地域包括ケア、二つ目は健康危機管理(東北大震災と熊本の震災の時に具体的な対応内容)。なかなかおもしろくて勉強になりました。帰宅は20時20分頃。入浴、夕食で、現在このブログ書いています。今日は勉強に疲れましたので、

・明日は午前外来、午後カンファレンス、夜間診療、開業医さんとの勉強会。帰宅は22時近くになるでしょうね。ここを乗り越えたら何とかなるか。

 

 




にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0