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孫引き注意/ナイブズ・アウト観てきました。

以前この「ブログ」の「マイ手帳大賞」で、半藤一利氏のインタビュー記事で言っていた言葉、「誰かが言っていましたが、歴史から学ぶことができるただひとつのことは、人間は歴史から何も学ばないということだ」を引用しました。で、もとのことばが誰なのか非常に興味あったのですが、たまたま↓の本を読んでいると誰の言葉かわかりました。


古典のことば―岩波文庫から (岩波文庫 (別冊10))

古典のことば―岩波文庫から (岩波文庫 (別冊10))

  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2020/02/02
  • メディア: 文庫
・ヘーゲルの『歴史哲学講義』の中で、「経験と歴史が教えてくれるのは、民衆や政府が歴史から何かを学ぶといったことは一度たりともなく、また歴史からひきだされた教訓にしたがって行動したことなどまったくない、ということです。」とありました。ただ、これは上の本からの孫引きで有り、私が直接『歴史哲学講義』で確認したわけではないので、皆様「孫引き」ですので、100%信じずに、自分で裏をとってくださいね。・・・で、裏をとるために今日丸善によって岩波文庫の『歴史哲学講義』をぺらぺらっとみたのですが、当該の箇所は分かりませんでした。後日きちんとこの本をよまないと...
・なお、半藤氏は『「昭和史」を歩きながら考える』という本の中で、ヘーゲルの言葉として引用されています。
(ただ、ヘーゲルの言葉を短くしています)
以下日記。
・本日2/2(日)午後から配偶者、三女と3人で岡山(市)へ。オランダ通りでランチ食べた後シネマクレールで、ナイブズ・アウトを観ました↓
・多分アガサクスティーへのオマージュ・パロディ満載なんでしょうが、ほとんどアガサクリスティは読んでいないので、多分面白さ半減なのでしょうね。(話のはじめで黒い犬がでてくるので、これはシャーロックホームズへのオマージュかなと思ったりしましたが。)でも、ところどころコミカルで笑えました。トリックは、ミステリーでよく使われる本人が意識していないのにやっちゃった、共犯じゃ無いけど共犯みたいになっちゃったというものでしたね。よく分からないのは、遺言が最後の方であのように書き換えられたのかということです。まあ、そういうのもあるのかと思いますが、もうちょっと必然性がないのかなと思ったりして。それにしても、ダニエル・クレイグ太っちゃったんじゃない?
・しかし、標題のそもそもナイブズ・アウトって、どういう意味なんでしょうね?「ナイフをだす」?

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