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シップで胃潰瘍/事務作業と掃除とビールの日々

・外来しているとあちこち痛いところにいっぱいシップを貼っておられる患者さんがおられます。医師が処方したものもあれば市販薬もあります。注意書きを見て患者さんも喘息なんかには危険だと認識されている人も最近は多い印象を受けます・・・アスピリン喘息と言って(私はこの言葉は好きではないのですが)解熱鎮痛剤投の仕様で大きな喘息発作を起こすタイプのものがあります。以前は、他のDr.から解熱剤もしくはシップを処方されて大きな発作を起こして受診される患者さんがたまにおられました。つまり、皮膚に貼っても全身に影響があるということです。で、シップの概要でも胃潰瘍がおきるというお話↓



NSAIDs経皮製剤(湿布)が原因と考えられた胃潰瘍の1例


木本 正英, 更屋 勉, 新井 諒也, 津島 寿幸, 山西 行造


日本プライマリ・ケア連合学会誌 2019 年 42 巻 3 号 p. 158-161





【抄録】日常診療において,非ステロイド性消炎鎮痛薬(以下NSAIDs)経皮製剤(湿布)による消化管粘膜障害な
どの有害事象に十分留意はされていない.しかしながら,本来1~2枚の局所投与目的で使用すべきNSAIDs経皮製剤が,患者判断で複数枚連日長期使用されていることが少なくない.4枚を超える多数枚を常用すると,使用枚数に比例してNSAIDsの血中濃度が増加して経口剤同様に有害事象を発生させる可能性がある.

今回,2年にわたり治癒が遷延した胃潰瘍が,経皮製剤の使用中止によりただちに治癒したという症例を経験した.①Helicobacter pylori(以下H.p.)未感染,②NSAIDs内服歴なし,③経皮製剤の処方が他院によるため未把握のまま常用されていた,という偶然が重なったことにより,経皮製剤が上部消化管の粘膜障害の原因となることを特定し得た.そこでこれを報告し,NSAIDs経皮製剤の危険性や適正使用について若干の文献的考察を行う.


・なので、どうしてもあちこち痛い場合は、アンメルツのようなものを利用しましょう。

・余談ですが、胃潰瘍と言えばピロリ菌、肺癌と言えばタバコという単純思考はやめましょう。


以下日記

・12/28(月)は、6時半起床。午前中はお勉強、午後から出勤し回診、夜間診療、回診、事務作業して19時半過ぎ帰宅。お風呂入ってちょうど夕食時頼んでいた京都とベルギーのビールがそれぞれ到着。その中から1本ずつ飲んで酔っ払い状態。

・12/29(火)は6時起床。出勤し午前外来、午後回診。(本来大学院ですがお休みなので)途中ナフコに買い物。夜、近くの理容室でボッサボサの頭をスポーツ刈りにして20時11分帰宅。お風呂入ってお好み焼きの夕食。当然ビールも。食べ過ぎて苦しい。

・12/30(水)はお休み。7時20分に起きて朝食後「出勤」・・・9時40分から13時50分まで病院で「仕事」:外来と医局で電子カルテで入院患者さんの記録を見て大きな問題なさそうだったので病棟へは寄らずひたすら主に外来診察室で事務作業。途中事務作業に疲れて近くの公園で40分ウォーキング。ちょうど遊びにきていた3,4歳のこどもがすれ違いにオハヨウゴザマースと挨拶してくれて、こちらもおはようござますと返事、もうお昼だったけど。かわいいなあ。子供達が幸せに多きになって欲しい。14時21分帰宅し一服後掃除。昔の資料を整理していた、結構難しげな英語の文献も出てきてちゃんと線引いて最後まで読んでいて、おれってちゃんと勉強してたやんと感心。夜は、餅入り焼きうどん。本日はビール1本にとどめました。で、早めに寝ることにします。

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