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石膏によるじん肺/4月からの働き方について四者面談

そもそも石膏とはなんぞや。↓の業者さんのwebsiteがわかりやすいかな?

http://yoshino-gypsum-sales.com/gypsum.html

・で、そおいう石膏でじん肺が起こるそうです。↓の様な症例報告がありました。

陶磁器石膏型職人に発生したじん肺症例の1例

http://www.jsomt.jp/journal/pdf/063010054.pdf

要旨:【症例】84 歳,男性.【粉じん曝露歴】陶磁器石膏型製造業に47 年間従事.学徒動員にて土管製造業に約1 年間従事.【胸部X 線写真経過】石膏型製造業従事後25 年経過した43 歳(1971年)時に初めてじん肺健診を受診したところ,粒状影を認めPR1 と診断された.46 歳時にはPR2,
60 歳時にはPR4A,70 歳時にはPR4B と徐々に進展した.【考察】本症例は,最初に健診を受けた1971 年以後40 年余の経過をたどることができ,胸部X 線写真画像所見は極めて緩徐に進展している.学徒動員にて土管製造による粉じん曝露を短期間受けたと考えられるが,18 歳以降は石膏型製造業に従事し他の陶磁器生産工程に従事していない.少なくとも18 歳以降は石膏粉じんのみに曝露され,窯業において多く発生する遊離珪酸を含む粉じんには曝露されていない.石膏は,その粒子径は平均15μm~45μm とされているが,1μm から50μm 程度の粒子径を持つものも存在すると言われている.粒子径10μm 以下の粉じんは肺胞内に沈着する可能性がある.今回病理学的検査が行えず確定はできなかったが,臨床経過や長年職業的に粉じんを吸入していることから,本症例はじん肺と診断するのが妥当であり,その原因として石膏粉じんの吸入による可能性が高いと考えた.石膏は産業現場のみならず,芸術・工芸や教育の場でも広く用いられており,今後石膏粉じん曝露とじん肺発生についての調査が必要と思われる.
(日職災医誌,63:54─59,2015)

本文の一番最後に「石膏は産業現場のみならず,芸術・工芸や教育の場でも広く用いられており,今後石膏粉じん曝露とじん肺発生についての調査が必要と思われる.」と書かれていますが、私も芸術の場でのじん肺発生はないのだろうか興味あるところです。芸術家はほとんどが自営業でしょうから、職業性疾患が一般労働者より明らかになりにくいと思います。・・・モディリアーニって、じん肺じゃなかったのかしら?知っている方がおられたら教えてください。

以下日記

・今日は5時半に起きて朝勉少し。朝食後ゴミを一杯出して出勤。午前中外来、午後外来、夜間診療(これはほとんど患者さん来られず、エアーポケットですな)。薬の説明会30分。その後院長、事務長、診療部長と4月からの私の働き方(主に外来スケジュール)について面接。診療部長のDr.Jはなかなか厳しいお方で、極力私の外来単位を維持しようとせまってきました。わたしも、つらい。

・20時前に病院出て、三女の大学の入学金をコンビニのATMでおろし、車にガソリン入れて20時半帰宅。入浴、夕食、そしてこのブログ書いています。もう眠くなってきたので、夜の勉強はせず寝ます。


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コメント 1

ヘモシー

1コメテストだよ

by ヘモシー (2015-02-10 17:53) 

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