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ガングリオンによる後骨間神経麻痺/講義についていけたぜよ

・ガングリオンとは、『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


ガングリオン嚢胞 ganglion cyst [同義語]ガングリオン ganglion,結節腫

腱鞘に付着したり関節腔と交通を有し,内部に透明な粘液を容れた薄い結合織性被膜からなる嚢胞。手足に多く,しばしば多胞性である。関節や腱鞘滑膜のヘルニア形成や結合織の粘液変性により生ずると考えられている。指関節に生じ皮膚が透明化した場合は粘液嚢腫(mucous cyst)と称される。

・後骨間神経とは、↓の整形外科学会のサイトでは、「後骨間神経は肘の辺りで橈骨神経から分岐して回外筋にもぐりこみ、指を伸展する(伸ばす)いくつかの筋肉を支配します。」と説明されております。

前骨間神経麻痺と後骨間神経麻痺

・で、標題のようにガングリオンで後骨間神経麻痺が起こるというレポートがありました。ほーっ、と思いながら読みました。
Posterior Interosseous Nerve Palsy Caused by a Ganglion
Internal Medicine 58巻(2019)11号
・論文の最後に”We emphasize the importance of investigating the possibility of a ganglion as a treatable cause of mononeuropathy "と書かれていますが、そうなんですよね。ガングリオンって、必ずしも表層のみにできるわけではないので。でも、きっと診察場では思いつかないでしょう。上記整形外科のサイトで、「後骨間神経麻痺は下垂手と感覚の障害のないことで診断できます」と書かれいますが、感覚障害を確認するのがだいじですね。
以下日記
・本日6/1(土)は、6時起床。今週不調でしたが、倦怠感はとれましたが、咳、痰は継続中。本日1日医学部でSPSSを使った統計の集中講義。咳がひどかったら、途中退席しようと思って出席しましたが、なんとか咳き込みながらも最後まで聴講しました。(遠慮して一番後ろの席に座りましたが、咳はある程度でていたので、うるさかったかもしれません)この講義を入学して最初に聴講したときは、泣きたくなるくらいついて行けなくて、別の日の早朝、もしくは夜に講義室でSPSSをいじってました。でも、今回は100%とは行かないまでもほぼついていけました。さすがに、ちょっとは成長しましたな。(しかし、死期が近づいていますが)
・講義後、咳がなくて体調良ければ映画でも観て帰ろう先週は思っていましたが、残念ながら寄り道せず帰路へ。19時半前帰宅です。お風呂入って、「チコちゃんに叱られる」の録画を見ながら夕食。その後ちょっとだけ論文関係の統計ソフト触ってこのブログを書いています。現在、もう寝ようか、Amazon Prime Videoを観ようか葛藤中、荒井注(これギャグ?が分かる人がどれだけいるか?)


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