風疹患者の口の中/右反回神経麻痺治癒
・最近それなりのお年の男性の方も風疹抗体価を測定にちょくちょく受診されるようになりました。風疹は女性だけの問題ではないということが認識されてきているのでしょうか？↓のようなレポートがありました。
Forchheimer Spots in Rubella
Mai Fukuda, et al.
Intern Med 59: 1673, 2020
・本文に書いているように風疹に特異的ではなく、他疾患、↑の論文を引用するなら
These spots are not specific to rubella and can be seen in cases of measles, scarlet fever, and other systemic infections.
ということです。うえでother systemic infectionsといっているなかにデング熱もはいるのでしょうか？↓のようなレポートがありました。
Oral Manifestation Like Forchheimer Spots of Dengue Fever
Kei Yamamoto
Am. J. Trop. Med. Hyg., 101(4), 2019, p. 729
・で、もとにもどって風疹でのこの病変については↓
皮膚科Q&A
・さて、Forchheimerをどう発音するかです。↑のページでは、フォルヒハイマーと書いています。ドイツ語読みですね。ところが、私の持っている『医学英和大辞典』では、フォルクハイマーとなっています。weblioではフォークハイマーとなっています。名付け親（と私が勝手に想像している）Frederick Forchheimerはアメリカのお医者さんみたいです。↓
EPONYMS LINKED TO "SIGNS" IN THE DERMATOLOGY LITERATURE
・綴りから見るとドイツ系だと思うのですが。ドイツ語読みだとフォルヒハイマー英語読みだとフォークハイマーとなるのでしょうか？まるで、Swan-Ganzカテ―テルをスワンガンツかスワンガンスかということになるでしょうか？このようなことはどうでもいいやんと思われる方もいるでしょうが、辞書や検索エンジンで検索するとき結構面倒なので、きちんと統一してもらえたら初学者には手間が省けてよろしいのですが．．．
以下日記
・昨日7/6(月)は５時半起床。朝勉しました。で、通常は午前中ＺＯＯＭで大学院の勉強会なのですが、それは欠席して天下のＫ中央病院へ。昨年１２月中旬に突然発症した右反回神経まひ（声帯まひ）のフォローのための受診です。喉頭ファイバーで声帯が正常に動くことが確認され、反回神経まひは治癒したと判定されました。結局「原因」は、特発性（医学用語で、原因はようわからんということです）。まあ、エガッタエガッタ。残るは右下肢の静脈血栓ですね。
・午後からは出勤、病棟回診、夜間診療、そして宿直でした。大きなことはなく、ちっさなことに対応。
・本日7/7（火）は、いったん夜中の１時前に起こされましたが、その後は起こされることなく６時３５分起床。シャワー浴びて朝食摂って、病棟回診。朝礼後午前外来でした。大きなことなく終了。午後から患者のご家族に病状説明と今後の方針確認。その後ＣＯＰＤの患者さんの非侵襲的陽圧換気（ＮＰＰＶ）の導入。本来午後は大学院の日ですが、仕事がまわらず結石じゃなくて欠席しました。夕方帰宅。机の上の書類や手紙、読み物を処理を１９時くらいまでして、入浴、夕食。その時ビールとジンを飲みました。で、このブログをかいております。
・本日診療ではないですがちょっとしたミスをしてしまいました。先週も宿直明けで外来でもうちょっとうまい対応ができたのと反省することあり。やっぱり、宿直して仕事するとパフォーマンスが下がります。日頃宿直嫌だイヤダと叫んでますが、ほんと、医療安全上宿直をすべきでないお年頃になっている感じです。
・さて、ブログのアップが終わったら歯磨きして寝ます。明日は、本日ＮＰＰＶ導入した患者さんが、とても楽になったといってくださればとっても嬉しいのですが、はたしてどうか？
・オマケ：昨日見つけた自分の難解なミスタッチ：毛付け危険さは大きな問題なし・・・田舎の人が、植毛には危険がないといっているのか？本当はこうかきたかったは何行か空白の後。
血液検査は問題なし。
2020-07-07 21:55
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