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アドボカシー/コロナ感染症予防のための面会制限にはつらいものがある

アドボカシーadvocacyという言葉が日本の医学会にも徐々に広がっているのでしょうか?少なくとも社会疫学、社会医学の中では使われていると思います。また、医学教育、医師養成の中でも使われていますが、言葉の定義というか使われ方はいろいろみたいです。リーダス英和辞典では、弁護、支持;唱道、主張とかかれてありジーニアス英和辞典では、擁護、弁護、弁護士業務、オクスフォード現在英英辞典ではthe giving of public support to an idea, a course of action or abeliefとあります。現在恐れ多くも私が監事をしている日本社会医学会の機関誌『社会医学』第36巻2号2019年に「社会医学とアドボカシー:外へ内へ」という特別方向があります。ご参照ください↓





上の論文の中で生物・医学系出版社のエルゼビア社が武器見本市に関わっていてそれをやめさせたという話が出ています。これについては私もリアルタイムにこの問題をみて、lancetの編集委員会さすがだなと思ったものですが、それを支えたのは様々なアドボカシーだったということが認識できました。・・・日本のお医者さんがこの話をどれくらい知っているか知りたいものです。


以下日記

・本日12/18(金)は、5時起床。朝勉としてACP(アドバンス・ケア・プラニング)の本を読みました。8時前に病院についてスクラブに着替えたらすぐPHSが鳴って私の患者さんの状態悪化と言うことでした。宿直のDr.が対応してくださっていたのですが、お亡くなりになりました。亡くなられた患者さんは、心臓と肺に疾患があり回復は難しい病態でしたが、入院時より一時的に状態が良くなっていました。その状態の時に御家族に会って欲しかったのですが、コロナ感染症のための面会制限および御家族の交通手段が十分ないため会うことができませんでした。非常に残念ですが、日本全国こういうことが起こっているのでしょう。

・午前中外来、かなり忙しかったです。14時前に昼食。その後病棟よって、患者さん(ターミナルステージ)家族と面談、回診、事務作業。やることは残っていましたが、もう疲れていたので17時20分に病院出て18時前に帰宅。お風呂入って夕食。コロナビールのんでその後ジン、テキーラのカクテルを飲みながらこのブログを書いております。これからちょっとだけACPの本を読んで早めに寝ます。


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