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急性喉頭蓋炎の患者の何%が気切をするか?/久々のレンタル

外来、特に当直していて絶対来てほしくない疾患のひとつに 急性喉頭蓋炎がありますね。しかし、ほとんど教科書的なことしかしらないので、果たしてその実態は?↓のような文献がありました。

急性喉頭蓋炎285例の臨床的検討

日本耳鼻咽喉科学会会報 Vol. 118(2015) No. 11

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/11/118_1301/_pdf

【抄録】 急性喉頭蓋炎は急速に気道閉塞を引き起こし, 死に至る可能性がある感染症である. 呼吸困難がある症例では速やかに気道確保を行うことは言うまでもないが, 喉頭蓋や披裂部などの腫脹はみられるものの呼吸困難を生じていない症例に対して気道を確保すべきか判断に迷うことが多い. 1998年1月から2014年12月までの17年間に埼玉医科大学総合医療センター耳鼻咽喉科において入院加療を行った急性喉頭蓋炎285例 (男性180例, 女性105例, 平均年齢49.6±16.3歳) についてその臨床像を後方視的に解析した. 咽頭痛は全例にみられ, 呼吸困難感を訴えた症例は62例 (21.8%) であったが, 他覚的に高度な呼吸困難症状を呈した症例は17例 (6.0%) であった. 気道確保を行った症例は27例 (9.5%) であった. また, 喉頭蓋および披裂部の腫脹の程度によって, 急性喉頭蓋炎の重症度を1点から5点まで5段階に重症度スコアとして評価した結果, 他覚的に高度呼吸困難症状を認めた症例および気道確保を要した症例はすべて重症度スコアが4点以上であり, 今後前方視的な検討を要するものの, 重症度スコアは気道確保の適応を決定する上で有用と思われた. さらに, 気道確保を施行した群と施行しなかった群とを比較すると, 前者では有意に初診時の白血球数と体温が高く, 咽頭痛出現から初診までの日数が有意に短かったが, 初診時の血清 CRP 値は両群間で差はなかった。 

本文中に、「気道確保を要した症例の割合は報告によって異なり,0%~22.7%まで幅がみられる.医療機関が第3次救急機関である場合,入院症例のみを
検討対象としている場合,比較的早期から予防的に気道確保を行っている場合では気道確保の頻度が増加するものと思われる。」とありました。ヘーッ、医療機関によってこんなに気道確保に差があるのね。季節されるのやだけど、しないと窒息恐いし。気切をせずにねばる医療機関とはやめにやっちゃ区医療機関、自分が患者だったらどっちがいいか?こりゃー、きめられませんわ。

以下日記

・今日は5時半起床。30分弱眠気覚ましにfacebook見てから、朝勉しました。その後病院へ行って、ちょこちょこすることして、それから眼鏡市場に行って眼鏡ちょっとなおしてもらって、それからTSUTAYAで文具買って、CD借りて12時過ぎ帰宅です。昼食後ちょっと勉強して、眠くなって1時間ほどお昼寝。それから勉強したり、かたづけしたり。夕方義父の家の裏庭の草刈り。そして、入浴、夕食=もつ鍋。現在私も配偶者も腹を苦しがっております。ちょっと落ち着いたらアルコール摂取といきたいところです。  

・TSUTAYAでは落語のオムニバスのCD二組、ギター(村治佳織)、二胡(姜建華)、女声(ウェステンラ・ヘイリー)を借りました。(久々のレンタル屋さんで、本来棚にならんでいるとき入れている外側のケースから取り出してもっていかないといけないのに、ケースごとレジにもっていって注意されてしまいました)最初何故かiTuneにコピー出来ず往生しましたが、現在うまく行き出しました。それでは、おやすみなさい。

                                     




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