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見事な粟粒結核の写真/アルコール在庫一掃計画進行中

粟粒結核とは『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


粟粒結核
ゾクリュウケッカク
[英]miliary tuberculosis

結核菌が大量に血行中に入り,多臓器に播種して多数の結核結節を形成する病態。従来は初感染に引き続いて発症する小児・若年者にみられた早期播種型が多かったが,近年は感染後かなりの時間を経て発症する晩期播種型の比率がかなり高くなっている。晩期播種型はいわゆる日和見感染の1つとして発症することも多い。なかでもステロイド剤や免疫抑制薬投与による発症症例が少なからず認められ,外国ではエイズ患者での発症が問題となっている。臨床症状は全身炎症反応に基づく発熱,食欲不振,体重減少,盗汗などが典型例では認められる。不明熱の一因にもなる。肺病変に関して,胸部X線上では異常所見が認められなくとも,CTで小結節陰影が発見されることもある(写真)。ツベルクリン反応の陽性率は低い。結核菌の検出は喀痰,胃液から60%,骨髄穿刺では16~33%,尿からは14~42%と報告されている。抗結核薬による化学療法が有効であるが,解熱までの期間が1か月以上かかる症例が過半数を占めるとされる。

・で、NEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに典型的な粟粒結核の胸部レントゲン写真がでていたので、シェア↓


Miliary Tuberculosis


Jerald Pelayo, M.D., and Kathleen Ruddiman, D.O.


N Engl J Med 2020; 383:e78 Sep 17、2020





あっというまに以下日記

・本日9/17(木)は、6時起床。朝勉ちょっとだけして出勤。病棟よって、午前外来:順調に早くおわるとおもったら救急搬入あり、急に忙しくなりました。昼食食べながら会議、その後も会議。それから病棟よって、夕方ターミナルステージの患者さんのご家族と面談。その後薬(ビレーズトリ)の説明会:なかなかよさげな薬のような気がするのですが、すぐには使えないでしょうね。

・18時30分帰宅。明日の呼吸管理の講義のための準備をさっきまでしておりました。途中、夕食、入浴はありましたが。で、このブログアップ後もうひと頑張りして講義用のpptを仕上げたいと思います。本日も冷蔵庫の中にあるビールを飲んでおります。早いうちに冷蔵庫をすっきりさせたいと思います。今度の連休がその計画遂行にぴったりと思いきや日当直があるので、そう飲んでばかりもおられません。

・明日は、午前外来、午後会議と回診、夕方呼吸管理のレクチャーです。早く帰ってこれるかな。

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