ロキソニンの貼付剤で間質性腎炎/カレーは3杯
[同義語]尿細管間質性腎炎 tubulointerstitial nephritis,尿細管間質性腎症 tubulointerstitial nephropathy
病変の主座が腎尿細管・間質にある腎炎。急性間質性腎炎と慢性間質性腎炎とに大別される。糸球体に炎症性病変がみられる糸球体腎炎と対比して用いられる。一般によく使われている腎炎という用語は,慣用的に糸球体腎炎を指していることが多いが,厳密には間質性腎炎をも包含したものである。病理学的には糸球体にはほとんど変化がみられず,尿細管の拡張・萎縮・破壊,尿細管細胞の変性・脱落,腎間質への細胞浸潤が著明に観察される(写真は病理組織像)。また腎機能の低下がみられるが,尿所見は一般的に軽微で,糸球体腎炎の特徴である蛋白尿,血尿はないかあっても軽度に留まる。一方,アミノ酸尿,尿の濃縮障害,腎性貧血,代謝性アシドーシス,電解質異常など尿細管の機能異常に基づく症状や検査異常がみられる。間質性腎炎の原因として最も多いのは尿路感染症や薬剤によるものである。
A transdermal patch formulation of a non-steroidal anti-inflammatory drug (NSAID) used by a 44-year-old man resulted in acute interstitial nephritis and acute tubular injury. This patient also had a history of mild kidney dysfunction and osteoporosis. The NSAID patch had been prescribed after a traffic accident. He was also receiving a vitamin D analog and taking over-the-counter calcium supplements. Two months later, renal dysfunction and hypercalcemia were discovered. A renal biopsy showed acute interstitial nephritis and acute tubular injury. Once these agents were withdrawn, the renal function recovered. This is the first reported occurrence of biopsy-proven acute interstitial nephritis attributable to NSAID patch usage.
・と言うことです。ただ悲しいことに、私の英語能力が低いせいで、↑の患者さんは内服でロキソプロフェンしていたのに、外用薬が原因と行っている論理が理解できません。私の理解はおいておいて、外用薬で腎障害が起こることがありえるので、注意が必要です。よく患者さんがペタペタと何枚も湿布を貼っていますが、注意しないといけません。
以下4行日記
・本日11/11(水)は、6時起床。ちょっとだけ岩波新書よんで出勤。病棟よってから午前外来。午後回診、病状説明、カンファレンス、夜間診療でした。帰宅は18時50分。お風呂入って、夕食。今日はカレー。いつものように最初はそのまま、二杯目は生卵を混ぜて、三杯目はウスターソースをかけていただきました。当然、腹一杯です。で、このブログを書いております。これからちょっとだけ、論文かいて21時台には寝ます。
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