SSブログ

過長茎状突起症/やはり外で飲むのは月1回は必要

・最近咽のいたみって奥が深いと思い出しました。まずは、killer sore throatはおさえとなかいといけませんが、その他亜急性甲状腺炎とか各種整形外科疾患も鑑別に思いつかないといけないなと思いながら、すぐ忘れてしまいます。今週のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポートがありました。


Eagle’s Syndrome

Firat Elmas, M.D., and Bikash L. Shrestha, M.D.

N Engl J Med 2017; 377:e18 September 28, 2017

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1703542

この標題のイーグル症候群は、過長茎状突起症とも言って、『医学書院医学大辞典第2版』には以下のような説明があります↓

過長茎状突起症 elongated styloid process
[同義語]イーグル症候群 Eagle syndrome

側頭骨下面から延びる茎状突起が異常に長く,口蓋扁桃付近にまで達するもの。茎状突起先端に付着する茎突舌骨靭帯が,化骨機転の異常により骨化して過長となる。舌咽神経,内・外頸動脈および周囲組織などを圧迫,刺激することで,咽頭痛,嚥下痛,耳痛,咽頭異物感,時に頸動脈症候群による側頭部痛などを引き起こす。触診により口蓋扁桃付近に骨様索状物が触れ,X線検査,特にオルソパントモグラフィで診断が確定する。経口的に扁桃窩の切開または扁桃摘出術を行い,茎状突起に達してから過長部分を切除する。米国の耳鼻咽喉科医イーグル(Eagle WW)が報告した(1949)。

・上に「触診により」云々と書いておりますが、普通内科医は扁桃を触診はしませんわな。それはさておき、咽頭違和感を訴える患者さんは、この疾患も思い浮かべないといけませんね。(とブログには書くのですが、すぐ忘れてしまう私でした)

 

以下日記

・9/23(土)にブログを書いて以来間が空いておりました。私の生存を危うんでくださった方は、「安心してください。いきてますから」。ということで、いつものように過去を振り返ります。

・9/24(日)は9時半から20時まで水島へ行って自分の研究用のデータ入力。お昼に30分弱うどんを食べにでただけで、ぶっ続けで作業をしておりました。なんせ、診療情報管理の方に短期間で資料を出していただいたので、その分自分もきっちりとその資料分の処理はしないといけないと思ったて途中で投げ出すことなく完遂。半端なく資料多かった。チカレタビーッ。(死語の世界)

・9/25(月)は午前中ハーバード大学から来ていただいた講師の先生のSTATAをつかった生物統計の講義。なかなか英語をぶっ続けで聴くのはきついものがあります。と言っても講義は(月)~(水)3日間なのですが、私が出席したのは、月の午前と火曜日1日のみ。月曜日は午後から病院で外来でした。

・9/26(火)は上記のごとく英語の講義。まあ、何とかついていきました。で、その日の夕方講師の先生と聴講生の懇親会。で、私英語の講義が終わって開放感のため飲みすぎて、とんでもないことを口走っていました。I like mature women. I don'y like immature women. 自分では、熟女が好きといっていたつもりなのですが、この英語ただしいのでしょうか?少なくともI like milfというよりは良かったと思いますが…しかーし、講師の前でこんなこと口走って、どうしょうもないオッサンですね。ちなみに講師はまだ、お若い素敵な女性でした。・・・私、時々、こういうことをやらかしてしまいます。いつもその時思うのは、飲みなれていないから、醜態をさらすのだと。少なくとも月1回は飲み会をして、そそうのないように体を慣らさないといけない。しかし、最近忙しくてなかなか飲みに行く間がない。(ひとりで飲むことはありますが)きちんと飲み会を計画して、「耐性」をつくらないと。

ちなみにこんなお酒のんでました↓

2017年9月28日集中講義のあとの懇親会1.jpg2017年9月28日集中講義のあとの懇親会2.jpg

 

・9/27(水)は、残念ながら集中講義にはでられず、仕事。午前外来、午後カンファレンス、夜間診療でした。実は、誰にも言わなかったけど、この日は二日酔い気味で午前中はちょっと調子が悪かったのです。お昼に30分くらい寝てほぼ回復しましたが。夜間診療は20時に終わって、帰宅です。帰ったらお風呂入って、夕食とって、ちょっと文章をかいて寝に行きました。

・9/28(木)本日は、6時過ぎ起床。昨晩書いた文章(学会の座長のまとめ)を確認し、e-mailで送付。一つ仕事が終わってホッとしました。そして水島へ。午前中産業医学科外来。午後は市役所で公害健康被害認定審査会。いつもより結構時間がかかりました。おわって、ダッシュで玉島へ戻って産業医面談。その後事務作業。そして19時半から当直に入り、このブログをかいております。今のところ落ち着いていますが、このまま無事すむでしょうか?ただ、祈るだけです。アーメニシャラー。

 

 

 


nice!(0)  コメント(0) 

内科学の教科書がこれじゃあ、困ります:インフォームドコンセントは医療者がするものではありません/講義はつかれるが役に立つ

知っている人は、知っている。私、昨年より京都の某私立大学の経営学科で、診療情報管理士の資格をとるコースの学生に「臨床医学」を教えております。根がまじめなものですので、自分の記憶のみでなくきちんと自分が教えることの裏をとるように、教科書やガイドラインを確認するようにしています。で、ここ数日今年発行された朝倉書店の「内科学」第11版を読んでおりました。そこの循環器疾患の章の最初のところに「インフォームドコンセント」という項があったのですが、その中に「詳細なインフォームドコンセントを確実に行う必要がある」という文章がありました。主語は、書かれていませんでしたが、文脈から「医師(or 医療者)」が主語なのはあきらか。それなりに有名な内科学書がこのレベルなのは泣けます。・・・私の周りでも、医師や看護師さんが「IC(インフォームドコンセントの略)する」とか「先生、ICしてください」というセリフをよく見分します。あまりにも多いので、いちいち訂正する気も失せる時もあります。基本中の基本をきちんと学んでほしい・・・と言って、教科書がこれじゃあ学びようがないですなあ。・・・この文章を読んで何が問題なのか理解できない方は、よーくinformed consentについて勉強してくださいね。



以下日記

・忙しいのと睡魔のために、なかなかブログがアップできませんでした。いつものように過去を振り返ります。

9/20(水)は、午前外来、午後カンファレンス、夜間診療、当直(+開業医さんとの勉強会)でした。幸いにことに当直は落ち着いておりました。

9/21(木)は当直「明け」で午前外来。午後は、産業医面談2件、労働安全衛生委員会、職場巡視等でした。帰宅して、さっさと寝たかったのですが、講義の準備。

9/22(金)は午前中外来。午後からfreeだったので自分の研究のため病院でデータの入力作業。で、夕方帰宅。帰りにダイソーによったら、かわいい小さな一筆箋・・・豆筆箋が売られていて、これはプレゼントによいと即買い↓


豆筆箋.jpg


・帰宅後は講義の準備。

本日9/23(土)は、5時半に起きて講義の準備して、7時前に家を出て山科へ。今日は祭日なので山科から大学直通のバスが出ておらず、途中までバスでいってあとは歩き。まあ、10分程度なのですが、大学や坂の上にあって、へーへーです。これくらいでねをあげていたら、マチュピチュいけませんな。

10時45分から、午前ひとコマ、午後ふたコマ(ヒトコマ90分)の授業を行いましたが、途中から疲れてきました。よう、学生さんはきいてくれよります。感心です。(途中ねてたりするけどね)で、帰宅は19時半。配偶者はでかけており、ちょっと洗い物でのこっているのをしていたら帰ってきて、夕食。「マツコの知らない世界」の録画をみて現在一服中。このブログかきおえたらお風呂にはいってはやめにねます。明日は1日研究。


nice!(0)  コメント(0) 

自然発生もあるコレステロール塞栓/酒屋で包装紙もらう

・カテーテル検査の合併症として、コレステロール塞栓症があります。↓のような症例報告がありました。


Multiple Brain Infarction Associated with Cholesterol Embolization Syndrome


Intern Med 56: 2531-2533, 2017




・改めて、しらべてみると『新臨床内科学第9版』に↓のような記述がありました。


大動脈壁のアテローム片が末梢に飛び,脳,皮膚,腎臓などの小動脈にコレステロール結晶の塞栓を生じる予後不良な疾患である.


 

 本症を発症する患者側の背景としては,男性,高齢,喫煙,心血管疾患の存在,高血圧,糖尿病などがある.カテーテル検査や心血管手術,抗凝固療法が誘引になることが多いが,自然発症例も20~30%にみられる.

 

・自然発生が2,3割もあるとは知りませんでした。

 

↓のような解説論文もありました。写真や鑑別診断の一覧表が参考になると思います

 

IV.特殊な病態とその対応 2.コレステロール塞栓症と急性腎不全

 

【要旨】 コレステロール塞栓症は動脈硬化病変のプラークが破綻しコレステロール結晶が末梢の細い動脈に詰 まることにより生じる疾患である.発症には血管内操作などの誘因のあることが多い.Blue toe syndrome やlivedo reticularisと呼ばれる皮膚症状と腎機能障害がみられることが多いが,見逃されていることも 多い疾患である.確立した治療法はなく,予防,支持療法,再発防止が重要である. 日内会誌 99:943~949,2010

https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/99/5/99_943/_pdf

 

以下日記

・本日9月19日(火)は6時過ぎに起床。なんかのどが痛くて、「風邪」をぶり返したみたいで、今一体調不良。しかし、咽頭違和感、全身倦怠感のみで大学は休めません。(先週も休んだし)朝食摂って大学へ出発。悲しいことに山陽本線で軽いトラブルがあり15分くらい電車の遅れ。でも、ちょっと早めに家を出たおかげで勉強会に間に合いました。で、18時まで大学で勉強。そして19時半頃帰宅。帰りしなによく寄る酒屋さんで、ノンアルビール購入。この時2種類包装紙をいただきました。以前日本酒買ったとききれいな緑色の包装紙だったので、包装したあまりをくださいと言ったら、新しいのあげるわとお店のオジサンが言ってくれてたのですが、ちょうど包装紙が最後。また、とっとくわ、と言ってくれていたのですが、それを覚えていてくれて本日2種類包装紙をいただきました。それで、世界に一つしかないオリジナルの封筒、ポチ袋を作ったり、切り紙したりするつもりです。作品は(覚えていたら)このブログにアップします。

・明日は、1日働いて当直なので、もう寝ます。少しでも明日、改善していたら良いのですが...

 

 

 

 


nice!(0)  コメント(0) 

あわててクモ膜下出血と診断してはいけない/自分がVDT障害

・外来していて頭痛の患者さんを診るときクモ膜下出血を見逃してはいけないと思うのですが、いつもヒヤヒヤします。CT撮ってもよく分からない(自分の読影力が未熟)ことありますし…↓のようなレポートがありました。


Enlargement of the Veins in a Sylvian Fissure Mimicking a Subarachnoid Hemorrhage


Intern Med 56: 2545-2546, 2017




・シルヴィウス溝って、バリエーションが多くて、静脈が太くなることもあるので、クモ膜下出血と間違えないようにという報告でした。



あっというまに以下日記

・本日9/18(月)は、遊び疲れ+台風のストレスによって、なかなか朝が起きられず7時半起床。完全に休み感覚なので、今日が燃えるごみを出す日だということをすっかり忘れておりましたが、配偶者に指摘されました。8時半までに出さないといけないので慌てて身支度。朝食摂ってゴミ出して、水島へ。本日は仕事は休みですが、以前から自分の研究日と位置づけており、データ入力作業をしにいきました。午前中で終わると思いきや、朝の9時過ぎから17時半近くまで、入力にかかりました。途中昼食に古狸庵にいったのみ。(わかめうどん470円)ほぼぶっ続け、正確には、いつもは健診の労働者に根詰めて入力せず1時間くらいしたら数分休んでねといっているので、自分もだいたい1時間ごとにトイレにいって休憩はしておりました。(日ごろから、わたくしは頻尿)しかーし、めっちゃ肩こって、頸が痛い。(頸は数日前から何か調子が悪かったですが)明らかにVDT作業による筋骨格系の異常ですね。

・18時ころ帰宅し、入浴、夕食。勉強、洗い物。そしてこのブログ書いております。そろそろ、寝ます。明日は久々に大学院1日。勉強はもちろん楽しいけど、学友(と言ってもみんな私より若い)と雑談するのも楽しいです。


nice!(0)  コメント(0) 

静脈瘤の治療/嵐に向かって家族旅行

私は内科医ですが、最近の内科学の進歩にはついけません。いわんいや外科をや。患者さんに外科治療が必要ですとは言えても、簡単な術式や治療期間・入院期間もよう説明できず、それは外科の先生に訊いてくださいと逃げてしまいます。しかし、他科の先生に丸投げもいろんな意味でいけないので、時々は、外科的なこともとても浅くですが、勉強しようとは努めています。で、今回は、内科外来でもよく遭遇する下肢静脈瘤について。↓のような、総説がありました。


静脈瘤の治療(レーザー治療,SEPS,フォーム硬化療法)について


日本血管外科学会雑誌 2017; 26: 225–230




要 旨:下肢静脈疾患治療でエポックメーキングな三つの出来事があった.一つ目は,2011年1月よりダイ オードレーザーによる血管内焼灼術が保険収載になったことで,二つ目は,2014年4月より内視鏡下筋膜下不全 穿通枝切離術(SEPS: Subfascial Endoscopic Perforator Surgery)という術式が保険収載となったことである.従来保 険収載された下肢静脈瘤術式は総て表在静脈に対する処置であったが,SEPSは穿通枝静脈に対する治療法であ る.三つ目は2016年9月より硬化療法時のポリドカスクレロール使用に際し,フォームでの使用が添付文章に記 載されたことである.そこで今回の教育セミナーでは,下肢静脈瘤治療の中でも血管内焼灼術,SEPS,フォーム 硬化療法を中心に解説するとともに,皆様に是非忘れないで欲しい1症例を提示した.


・ホンマ、医学は日進月歩どころか、秒進分歩。



以下日記

・現在台風真っただ中の日本ですが、日本に接近するちょっと前のお話から。

我が家は家族5人ですが、娘3人がすべて外に出ていて、現在配偶者と二人暮らし。家族5人そろうことがめったにないのですが、この9/15~17が5人集まれるチャンスがあったので、家族旅行の計画を立てていました。行先は、博多。以下そのお話です。

・9/15(金)は当直「明け」で午前中外来でした。さっさと切り上げて博多にいきたかったのですが、そんなにうまくはいきません。昼食抜きで14時まえにやっと病院をでていったん帰宅。それから博多にゴーです。私以外は午前中に出発して、大宰府に行って楽しんでおりました。(お互いの状況は家族のラインのグループで分かるようになっております)17時10分に博多に到着。ちょっと文房具の買い物して、大宰府からもどった家族と18時半ごろ合流。そこから歩いて過去2回行ったことがある「もつ鍋ながまさ博多駅前店」へ。(ここは、もつ鍋もさることながら五島サバがとってもおいしんですよね)しかーし、予約してなかったので、満員で入れず。しかたなく近くの「博多もつ鍋 つくよみ 奥離」へ。もつ鍋、サバ(刺身、ゴマサバ)をいただきましたが、もつ鍋さることながら、ヤッパ、サバうまーいっ。で、おなか一杯になってホテルにチェックイン。早く寝ました。

・今回、出発する数日前から台風の情報が入ってきており、キャンセルすべきか否かずーっと悩んでいたのですが、子供らが行く気満々だったので、2泊3日の予定を最悪1泊2日にしてもどろってもよいやと考えて旅行決行したのですが、幸い1日目は曇りで、問題ありませんでした。

・9/16(土)は、朝から妻、次女、三女組と私と長女組に分かれて別行動。前者は天神へ、後者は飯塚の嘉穂劇場へ。・・・これについては↓




・ここは、私は全然知らないところでしたが、長女が行きたいといっていたので、私が付き合いました。自分一人では決して行くことはなかったでしょうが、これも長女のおかげ、入場料300円で長い時間楽しめました。最初に舞台の衣装を着て記念撮影。係りのお姉さん(と言っても「風車の弥七」という言葉がわかる年代、本人がそうおっしゃっていましたた)それから舞台、奈落、客席等みて関連のポスターやチケット、小道具等見て回りました。「すずらん灯」という客席の電灯の飾りが、めっちゃしゃれておりました。其田正治という人が制作したものだそうです↓


すずらん灯(ふくろう)於嘉穂劇場.jpgすずらん灯(龍)於嘉穂劇場.jpg



この劇場、演劇だけではなく、オーケストラやジャズ、プロレス、サーカスまでやっていたのね。昔の炭坑労働者の娯楽だったんですね。ひょっとしたら、私が診ていた塵肺の患者さんもここに来たことがある人がいたかも。今度、訊いてみよう。


ポスター(ボクシング対柔道)於嘉穂劇場.jpg嘉穂劇場のチケット.jpg





・昼まで嘉穂劇場にいて、その後JRで何駅か移動して、ブロンズ像では世界最大の涅槃像のある南蔵院へ。確かにでかい。私のみ像の中へ500円払って入ってきました。(長女は運動不足でお疲れでベンチで休憩)そこにはお釈迦様の骨をいれている容器が硝子越しにあり、そこから紐が硝子のこっちがわまできていて、それに触れることでお釈迦様と「縁」が結べるとのこと。しっかり、ご縁を結んできました。ありがたいことです。また、体内には、四国88か所の砂を下にひいているタイル張りの廊下があり、そこをひとつづつ踏んで歩くと88か所お遍路したのと同じ功徳がえられるとのこと。なんと500円でコスパのよいことです。ありがたや、ありがたや。

・その後博多に戻り長女と天神へ。そこでインキューブという雑貨屋さんへ。ここはfacebookで私が所属している「文房具を語り合うグループで」教えてもらったところ。さすがに、すごいっ!すべて見ていたら半日はつぶれるかもというようなところでしたが、時間がなくさっさと必要な手帳、メモを購入。長女も最初は何も買う気がなかったようですが、お店はいって購買意欲がわいてきたようで、私より長く買い物しておりました。その後、三越で他の3人と合流。夕食に「新三浦 天神店」という水炊きのお店へ。ここは、予約をしていたのでセーフ。とてもおいしかったのですが、水炊き以外のメニューがちょっと物足りませんでした。

・ここで次女は仕事の関係で、一足先に岡山にもどりました。その後4人で海の中道にあるマリンワールドへ。最近ナイトミュージアムがはやりのようですが、ここはナイトアクアリウムともいうのでしょうか?21時半まであいておりました。なかなかおもしろかったし、結構人が多く来ておりました。私と配偶者は、20時からの「音と光のイワシショー」というのをみました。光を使ってイワシ(2万匹いるとのこと)の泳ぎ方を誘導、いろんな色と音楽で演出。私は、泳ぐイワシに赤い光が当たってまるで、火花が散るように見えたのが、とてもよかった。配偶者も、癒されたと言っておりました。子供たちはというと、じっくりと展示(と言うのかな?)を閉館間際までみておりました。皆さん、満足されたようです。で、21時半になって、ホテルにむかいました。

・このあたりから、だんだん台風が本当に身近になってきました。一足早く帰った次女からは、山陽本線が明日運転をみあわせるという情報を送ってきました。→18日はhotelをはやくチェックアウトして山陽本線が動いているうちに帰ることとしました。

・そして本日9/17(日)。6時に起きて45分頃フロントにタクシー頼んだら、昨日からもう「予約」が取れない状態になっていると。ちょっと青くなりました。仕方なくバス、最悪歩きだなと覚悟して、7時チェックアウト。幸いなことに配偶者が執念で?タクシーを捕まえて、無事博多駅へ。山陽新幹線は動いていたので、7時半過ぎののぞみに乗ることができました。福山についてもまだ山陽本線は動いており、10時には帰宅できました。イヤー、ほんと良かった。台風がなければ、今日ももうちょっと遊べたけど、無事帰ってこれたことでよしとしましょう。

・帰宅後は、ゆっくりと自分の部屋の資料の片づけ、お昼寝等をして過ごしました。明日は仕事は休みですが、研究のためのデータをまとめに水島まで行きます。それでは、オナスビヤサイ。

nice!(0)  コメント(0) 

揺れる虹彩/台風がとっても気になる

・今週のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEは、二つともマルファン症候群の眼所見でした↓


Marfan’s Syndrome with Ectopia Lentis

Jayanth Sridhar, M.D., and Jonathan S. Chang, M.D.

N Engl J Med 2017; 377:1076 September 14, 2017

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1406002

Iridodonesis

Dhaval Desai, M.D., and A. Jamil Tajik, M.D.

N Engl J Med 2017; 377:e14 September 14, 2017

http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMicm1615424

二つ目のレポートは、日本語では虹彩振盪というもので、医学書院医学大辞典第2版の説明は↓

眼球を動かすと虹彩が前後に揺れる状態。虹彩後方の水晶体の支えがないために起こる。外傷後やマルファン症候群での水晶体偏位,水晶体亜脱臼でみられるが,水晶体嚢内摘出術後の無水晶体眼でも観察される。前房内に硝子体が脱出していることもある。白内障手術前に虹彩振盪がみられた場合には,硝子体脱出や水晶体の硝子体内落下などに対処できるように硝子体手術の準備をしておく必要がある。

・上記症例報告のビデオをみたら、本当に虹彩が震えていますね。目を動かさないと分からないので、マルファン症候群を疑ったら、こちらはじっと患者さんの目を見て、目を動かしてくださいと言わないといけませんね。私、いまだマルファン症候群の患者さんと遭遇したことはございませんが...(疑ったことは何回かありますが)

以下日記

・9/10(日)に熱が出たことを書きました。翌日9/11(月) は熱は下がったのですが、全身倦怠感が強く午前中の大学院の勉強会はお休み。午後から力を振り絞って病院へ行って外来。予約患者数が少なくて幸いでした。帰宅したら、すぐ夕食とってすぐ寝ました。(と、書いておりますが、既に記憶がありません)

・9/12(火)は1日大学院の日でしたが、これも欠席。1日家に引きこもって9/23から始まる京都橘大学の講義の準備をひたすらしておりました。そして、早く就寝。しかーし、注文していた↓の本が届いたので寝ながら読んでおりました。最初の方だけですが、読みやすくておもしろいです。

ゴッホ.jpg

 ・9/13(水)は午前外来、午後産業医面談とカンファレンス、夜間診療でした。まだ、体調不良でしたが,なんとか乗り切りました。

・本日9/14(木)は午前中は水島で産業医学科外来、大きな事は無くつつがなく終了。午後から玉島で仕事。産業医面談がある予定でしたが、対象の方が来られずながれて、書類作成、レントゲン読影等の仕事をしました。そして、現在19時半から当直中。今のところ落ち着いております。明日まで何もないことを願います。

・明日は午前外来、午後からはいったん帰宅して、博多へ行きます。(家族旅行です)恐ろしいことに台風が来ていますが、とりあえず行って、少なくとも「もつ鍋」は食べたい。嵐に向かう男 or「銀嶺の覇者」になったようなイメージ。何事もありませんように。インシャラーメン。


nice!(0)  コメント(48) 

体外衝撃波結石破砕術で動脈瘤/予想通り発熱

私は、内科医ですが、尿路結石の患者さんはそれなりにいて、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を受けられたかたもおられます。そのESWLの合併症に動脈瘤ができたり、破裂したりすることがまれーーに、あるのですね。↓のような症例報告がありました。


体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が原因と考えられた 腹部大動脈仮性動脈瘤の1例




要 旨:体外衝撃波破砕術(ESWL: extracorporeal shock wave lithotripsy)が仮性動脈瘤の原因となることは稀で ある。症例は70歳男性。尿管結石にてESWLを受けた既往がある。CTにて腹部大動脈右後方に腫瘤像を認め た。過去と比較すると増大傾向にあったが円形で動脈と接している部分は小さくリンパ節腫脹を疑った。診断 のため開腹手術を施行した。腫瘤は拍動性であり,動脈を切開すると大動脈壁右側に小孔を認め,仮性動脈瘤 と診断した。仮性動脈瘤の原因としてESWLが考えられた。(J Jpn Coll Angiol 2017; 57: 135–137)


・ということで、大動脈に石灰化がある患者さんは、要注意ですね。


あっというまに、以下日記

・昨日9/9(土)は5時半に起きて、朝勉したのち福山の城北診療所で外来。それが終わって岡山医療生協の生協会館コムコムへ。そこで15時から17時過ぎまで会議をして、また福山へ。福山駅近くのお店で診療所管理部と懇親会。そして22時半頃帰宅です。。

・本日9/10(日)は7時前に起床。朝風呂入って、軽~~い朝食摂って、講演の準備。10時15分頃配偶者と金光へ。9月1日オープンの饂飩屋へブランチに。まあ、味は普通でした。それなりに種類もありお伝もあったのですが、少しお高く感じました。二人でうどんとおでんを食べて、1520円。わたくし、かけうどん460円。香川の饂飩屋さんを知っているせいか、ちょっと全体的にお高い印象。はたして、このお店の「生存期間」は?

・帰宅し、ちょっと昼寝後午後からそば打ちクラブへ。今日は、新そば。しかーし、どうもうまく打てなかった。先生がみかねて、手伝ってくださいました。食べるのが楽しみ。

・今日は実は朝から何か体がだるくて、風邪ひいたかなと思っていましたが、そば打ちから戻って、体熱感あり。測ってみると37.5度ありました。熱に弱い私は、もう、ダメ。庭の草抜きしようと思っていましたが、机の前に座って事務的なことをしておりました。(まあ、8月の中旬からきつかったので、どこかで熱出すと予想はしておりました)

・今日は、22時前には寝ます。明日、熱が下がってますように。インシャラーメン。

nice!(0)  コメント(0) 

身体装着型の二酸化塩素放散製剤は効かないよ/草抜きできず

・一時よりは見なくなりましたが、施設で働く看護師さんなんかも首からぶら下げておりました。それ見るたびに、「エー加減にしてーよ」と心の中で叫んでおりました。↓のように、きちんとデータをとった研究がありました。


身体装着型の二酸化塩素放散製剤の検証

環境感染誌 Vol. 32 no. 4, 2017




【要 旨】 首から名札のようにぶら下げるタイプあるいはポケットに挿すペンのような形状で身体に装着さ せ,顔面に近いところでの二酸化塩素のガスの放散によるウイルスや細菌の除去を標榜する市販の 四社の四製品について,その効果の有無を検証した.ウイルス実験では,冬の生活空間を想定した 室温 20℃,相対湿度 25% の閉鎖空間内で A 型インフルエンザウイルスをネブライザーを用いて浮 遊させ,それぞれの製品の直上 20 cm のところで空気を吸引し,ゼラチンフィルターでウイルス を濾しとり回収した活性ウイルスの量を測定した.細菌実験では同じく製品の 20 cm 直上に Staphylococcus aureus あるいは Pseudomonas aerginosa を塗布した寒天培地を 20 分間置いたの ち回収し,培養してコロニー数を数えた.それぞれの検証対象直上で回収した空気中の活性ウイル ス量や寒天培地上の菌数を,製品による曝露を受けない対照と比較した.その結果,すべての製品 で,少なくとも用いたウイルスや細菌に対して標榜されているような抑制効果はまったく認められ なかった.さらに,それらの製品から放散されるガス濃度の測定も行った.その結果,どの製品で も,10 cm 離れた場所で二酸化塩素はほとんど或いはまったく検出されなかった.


・こういうの、売るメーカーもメーカーだと思います。それで生計を立てている人がいるのでしょうが...


以下日記

・昨日は、ちょっと夜勉強して早めに寝るつもりが、遅くなってしまい本日9/8は6時半起床。ご飯食べて出勤です。午前中は外来。ちょっと予約が多くて、診療が予約時間より1時間くらい遅れてしまいしたが、大きなことはなく終了。午後からは、書類作成、レントゲン読影、そして自分の研究のためのデータ入力。本来金曜日午後からは勤務がないので、早く帰れると思っていましたが、結局帰宅は18時過ぎ。庭の草抜きをしたかったけど、そういう気力は沸いていきませんでした。で、お風呂入って、録画の「マツコの知らない世界」観ながら夕食。そして、このブログ書いております。これから、ちょっと勉強して早く寝ます。

・明日は午前中福山の診療所で外来。それが終わって岡山市で会議。で、その後また福山に戻ります。電車がすいていたら良いけどね。寝るか本読むかできるから。




nice!(0)  コメント(0) 

トルエンで肺気腫/眼を疑う所見とイチジク浣腸

・タバコが肺気腫の原因というのは定説になっていますが、私が不満に思うのは、原因としてタバコしか挙げない風潮。もっと大気汚染とかタバコ以外の室内汚染とか、職業曝露とかを挙げてほしいです。(肺がんだって、そうです。タバコ以外の原因もあるのに…)

・30歳で肺気腫になってしまった症例報告がありました↓



Early-onset, Severe Chronic Obstructive Pulmonary Disease with Pulmonary Hypertension that was Likely Induced by Toluene Exposure


Intern Med 56: 2329-2334, 2017



【Abstract】 Early-onset pulmonary emphysema is uncommon and its pathogenesis is poorly defined. A 30-year-old man was admitted to our intensive care unit with severe respiratory failure. Besides smoking heavily since the 14 years of age, he had habitually inhaled organic solvents, such as toluene, in his adolescence. Highresolution computed tomography showed evident pulmonary emphysema throughout the lung fields. Based on the findings of right heart catheterization, he was diagnosed with an acute exacerbation of chronic obstructive pulmonary disease complicated with pulmonary hypertension. Heavy smoking from a young age and exposure to toluene were the suspected causes of the patient’s severe pulmonary emphysema.


・この患者さん10代でタバコも吸って、シンナーもすって、他の疾患も持っているので複合的な原因で肺気腫になったのでしょうが、トルエンが悪いと言ことは覚えて置くべきだと思いました。


以下あっという間の以下日記

・また、ブログに間が空いてしまいました。恒例により、過去を振り返ります。

・9/4(月)は午前中は大学で勉強。学友に、「道端さん、上着がパリッとしてますね」と言われたので、「フランス製よ」と応えました。このジョークわかるかな?

午後からは病院へ戻って外来。

・9/5(火)は、1日大学へ。月曜日午前の学習会は小人数でおこなっており、この日に多くの学友と「再開」。髪を短くしたのが好評で、皆様から若くみえると言っていただきました。この日は夜も講義があって20時過ぎまで。夜の講義は元厚労省高級官僚(技官)のお話でした。日ごと私が疑問に思っていることー厚労省や財務省は医療費削減のみ言っているが、国民が支払っているコストや損失、それによる国の不利益ex.税金が入らない、他のところに費用がいる・・・こういうことを計算していないーを述べてくれて、自分の疑問が「まちがい」でないということと、やはり誰もまだ計算していないことだと確認できました。

・9/6(水)は午前外来、午後カンファレス、夜間診療でした。午前外来が忙しく、終わって休憩室に行ってご飯食べようと思ったら誰もいない。変だなと時計をみたら13時前と思っていたのが14時前になっておりました。時間の感覚がなくなるくらい忙しかったですね。それに比べると夜間診療はちょっとバタバタしたこともありましたが、19時半には終了できました。で、家帰って風呂入って、夕食とって、さあ、勉強と思っておりましたが、21時過ぎるころから睡魔がひどく22時ころにはベッドにいったと思います。

・本日9/7(木)は昨日に早く寝たおかげか6時前起床。ちょっと朝勉ができました。で、朝食、燃えるゴミ出して出勤。午前中外来でした。午後は会議後ひたすら胸部レントゲンの読影と書類作成でした。

・で、表題の後半「眼を疑う所見」の話。レントゲン読んでいる近くで外来看護師さんが電カルの整理をしていました。そこでカルテの読影所見の中に「眼を疑う所見がありました」と書いてあると。それを聞いて「眼を疑う所見」って何だろうと想像しましたが、なかなか思い浮かびません。心臓が二つあったとか、女性なのに前立腺があったとか...しばらくして看護師さんが、気が付きました。ああ、これ「眼」をうたがうのではなく、「癌」を疑う所見の誤変換だと。チャンチャン。

・もう一つの話。外来で受付で一定看護師さんが問診を入れてくれています。それを見て患者さんと話を始めるわけですが、私が開口一番、便秘でこまっていますか?と患者さんに問うと、キョトンとしてい「いいえ」という返事。変だなと思って、カルテをみなおすと「今朝イチジク間食」とかいてある。わたくし、「イチジク」のみみて朝一で「イチジク浣腸」を自分でしてきたと勘違い。しかし、朝にイチジク間食でなくて、ただのデザートやろっ!と問診とった看護師さんに心の中でツッコみました。チャンチャン。

・さて、これからちょっと勉強して、早めに寝ます。明日は午前外来。午後からは自分の研究活動をしたいと思っていますが、果たして周りがさせてくれるか...

nice!(0)  コメント(0) 

強膜炎を伴った硬膜炎/北海道から後の話

硬膜炎というのはお目にかかったことがない(見逃している?)のですが、まれに強膜炎を合併することがあるのですね。↓のような症例報告がありました。



Hypertrophic Pachymeningitis Accompanying Scleritis


Intern Med 56: 2383-2384, 2017




・一般の方は胸膜炎は知っていても強膜炎を知っている人は少ないでしょう。また、髄膜炎を知っていても硬膜炎を知っている人は少ないでしょう。『医学書院医学大辞典第2版』の説明を引用しておきます↓


まず「強膜」について


眼球の外層である眼球線維膜の後ろ5/6の部分。白色で不透明な強靭な結合組織の膜。外面は眼球鞘の内面に接しており,外眼筋の腱が停止するところ以外は平滑である。前方は角膜に続く。後方の,視神経が入る部位付近で最も厚く(1mm),角膜との境界部より6mmほど後方で最も薄い(0.4mm)。微細な弾性線維が混ざった密なコラーゲン組織で,コラーゲン線維はさまざまな方向で表面に平行に走っている。コラーゲン線維の間には細長い線維芽細胞が入っており,その一部は色素をもっている。角膜との移行部の内面には強膜静脈洞と呼ばれる輪状に走る管があり,ここに前眼房より虹彩角膜角,虹彩角膜角間隙を通って眼房水が流れ込む。後極近くでは視神経が貫き,強膜は視神経の線維性の鞘すなわち脳硬膜と連続している。視神経が貫く場所は篩(ふるい)状になっており,強膜篩板と呼ばれる。強膜篩板の中央には網膜中心動脈と静脈が通るやや大きな孔が開いており,周辺には毛様体血管と神経を通す孔も多数開いている。


そして、「強膜炎」について

慢性の疼痛を伴い,破壊的で場合により視機能を侵す,強膜の炎症。強膜炎はリウマチなど全身疾患の1分症としても生じる(原発性)が,多くは隣接組織(ぶどう膜,結膜,眼窩)より炎症が波及して発生する(続発性)。組織学的には非壊死性と壊死性を区別する。臨床的には前部強膜炎と後部強膜炎を分け,また,前者を結節性,びまん性,壊死性(炎症あり,なし)に区別する。治療として前部強膜炎にはステロイド点眼薬,後部強膜炎には非ステロイド性抗炎症薬,ステロイド,免疫抑制薬を用いる。


で、「硬膜」について


髄膜の中で最外層にある強靭な結合組織性の膜。膠原線維束が層板状に重なってでき,内面は扁平な上皮細胞(内皮様細胞)からなる。脳を被う脳硬膜と脊髄を被う脊髄硬膜とが区別され,両者は大後頭孔のところで移行する。硬膜は元来,内外の2葉からなり,外葉は骨膜に相当し,内葉が本来の硬膜である。しかし,脳硬膜では脊髄硬膜と違って,内外の2葉は硬膜静脈洞の部分を除いて癒着し,1枚の膜となっている。



そして「硬膜炎」

脳の硬膜の炎症性疾患で,さまざまな原因で起こる。感染性原因としては前頭洞・蝶形骨洞・篩骨洞の炎症,中耳炎,頭蓋骨の骨髄炎,髄膜炎があり,血行性波及によっても起こる。時に,膿が硬膜外や硬膜下に貯留する。細菌性髄膜炎も硬膜下水腫や慢性硬膜炎の原因となる。結核,梅毒,各種の真菌などの感染症による肉芽腫や,サルコイドーシス,ウェゲナー肉芽腫症,黄色肉芽腫(好酸球性肉芽腫症)などの非感染性肉芽腫も原因となる。原因不明で硬膜の肥厚を起こす時は,特発性肥厚性硬膜炎(idiopathic hypertrophic pachymeningitis)と呼ばれる。肥厚性硬膜炎の診断にはMRI検査がきわめて有用であり,肥厚した後膜はT1・T2強調画像では低信号域,T1造影画像では造影効果を呈する。このうち,T1造影画像の検出感度が最も優れている。


・引用が長くなりましたが、頭痛があって、目が痛くて、白目が充血していたら硬膜炎を頭に思い浮かべましょうということですね。


以下日記

・まずは、昨日からのお話。

・9/2(土)は吹田市にある障害者施設で働く労働者の腰痛・頚腕・一般健診の応援にいってきました。いつも思うことですが、福祉労働者は身を粉にして働いていますね。でも、幸いなことに今回はそう問題のある人はおられませんでした。(ただ、このままいくと危ないという働き方をしている人はいましたが)13時過ぎまで健診をして、それから国立国際美術館へ。「バベルの塔展」を観てまいりました。予想通り結構な人でしたが、たぶん言った時間が遅かったからでしょう、並ばずに入れました。展示されていた絵を見ていて、どっかで観た絵だなと思うことが多かったのですが、よう考えたら、予習で公式ガイドブック読んでいたからですな。


ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展公式ガイドブック (AERAムック)

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展公式ガイドブック (AERAムック)

  • 作者: 朝日新聞出版
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/04/07
  • メディア: ムック
・17時前に観終わってホテルへ。夕食?は、たこ焼きとネギやき半分を地下街の店で食べて、あと成城石井でビールとつまみを買ってホテルでたべ、U-NEXTで「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を観て寝ました。
・今日は午前中兵庫県立美術館の「怖い絵展」へ。こっちはバベルの塔展よりもすごい人でした。1時間位で観終わって、ボランティアのギャラリートーク?(と言うんでしょうか)を聞いて、後は帰宅です。
・15時半くらいに帰宅しあとは机の上の片づけや事務的な仕事でした。
・さて、8月18日(金)~21日(月)まで日本社会医学会に行ってきたことは以前書きました。何故か配偶者もついてきまはした。で、以下その時の話の続きです。
・8月19日(土)は1日学会で、夜はテレビ塔で学会の懇親会でした。
・8月20日(日)も17時30分まで学会に参加。それから北海道医療大学からすすきのへ。配偶者と落ち合って、スープカレーの店へ。おいしかったですが、胃に答えました。その後「ゑすぷり」というバーへ。ここは、知り合いのバーテンダーさんから教えてもらったお店。小さくて感じの良い店でした。そこで教えて?もらったことは、バーに行ったら居酒屋でとりあえずビールみたいな感じで、ジントニックを頼むということでした。(そこのバーテンダーさんの流儀だそうですが)おいしくお酒をいただいてホテルへ帰りました。
・8/21(月)は朝食を食べに札幌中央卸売市場近く(朝市というのか?)の「鮨の魚政」というところへ。シャリの大きさがちょっと小さめで食べやすく、おいしくいただきました。その後は空港へ。空港の中をぶらぶらして、昼食は蕎麦食べて岡山へ帰ってまいりました。
・8/22(火)~25(金)までは、京都橘大学で1日4コマ(最終日3コマ)の集中講義。(一コマ90分)です。さすがに疲れます。初日講義が終わったら髪の毛をバッサリとスポーツ刈り。翌日学生さんに笑われました。24日(木)は講義終了後地下鉄で京都の三条へ。そこで、スターバーというところへ。北海道でおしえてもらった「とりあえずジントニック」を頼みましたが、ここのジントニックはコップの中に立方体の大きな氷が入っておりました。その次は季節のフルーツを使ってのカクテル。この2杯飲んでお店を出て、そばを食べてホテルに戻りました。
・8/25(金)集中講義が終わったら、新大阪へ移動し、別のホテルにチェックイン。夕食何食べたか忘れました。
・8/26(土)の午前中は、堺にあるアルフォンス・ミュシャ館へ行ってきました。学生料金かつJAF会員割引でなんと240円で入館。めっちゃコスパがよろしおます。エレベーターホールにミュージアムの絵の模写が飾ってあり、職員さんに写真をとっていただきました↓
ミュシャ.jpg
・そこを観終わった後難波へもどって近鉄で名張まで。8月26日(土)の午後から27日(日)昼過ぎまで、医療福祉政策学校というとても小さな研究会?勉強会?に参加しました。今回は、特に『戦力ならざる者の戦争と福祉』という発表(この本を書かれた研究者が自著を紹介という形で)が印象に残りました。
・8月27日の夕方に帰宅。28日から通常の勤務にもどりました。
・8/28(月)は午前大学で勉強、午後外来、その後当直。
・8/29(火)は、当直「明け」で外来。14時ころ病院出て帰宅です。
・8/30(水)は、午前外来、午後カンファレンス、夜間診療後毎月勉強解している開業医さんとの懇親会。帰宅は22時半くらいだったでしょうか。
・8/31(木)は午前中水島で産業医学科外来。午後玉島に戻って労働安全衛生委員会、産業医面談。で、やっとこのブログの日記が9/1につながることになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>

nice!(0)  コメント(0)