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以前はどう読むかわからなかったFitz-Hugh–Curtis Syndrome/青空にちょっと感傷的になる

・標題にかいた Fitz-Hugh–Curtis Syndromeとは、『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


フィッツ=ヒュー-カーティス症候群


上腹部に慢性の疼痛を訴え,手術や腹腔鏡でみると肝臓と横隔膜の間にバイオリンの弦のような索状の癒着を認める疾患。症状から胆嚢炎と誤られることがある。患者の大部分が骨盤内にクラミジアの感染があること,また血中のクラミジア抗体が高いことがほとんどであることから原因はクラミジアであろうと考えられている。しかし,理由は不明だが,癒着の病変からクラミジアの抗原が検出されることは稀である。(Thomas Fitz-Hugh,Jr,1894-1963,医師,米。Arthur H. Curtis,1881-1955,婦人科,米) Fitz-Hugh T Jr: Acute gonococcic peritonitis of the right upper quadrant in women. JAMA 102:2094-2096, 1934



・で、今週のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポートがありました。


Fitz-Hugh–Curtis Syndrome


NEJM 381;e38 Nov. 28, 2019




・この患者さん、62歳ということですが、いったいこの疾患の年齢分布ってどんなんなんでしょうね?また有病割合はどんななんでしょう?私は、お目にかかったことがないですが、単に見逃しているだけでしょうか?



以下日記

・11/28(木)は5時19分に起床。朝勉ではなく、会議の資料作り。出勤して朝一で病棟回診して、外来。午後から倉敷市役所で公害健康被害認定審査会。たぶん今までで一番早く終わったのではないでしょうか、16時前に病院に戻れました。で、16時から1時間研修医に論文の読み方の講義。その後回診、事務作業。19時から金光町の佐方コミュニティハウスで「たまり場カフェ」の会議。(まったく有志の会で、街づくり、いろんな人が集える場所を作ることを目指している)。何とか拠点ができそうなめどが立ってまいりました。で、21時過ぎに帰宅。私の上司の女医さんが「秘密のケンミンSHOW」にでるということで、観ていたらなんとうどんをすする姿がほんの一瞬。1秒もなし。よく医学会のスライド発表の「COIはありません」と同じくらいの短さ。TVってそんなもんなのね。

・11/29(金)は、6時半起床。一瞬だけ朝勉して出勤。いつものようにまず病棟によってから午前外来。午後から三つ会議。帰宅は19時数分前。お風呂入って、夕食:もつ鍋。油のせいで、その夜はおなかの調子がわるかった。

・本日11/30(土)は、6時38分起床。8時過ぎに玉協によって気になる患者さん診察後水協へ。そこで労災関係の書類をかいておりました。途中休憩と買い物のためマックスバリュイオンタウン水島へウォーキング。そこで、パンを買って昼食。帰り道天気が良くて歩道橋の上から周囲の空を見上げました。今は、青空がひろがっていますが、40年以上前は、どんよりとくもった空だったのです。それは、コンビナートからでる煙のせい。その大気汚染公害にたちむかったのが、名もなき地域のおじちゃん、おばちゃんたち。その支援にすこしだけ私も参加。その公害闘争の末席に加わり、自分ってすこしは、公害撲滅の運動・環境改善にお役に立てたのかな、自分の生きていた価値があるのかなと思ったりしました。その後書類作成を続け14時半頃いったん帰宅。遅めの昼寝後玉協へ。17時30分から当直です。現在このブログをかけているということは、落ち着いているということです。真夜中に起こされないことを祈る。インシャラーメンダブツ。



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