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呉秀三:・・・この邦に生まれたる不幸を重ぬる・・・


・何時の頃か忘れましたが、呉秀三という精神科医を知り、『精神病者私宅監置ノ実況』とう論文の中で↓の様な文章を書いていることをしりました。



 我が邦(くに)十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸のほかに,この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし


・明治・大正の時代に、よくこんなことが言えたなとビックリするのと同時に、今の日本でも変わらない(精神病者を障害者、患者と読み替えても通じるような)気がいたします。


・この昔の論文を現代語訳にされた先生の記事↓


【寄稿】
見知らぬ世界へのどこでもドア
なぜ,『精神病者私宅監置ノ実況』を現代語訳したのか
金川 英雄(東京武蔵野病院・精神科)
・この現代語訳は2012年に出版されています。私の手元にもありますが、まだ積ん読状態です。今回この話を書いたのは、昨日11/25(土)に岡山市にある林道倫精神科神経科病院で『呉秀三と無名の精神障害者の100年』という映画が上映されるということで観てきたからです。この映画は2018年にできたものなのですが、見逃しており観る機会があったら観に行きたいと思っているところに、上映するという情報を得て観てきました。女優の竹下景子さんがアナウンサーでした。(感じが良い声だなと思って聞いておりました)皆様も機会があれば観られたら良いと思います。
・この映画のパンフレットの中で当時立教大学の教授の香山リカさんが↓のように書かれていますが、ああ、そうだよねと思いました。
いつの時代も、社会を前に進めるのは、ひとりの気づきとそれに触発された大勢の仲間たちです。
(自分は、大勢の仲間達にはいっていると思います)
cf. 歌人で精神科医の斎藤茂吉が呉秀三のことについて書いた文章が無料(青空文庫)で見られます↓
呉秀三先生
以下日記
・昨日11/25(土)の午前は病院に行って患者さん診て、書類の処理。午後からは前述の様に岡山市へ行ってきました。
・本日11/26(日)は、朝一で地域の荒神社のお掃除。それが終わって10時から12時45分頃まで、「産業医慢性痛セミナー」にZOOMで参加。天気痛の概要が聴けたり、精神科の者の考え方が聴けたり面白かったです。その後掃除。夕方矢掛町の湯の華温泉へ。帰って給料日後なので(ということもないかな)美星ミート(超ローカルな話)のステーキ。メッチャやわらかく、うまかった。また、ボーナス出たら買ってねと配偶者にお願いしときました。で、現在アルコール飲みながらこのブログを書いております。ステラアルトワ1本飲んだだけで、もうヘロヘロどす。21時前には寝ようと思っておりますが、もうちょっと過去を振り返りたいと思っております。おとついのブログで11/13(月)は、から振り返っておりましたが、11/8(水)から11/12(日)まで自分がなにをしていたか思い出してみます。
・11/8(水)は、午前外来、午後回診とカンファレンス、夕方患者さんのご家族に病状説明。
・11/9(木)は、寝過ごしてしまい慌てて水島へ。午前産業医学科外来。午後玉島へもどって、回診と総括会議に参加。その後事務長と面談し、自分の勤務の希望をお伝えする。(なんせ、月曜日午前訪問診療と夜間診療、火曜日午前外来と夜間外来というのは「しんどい、死にます」とお伝えする。
・11/10(金)も寝過ごしてしまいあわてて病院へ。午前外来、午後回診と会議。17時過ぎに病院を出ることができました。
・11/11(土)は7時過ぎ起床。10時前まで掃除。汗かいたので冷たい水のシャワーをなんとか浴びる。その後配偶者に眼科に連れて行ってもらい、散瞳検査。左目の網膜裂孔の光凝固のフォローでしたが、幸い再発や他の部位での発生はありませんでした。その後昼食は金光町のすし丸。帰宅してひたすら掃除。夜は配偶者と「麺や廣」で夕食摂って満天の湯へ入って帰ってきました。
・11/12(日)は、1日掃除をしておりました。
それにしても、掃除をしてもしても片付かないのは何故?

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