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水タバコによる一酸化炭素中毒/またナヴィにやられちまった

水タバコで一酸化炭素中毒になる可能性があります。(そもそも水タバコって何よと思う人も↓の論文をお読みください。昔からちょくちょく映画で見かけてましたが、最近TVでも観る機会が増えたような気がします)



水タバコによる急性一酸化炭素中毒の 1例 




日臨救急医会誌(JJSEM)2022;25:946-50




【抄録】水タバコは,燃やしたタバコの煙を水にくぐらせ濾過された煙を吸う喫煙方法である。タバコの加熱時に発生する一酸化炭素(CO)を吸入することで急性CO中毒を生じるリスクがあるが,わが国での報告は限られている。症例は25歳,女性。シーシャバーで水タバコを3時間喫煙した後,意識障害を生じ救急搬送された。意識レベルはGlasgow Coma Scale(GCS)E1V1M4。静脈血ガス検査でCOHb 30.7%と高値であり,急性CO中毒と診断した。 高濃度酸素を投与し,COHbは2時間後に14.5%,8時間後に0%まで低下。意識レベルは4時間後にGCS E4V5M6まで改善した。遅発性脳症のリスクを考慮し,高気圧酸素療法が可能な施設へ転院とした。5カ月後の時点で後遺症はみられていない。わが国でも水タバコを提供する店舗が増加しており,救急医療にかかわる者は,水タバコによるCO中毒の危険性を認識し啓発に努める必要がある。


・この論文で少なくとも3つのことが学べると思います。①水タバコで一酸化炭素中毒がおこりえること②一酸化炭素中毒は一般に使われているパルスオキシメーターではキャッチできないこと③一酸化炭素中毒には遅発性脳症という合併症(?)が起こりえること。余談ですが、研修医に呼吸管理の講義をするときは②のことはきちんというようにしています。(の、はず)


・なかなか良い論文だったと思います。(←エラソーにっ!)



以下日記

・本日4/30(日)は、6時3分起床。朝食後11時半までは、主に"Causal Inference: What If"のお勉強。12時頃家を出て玉島の「てまり」といううどん屋さん(多機能型事業所)でかけうどん+レンコンの天ぷら+温玉の昼食。その後玉島湊公園へいって2kmくらいWalking.それから病院に行って重症の患者さん達を診て、ご家族に病状説明。その後玉島の陶という地域に行きました。そこに私の患者さんが住んでおられて点滴に訪問した看護師さんにご本人が育てたツツジを見に来てくれという伝言を院内メールで見て時間があったのでお伺いしました。車のナヴィおよびiPhoneのナヴィ両方に住所入れたのに大分離れた所に連れて行かれました。(昨年から少なくとも3回ナヴィを当てにして患者宅へ行こうとして「迷子」になっております)近くの方に住所をお伺いして、再出発。なんとかたどり着きました。ちょっと遠方からツツジがいっぱい咲いているお家が見えて、ああ、あそこだなと分かりました。ところが、ご本人さんはお留守。ツツジみて写真撮らせてもらいました。で、16時半過ぎ帰宅。一服後英語の文献を読もうとしたのですが、睡魔が襲ってきて、30分くらい寝ました。18時半から20時まで町内会の久々の会合(3年ぶり?)。その後帰宅してお風呂入って夕食。アルコールもいただきました。麦酒飲んだ後「純米吟醸 桃の里」を常温でいただきましたが、「おおrice wine」という感じでした。冷やしていたらもっとおいしかったでしょう。お酒飲みながらちょっとだけ英語論文よんだあと、このブログを書いております。これから歯磨きして、サッサと寝たいと思います。


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