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マイ手帳大賞:ある全体のなかで物事を位置づける思考法/我は選ばれし者

2022/10/31に野村拓先生がなくなり、今年の8/20に大阪のナンバまで「偲ぶ会」に行ってきました。野村先生って誰?というひとが多いと思いますが、それについてはまた後日書くとして、先生が「いのちとくらし研究所報」に連載されていた最後の原稿を読みました。標題の言葉は、『<「もの書き百歳のすすめ・3> 頭の中に「情報ドーム」づくり』という文章の中にでてきました。初っぱなの書き出しに、「「ある全体」のなかで「テーマ」を位置づける」とかかれており、4ページ後に「ある全体のなかで物事を位置づける思考法」とかかれていました。

・「ある全体」とは、私の解釈では時間的なものと空間的なものと思います。1つは歴史の流れの中でどう位置づけるのか、もう一つは現在の世界の中でどう位置づけるのかだと思っています。過去と未来をみながら、現在の自分の立ち位置(世界というのが広すぎるなら、日本の中、自分の住む地域や職域、分野etc.)を認識しておくことと思っております。

・医学が専門分化し、いろんな医療技術(内視鏡やカテーテル)が進歩しています。ともすれば、自分のやっている分野が世界の中心みたいな思考におちいっている医師がいます。(私の経験では、過労死の裁判で、その原因を冠動脈の「ずり応力」で説明しよとした大学教授がいました。また、私の友人の現大学教授が、耳の中が世界の全てと思っている教授がいるともいっていました)医師で大切なのは、自分の専門分野・技術が医療の中でどのような位置にいるのか、そして患者さんにとってはどう位置づけられるのか正しく認識していることだとおもいます。

・つい最近SDGsについて勉強したので、とりあえずこの観点で自分の立ち位置と行動すべき方向を考えていけばよいのではないかと最近は考えております。



以下日記

・本日9/3(日)は宿直明けでした。明け方4時に起こされて辛かった。それからもう1回寝ましたが、自分が車椅子にのって、何故か靴が片方しか履いておらず、道に迷うという悪夢をみました。9時に病院を出てコーナンで猫のエサや刈り払い機の燃料等かって9時40分帰宅です。後は夕方まで、今月講義するACPと労働安全衛生の講義の準備といろいろな資料の整理、部屋の片付けをしておりました。

・18時から小一時間地域の寄り合いがありました。9月30日におこなう荒神社のお祭りの打ち合わせ、最近の言い方だと実行委員会です。当方の荒神社は3つの地域でお世話している、逆の立場で言うと統括されており、みっつの地域から4人ずつ代表が集まりました。私は、中谷という地域の会計をしているので出席。いろいろ打ち合わせして、リーダーがこの12人でやっていきますとまとめられて、おお、俺は12人の勇士に選ばれたんだと変な思いに駆られました。まあ、冗談はさておき昭和の時代(それより以前?)から、脈々とこのような寄り合いが続けられてお祭りが行われていたんだなと日本の地域の歴史を感じました。

・その後夕食食べてから配偶者と一緒に医療生協の広報誌を配り、水のシャワーを浴びて(給湯器壊れているので)このブログを書いております。あと、ちょっとデザート食べて、歯磨きして22時には寝にいきます。また、明日からツライ仕事の日々が始まります。誰か助けて、赤いハイヒール。(以前もこの結びの文を書いたけど、なんだか分かる人が日本国民の中でどれだけいるだろうか?)


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