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肺水腫のネガ像/木曜ショック、土曜日研究会後の祭り(後悔しているわけではございません)

ちょっと前、若い職員に写真のネガと言ったら「?」という顔されました。一応若い人との会話ではジェネレショーンギャップを意識しながらしているつもりですが、写真のネガもわからないとはショックでした。で、ネガが分からない人も結構いるようで↓のような富士フイルムのサイトがありました。


ネガフィルムとは?ネガをデジタルデータ化しよう!






・それはさておき、好酸球性肺炎のレントゲン像と言えばphotographic negativeと私はおもげております。それは一般的な肺水腫のレントゲン像が心臓から両側にチョウチョの羽のように広がっているもので、その陰影が肺門部中心で肺野末梢は正常なもの。↓をご参考に。


butterfly shadow〈蝶形陰影〉




・その陰影がポジ、ネガ逆転したように肺門部が正常で末梢側に浸潤影があるのがPhotographic negativeと言われる所見で、慢性好酸球性肺炎に特徴的とされております。NEJMにそれのようなレポートがありました。


“Photographic Negative of Pulmonary Edema” in Chronic Eosinophilic Pneumonia
Basim Ali, Matthew C. Mason.
N Engl J Med 2023; 389:1220
慢性好酸球性肺炎の解説は↓
・急性好酸球性肺炎というのもありますが、その場合のレントゲン像はphotographic negativeではございません。
以下日記
・ちょっとの間ブログを更新していなかったので、ちょっと過去を思い出してみます。
・9/26(火)は午前外来、午後回診、夜間診療でした。午前の外来で、何時も落ち着いている喘息の患者さんの調子が悪く、採血したら溶血性貧血で、あわてて血液内科に紹介しました。
・9/27(水)は、午前外来、午後回診とカンファレンス、夕方書類作成。
・9/28(木)は、午前水島で産業医学科外来.午後倉敷市役所で公害健康被害認定審査会。その後玉島へ戻って病棟回診。帰宅したら浅口市から手紙が届いており、何だろうとあけてみたら、橙色の介護保険被保険者証が入っておりました。ああ、自分もそういう年になったのだと軽いショックを受けました。
・昨日9/29(金)は有給休暇。ほぼ1日本日の研究会の準備。お昼に病院よって電子カルテで患者さんの状態と検査結果チェック。大きな問題なく、カルテチェックのみして病院出て帰りCOOPで買い物して帰宅。
・本日9/30(土)は、地域の荒神社のお祭りでした。私は自治会の役員なので準備に出ないといけなかったのですが、民医連呼吸器疾患研究会が8時45分から17時くらいまであったので、配偶者に行ってもらいました。で、1日ZOOMで前記研究会に参加。私も「当院における間質性肺疾患の記述疫学的検討」というお題で発表しました。研究会後世話人会に参加して17時10分くらいに終了。その後荒神社へ。お祭りで、お参りに来る人達へ「接待」と、役員一同で祝詞をあげました。その後19時より12人の役員でお弁当食べながら反省会。19時40分頃帰宅です。水のシャワー浴びて、アルコールをいただいております。
・これからちょっとだけ事務作業してサッサと寝ます。明日はお祭りの後片付けが8時からあります。お昼は玉島の武田屋湊にランチの予定。

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