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厚労省が間違ってるから「ICする」のかな?/お風呂にすぐに入れない

・私の勤める病院では、朝礼の後患者さんの入退院の検討をします。そこで他院からの紹介状を診ることがあるのですが、時々そのなかに「患者さん(またはご家族に)ICして云々」という文言がみられることがあります。今日もそういった紹介状(臨床研修病院)がみられました。何度もこのブログで書きましたが、少なくともICはするものではなく、していただくものです。以前にも書きましたが、これについて大論文を書こうと思いますが、きょうは、簡単に。何で、こんな間違いがずっとあるのか?原因の一つに厚労省があると思います。

厚労省の「別添 臨床研修の到達目標」というものがあります→



この中に、

(1)患者-医師関係

患者を全人的に理解し、患者・家族と良好な人間関係を確立するために、

1)患者、家族のニーズを身体・心理・社会的側面から把握できる。

2)医師、患者・家族がともに納得できる医療を行うためのインフォームド・コンセントが実施できる。

3)守秘義務を果たし、プライバシーへの配慮ができる。

 

と、書かれています。政府の公的な文書が、困難だから「ICする」という言葉が飛び交うのでしょうか?これに対して、政府のいろんな委員になっているエライDr.方は、間違いを指摘して、訂正させていないのでしょうか?ああ、情けない・・・(もし、訂正されているようなら、ご教示ください)

 

・朝の議論の中で、この患者さんはfull CPRだということですという話も出ました。full CPRって、どういう意味で使われているのでしょうね。DNARでないということでしょうか?正確にはfull code(多分、これも医療界のjargonでしょうかね?)でしょう。full CPRって、心肺蘇生をするとき「胸骨圧迫」と「人工呼吸(mouth to mouth)」の両方をする場合で、そうでない場合=Hand only CPR=胸骨圧迫だけで人工呼吸をしないことの対だと思うのですが、日本では、トコトン医療処置をするということばで使われているような...

・「医療界のjargon、誤用、悪用、曲解」というような文章をかいてみましょうかね...

 

以下ショート日記

・本日12/12(水)は、6時すぎにおきてほんのちょっとだけ勉強して、出勤。午前外来、午後回診、カンファレンス、夜間診療でした。大きなことはなく、20時前帰宅。配偶者がお風呂をいれてくれたのですが、お湯が熱くて、その量がおおくてすぐに入れず。ちょっと調べて物をして夕食。(「月曜から夜ふかし」をみながら)で、腹いっぱいたべたので、すぐお風呂に入れずこのブログを書いております。これから、やっと入浴。その後は、多分「獺祭焼酎」を飲んで、寝るでしょう。

・明日は午前外来。午後労働安全衛生委員会。そして、いっぱいの書類かき。書類はそこそこにして早く帰宅したいです。



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