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ロセフィンと結石/ピンクレディーをみならおう

私、抗生剤のセフトリアキソン(商品名ロセフィン)と結石の関係って、よく知られているものかなと思っていましたgあ、どうもそうでもなさそうなので、今回お題にとりあげていました。↓のようなレポートがありました。


セフトリアキソンによる偽胆石性胆嚢炎の1例


日本臨床外科学会雑誌 79巻(2018)5号


【抄録】症例は85歳,男性.嘔吐・吐血を主訴に来院し,急性胃腸炎より嘔吐およびそれに伴う食道潰瘍と診断した.セフトリアキソン投与による加療を行い,一時症状は改善するも右季肋部痛を伴う発熱をきたし,腹部CTでは新規発症の急性胆嚢炎を認めた.セフトリアキソンによる偽胆石性胆嚢炎と考え抗菌薬を変更するも保存的加療では軽快せず,腹腔鏡下胆嚢摘除術を施行した.壊死性胆嚢炎の様相を呈しており,胆石分析ではセフトリアキソンに類似した成分であることが示された.
・ロセフィンの添付文書が↓
まずは、投与時の輸液の注意:
本剤を投与する場合は、カルシウムを含有する注射剤又は輸液と同時に投与しないこと。[国外において、新生児に本剤とカルシウムを含有する注射剤又は輸液を同一経路から同時に投与した場合に、肺、腎臓等に生じたセフトリアキソンを成分とする結晶により、死亡に至った症例が報告されている(「適用上の注意」の項参照)。]
で、重大な副作用:
8. 胆石、胆嚢内沈殿物(以上頻度不明)  セフトリアキソンを成分とする胆石、胆嚢内沈殿物が投与中あるいは投与後にあらわれ、胆嚢炎、胆管炎、膵炎等を起こすことがあるので、腹痛等の症状があらわれた場合には投与を中止し、速やかに腹部超音波検査等を行い、適切な処置を行うこと。なお、多くの症例は小児の重症感染症への大量投与例でみられている。9. 腎・尿路結石(頻度不明)  セフトリアキソンを成分とする腎・尿路結石が投与中あるいは投与後にあらわれ、尿量減少、排尿障害、血尿、結晶尿等の症状や腎後性急性腎不全が起きたとの国外報告がある。このような症状が認められた場合には投与を中止し、速やかに適切な処置を行うこと。
これに関しては、2005年に↓がでています。
医薬品・医療機器等安全性情報 No. 213
・ところで、最初のレポートですが、そもそもロセフィンを投与する必要があったのかと疑問に思うのは私だけ??
以下日記
・本日12/31(月)は、6時半過ぎに起床。10時過ぎまで家にいてゴソゴソしていましたが、患者さんとたまっている仕事が気になって病院へ。10時40分頃病院に着いたら駐車場の車が多い。ひょっとしてと外来待合室を見ると患者さん一杯。そうか、今日は休日当番医でした。私は、病棟の患者さんを診て健診の所見付け。それが終って近くの公園を30分ウォーキング。そして帰りコーナンでちょっと買い物して帰宅です。あとはひたすらお掃除。で、お風呂入って19時過ぎから紅白歌合戦みながら配偶者と二人だけで夕食。子供たちがいないと寂しいですね。これが一人だとなおさみしい。アルコールは、ビール1本とハイボール少々飲んでおしまい。紅白歌合戦は、長時間見られず21時過ぎには自室へ。で、このブログをかいております。
・紅白を観る前配偶者がレコード大賞のピンクレディーの6分以上歌い踊る場面をみせてくれました。ミーは私と同い年。学年はうえ。ケイは私より1歳上です。この年で歌っておどれるとは。いつも死を考えている私と月と鼈、雲泥の差。すこしは、見習わないとね。
・さて、0時近くまではへやにこもってゴソゴソ。0時前後に私の打った年越しそばを食べる予定。ひょっとしたら、その前に寝ちゃうかもね。
・それでは、皆様よいお年を。

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