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抜管の認知エラー(「抜いたらいかんぜよ」より)/蕎麦つながりで饂飩をいただく

・J-stageで日本臨床麻酔学会誌をみていたら、「日本臨床麻酔学会第36回大会 シンポジウム ─抜いたらいかんぜよ─」というのがありました。そのシンポジウムの報告のうちの一つが↓。私の「好きな」(=しっかり勉強したいと思っている)ノンテクニカルスキル、メタ認知、バイアス・エラーのことが載っていました。特に、表2は、後輩に教えるのに使えるような気がします。


私が経験した抜管の修羅場─医学教育学的視点からの省察─

日本臨床麻酔学会誌 / 38 巻 (2018) 2 号




表2のフィードバック・バイアスなんて、「裸の王様」になるお医者様をイメージしてしまします。



あっと言う間に以下日記

・(土)(日)(月)とブログをアップしてなかったので、「タイムマシーンッ!」(ベストヒットUSAのノリ・・・わかるかな?)。

・4/7(土)は、前日19時半から当直。その日のうちは、落ち着いていて当直中にブログをアップできたのですが、4/7午前5時前に病棟の看護師さんに起こされました。そして、お一人お見送り。9時に主治医と一緒にお見送りしました。そして、帰宅。一服してから、11時~14時半くらいまで、蕎麦打ちクラブの「花見」。地域の集会所にあつまって、みんなでお弁当食べてお酒飲みました。室内でしたので花は全然見ておりません。調子に乗ってすすめられるままにお酒を飲んだので、睡眠不足も有り酔っ払いました。そのとき「がらるっど」という焼酎飲んだのですが、おいしく感じました。また、機会があったら買ってみましょう。帰宅して17時くらいまで昼寝。それからお迎え(西方浄土からではありません)がきて、病院近くの焼き肉屋へ。通所リハビリ関係の職員さんとお食事会。さすがにそのときは飲めませんでした。帰りも家まで送っていただきました。ありがたいことですたい。

・4/8(日)7時過ぎ起床。朝風呂入って、9時前に家を出ました。私の勤める医療生協の職員さんが市会議員選挙に立候補しており、その出発式(出陣式とは言わないみたいで)に行ってきました。家が近いのであるいていっていたのですが、その行き来で蕎麦打ちクラブの先輩にお会いして挨拶。帰りにあったときは、ちょっとまってといわれて、「私、饂飩もうってるです」と手打ちうどんをくださいました。で、その日の昼食は、そのおうどんをおいしくいただきました。そして、午後は13時~15時半まで、蕎麦打ちクラブ。(饂飩をくださった先輩はお休みでしたが)腰が痛くて何ヶ月も休んでいたのですが、久々に出席。やっぱり、腰が痛い。当然蕎麦うちもうまくできず、先輩に助けていただきました。夜は、配偶者と犬をつれてウォーキング。

・4/9(月)本日朝は、昨日もらった饂飩の残りを朝食にいただきました。そして、午前中は大学へ。駅で、ちらほらちょっとフォーマルな格好をしたお母さんと制服を着たお子さんを何組かみました。今日が入学式だったんでしょうね。大学では、生存時間解析、おもにコックスの比例ハザードもでるのお話。今日から、新しい学生さんも参加されていましたが、たぶんチンプンカンプンだったでしょうね。午後からは病院に戻って外来。先週からずっと咳がひどい患者さんが多いです。なんか、大気中に舞っているのでしょうか...今日は幸い19時過ぎに病院を出ることができました。今日の夕食はステーキ。昨晩録画の「孤独のグルメ」でとんかつ・ステーキがでてきた影響でしょう。で、現在このブログを書いております。これから、勉強ちょっとして、早めに寝ます。明日は、午前外来。午後から大学です。


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孤立性上腸間膜動脈(SMA)解離/激しい咳は患者もつらいが医者もつらい

・j-stageでinternal medicineをみていたら、標記「孤立性上腸間膜動脈解離」の症例報告がありました。


Isolated Dissection of the Superior Mesenteric Artery


Intern Med 57: 1059, 2018





・腹痛の鑑別診断には、こういった疾患も頭に浮かべないといけません・・・なんか、以前もこんなこと書いたようなと調べてみると、2015年の11月に同じテーマでブログかいてましたわ↓(ホンマ、物忘れが激しいですわ)


孤立性上腸間膜動脈解離/平穏な1日  



・日本心臓財団のサイト↓





・私のブログより、よっぽどしっかりかかれているブログ↓


Hospitalist~病院総合診療医~



・109例の検討↓


突然発症の心窩部痛で来院した孤立性上腸間膜 動脈解離の1例 ―孤立性上腸間膜動脈解離109例の検討―

J Cardiol Jpn Ed  Vol. 7 No. 2 2012




【要約】症例は57歳男性.2009年7月深夜,立位時に突然冷汗を伴う前胸部から心窩部にかけての疼痛が出現したため国際医療 福祉大学熱海病院救急外来を受診.心窩部に圧痛を認めず,心電図変化および心筋逸脱酵素上昇を認めなかったが経過観察 目的に入院した.翌日にも心電図変化および心筋逸脱酵素上昇を認めなかったため,翌日に退院としたが,1週間後に心窩部 痛で再来となった.消化器疾患も疑い腹部造影computed tomography(CT)を施行したところ,大動脈に解離を伴わない上 腸間膜動脈(superior mesenteric artery:SMA)に限局した解離,いわゆる孤立性SMA解離を認めた.偽腔は血栓閉塞し ており真腔狭窄はあるものの,症状は軽度で腸管虚血所見を認めず,瘤化も認めなかったことから降圧療法のみで外来で経過 観察の方針とした.症状も安定しており,発症1カ月半後のCTで増悪なく,5カ月半後には解離が消失しており,現在も降圧 療法のみで経過観察としている.孤立性SMA解離も心窩部痛の鑑別診断の一つとして,念頭に置くべきであると考える



以下日記

・4/4(水)以降の日記を書きます。

・4/5(木)は、午前外来、午後会議、その後岡山(市)へ。最近行きつけになった医学部近くのWADAという理容院で散髪。その後18時から19時30分まで臨床研究講習会(研究倫理を学ぶ)でした。結構な詰込みでしたが、それなりに面白かったです。で、その後帰宅ですが、21時近くです。夕食とったら、おなかいっぱいでなかなかお風呂に入る気にならず、録画のIPPONグランプリ観て、笑っておりました。その後入浴して、就寝です。

・4/6(金)は、午前外来、午後通所リハビリテーションの会議、それからちょっと胸部レントゲンの読影をして、16時から夜間診療。19時30分から当直に入って、現在このブログをております。今日の午前、午後の外来は大きなことなく、当直も今までのところは落ち着いております。(こうブログに書いて0時過ぎてから泣きそうになったことが何回もありますが)良かったことは、数日前から激しい咳が続いている方が来られていて、本日ようやく改善傾向だったこと。土、日に出張ということでしたので、これは、困ったと思っておりましたが、何とかいけそうでで、ホッとしました。ほんでもって、今日の夜に、また激しい咳の方が来られました。ご本人が当然一番つらいのですが、なかなか治らない咳の患者さんを診る医者もつらいものです。

・さて、これから寝ます。明日は幸いなことに外来はありませんが、お昼にソバ打ちクラブの花見。夜は、通所リハビリの職員さんたちと焼き肉。体がもつかしら。

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木材粉塵は発がん物質/草は生えるな毛は生えよ

・標題にあるように、木材粉塵は、発がん物質であるとIARC(International Agency for Research on Cancer国際がん研究機関=WHO(ロックバンドでなく、世界保健機関)の外部組織)は評価しています。あまり知られていないと思うので、今回はそのお話。と言っても、そんなに長くはありません。↓のような事例報告がありました。


木材粉じん及びホルムアルデヒド等 の有害物質曝露との関連が疑われる 上顎洞がん事例


産衛誌 2017; 59(1): 23-28




・これに関連した読み物をいくつかご紹介↓


カシおよびブナ材の木材粉じんの発がん性について




木材は発がん物質?




・IARCのレポート

wood dust



・ということで、副鼻腔の癌を見た場合も、当然のことながら職業、職場環境をきっちりと聴取しましょうね。



以下日記

・本日4/3(火)は6時起床。朝勉はせず事務的なこと。そして手延べうどん(既製品)の朝食。蕎麦はそう難しくないのですが、うどんは何故かズンドウから麺を取りだしにくいですね。それ用の道具があるのかしら。で、午前中は外来。ダッシュで12時に終わらして、岡大医学部へ。昨日岡大の入学式でしたが、本日は我が疫学・衛生学教室のオリエンテーション。後輩が8名こられておりました。大体日本は衛生学や公衆衛生学の教室は「絶滅危惧種」のようで、教室の統廃合の話をチラホラききますが、我が教室は学生さんが多いですね。30分遅れで、オリエンテーションに参加。主に教授がオリエンテーションされていましたが、先輩院生として補足をさせていただきました。入学された学生さん達は医師免許を持っている人たちばかりでなく、多彩な背景をもった方々でして、教授が医師に対して「先生」といわずに、みんな「さん」ずけしましょうと提案されました。私も、「とっつぁん」と呼んでもらってもよいですよと言いましたが、さすがにそう呼ぶのは、教室のAさんだけでしょう。(「さん」づけで呼んでくれる方はいますが)

・余談ですが、飲食店なんかにはいって、お店の人から「お兄さん」とよばれるのがうれしかった。最近は年を取ったので、めっきりそうよばれません。「オッチャン」とかよんでくれたらよいのに。(看護師さんで「オトーチャン」と呼んでくれるひとはおりますが)

・オリエンテーション終わって、散髪いきたかったけど、いきつけのお店がおやすみ。残念ながら直帰(ちょっと、意味がちがうか)となりました。帰って久々に「家出」から戻ってきた配偶者とすし丸へ、早めの夕食。ちょっと食べ過ぎてしまいました。(配偶者も気分悪いといっておりました。当然、食中毒ではなく、食べ過ぎです。況や、私が毒をもるなんて。)で、現在一服中でこのブログを書いています。

・明るいうちに家に帰ったので庭の草が結構目立ちました。日曜日はそんなのでもなかったのに。明日は早起きしてすこし草をぬかねば(毛ははやさねば)

・これからお風呂に入って、ちょっと勉強して、早めに寝ます。明日は、午前外来、午後カンファレンス、夜間診療と長丁場。朝一で本日激しい咳で来院された方をもう一度診ることになっています。どうか、よくなっていますように。インシャラーメンダブツ。



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FYI: CCRC・・・居場所と出番/あの人は今

熱心なこのブログの読者の方は覚えておいででしょうが、私がすむ浅口市の医療・福祉・介護をちょっとでもよくしようと医療、福祉職、障害者の子供の会の会員等で勉強会を始めたことを覚えておいででしょう。で、4月1日(日)に浅口市の市議会議員選挙、市長選挙もあるということで、某立候補予定者と懇談会を持ちました。その中ででてきた言葉がCCRC。そもそもは、内閣府が言い出したのか、つかったからなのか、ちょっとずつ普及しているようですが、知らない人も多いようで。かくいう私も、最初そういう言葉をめにしましたが、忘れておりました。

まず、簡単な説明が↓




これを読むとケア付き住宅のような施設かなとおもうのですが、もっと広い概念のようです。


内閣府の文書が↓


生涯活躍のまち(日本版CCRC)




・日本版と言うのは、アメリカでCCRCという言葉が最初に使われだしたからですね。


・上記サイトの中になる、有識者報告等というところで、「生涯活躍のまち」構想最終報告

というのが載っています。これを読むと、東京の高齢化問題をどう解決するか、みたいな感じがします。でも、そのバリエーションで、各地域がいろんな取り組みをしているようで、私のすむ岡山県も奈義町もとりくみをすすめているみたいです↓




・日曜日の勉強会では、「シェア金沢」というのが話題にのぼりました↓




・高齢者、障害者、その他もろもろの人たちが共生し、自分たちで運営する特定のエリアと言うものでしょうか?高齢者も障害者も現状では「隔離」されているような感が否めませんが、そうでなくて他の属性の人たちと一緒にすめる、そして役割があるというのが、大事ですね。・・・浅口市もそういう取り組みができればよいなと思うものです。


以下日記

・本日4/2(月)は、6時起床。朝そばたべて大学へ。本日のお題はCOXの比例ハザードモデル。連続量と離散量の式があるとは知りませんでした。午後は、病院で外来。やっぱり早く終われず19時過ぎまで。帰ってきて、「月曜から夜ふかし」の特番みながら夕食。桐谷さんとフェフ姉さんすごい。

・また、過去を振り返ります。

・3/26(月)は、午前大学で勉強、午後は病院で外来。

・3/27(火)は、午前外来というか、午後まで思いっきり食い込み。夕方大学院の卒業生、教員の壮行会。一次会で帰るつもりが、二次会に誘われて、Noと言えない日本人の私は、二次会まで。でも、途中でぬけて、午前様にはなりませんでした。

・3/28(水)は、午前外来、午後カンファレンス、夜間診療。

・3/29(木)は、午前水島で産業医学科外来、午後は自分の歯科検診、その後有給休暇をとって帰宅。家事、勉強をいたしました。

以上、やっとすべて過去を振り返りました。

ところで、標題のCCRCってなぜか、PPAPを思い出してしまします。ピコ太郎、最近どうしているのでしょうか・




・この動画観終わったら、WORLD ORDERの動画がありました。私好きなんですよね。



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