マイ手帳大賞:Ethics is all about choices./来てね、社会医学会
・本日18時から20時までZOOMで公開講座「よりよく豊かに生きるためのACP~意思決定支援から共同へ~」を視聴しました。講師は、金城隆展先生。標題の言葉は、講演の最初の方でいわれたこと。日本語は「倫理とは詰まるところ、選択である」↓にもmakingがはいって同様な事がかかれています。
A Framework for Making Ethical Decisions
1. WHAT IS ETHICS?:
Ethics provides a set of standards for behavior that helps us decide how we ought to act in a range of situations. In a sense, we can say that ethics is all about making choices, and about providing reasons why we should make these choices.
Ethics provides a set of standards for behavior that helps us decide how we ought to act in a range of situations. In a sense, we can say that ethics is all about making choices, and about providing reasons why we should make these choices.
・あと、ちょっとメモしたこと↓
尊厳を守医療=患者の選択肢を増やす医療
腑に落ちる最期
有り難いの反対語は当たり前
キーパーソン病(パーキンソン病ではありません)・・・本人では無く、キーパーソンを「尊重」する医療現場の風潮を揶揄して
理論のない実践は盲目、実践の無い理論は空虚
(political correctnessからいうと盲目という言葉は違う言葉に代えた方が良いかしら。すぐに良い言葉が思いつきませんが)
医療に欠けていた(欠けている)もの
(1)患者中心の医療
(2)対話の文化
(3)共同意志決定
「支援」という言葉に注意・・・意志決定を患者・家族に丸投げしてしまうおそれ
・金城先生の講演を聴いたのは実は2回目。最初は2019年に東京慈恵医科大学で行われた第60回日本社会医学会総会でです(講演のごくごく短い要旨↓)このとき座長の先生が、金城先生のファンで講演の追っかけをしていると言われていて、エロー極端やなと思ったのですが、今回改めて聴いてみて、それも頷けるとおもいました。
・日常診療に埋没しているとどうも視野が狭くなってきて、倫理的なことをゆっくり考えることができなくなってきます。このような医療倫理に関する講演は年に1回は聴いた方が良いと思った次第です。
以下日記
・本日10/14(木)は、6時29分と遅起き。朝勉せず水島へ。午前中産業医学科外来。新患、ほぼ新患の方が3名おられ、結構病気の説明に時間がかかりました。午後から玉島へ戻って回診、会議。17時過ぎに病院出て、ダッシュで帰宅。で、18時から20時↑の講演視聴です。その後お風呂入って夕食。それから11月に行われる社会医学会のシンポジウムの準備(発表するのでは無く、座長です)。読者の皆様も参加してください。ZOOMです。↓
・で、これから1つ英語の文献を眠くなるまで読みます。今日突然友人の研究者から明日の夕方勉強会(Critical Appraisal: CA)するから参加してねというラインが来て、誘われたらいやと言えない私は参加すべくCAのネタの論文を読むのでした。