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臍転移でいいじゃん/休む前後は忙しい

以前何回か書きましたが、医学用語ではそれをみても何のことかサッパリ分からないものがあります。Sister Mary Joseph's Noduleもその1例。私は最初みたとき「ナンジャこりゃ?」と思いました。臍への転移のことですね。こんな人の名前(『ステッドマン医学大辞典改定第6版』によると「米国人、Dr. W. Mayoの助手、1856-1938」とあります)を仰々しくつけなくても臍転移(略してヘソテン?)でいいじゃんと思います。で、これが予後不良の徴候とよく説明されていますが、そもそも転移なので悪性腫瘍のstageⅣであり、そりゃ予後不良でしょうと思ってしまいます。それが転移の中でも特に予後不良の徴候というのなら、分かりますけど、そのような論文は、私は寡聞にして知らず。ご存知の方は教えてください。まあ、それはさておき↓のようなレポートがありました。臍の転移ってどんなものか、写真で分かります。


Sister Mary Joseph's Nodule from Pancreatic Cancer


Yuya Ando, Sachiko Ono, Yosuke Ono, Jinghua Yin


Intern Med 60: 3339-3340, 2021







・似たような日本の報告↓(日本の報告を集計しています)
Sister Mary Joseph's noduleの1例

浅井 かな こ、平 光 裕 子、 米 田 和史、 名倉 一夫、山 田 鉄 也、 吉田 め ぐみ


 Skin Cancer Vol.  22 No.  2  2007





・何はともあれお臍の腫瘤をみたら原発巣を探すことですね。




以下日記

・本日10/18(月)は6時起床。朝勉して朝食、燃えるゴミ出して猫たちに餌やって午前中はZOOMで因果推論の学習会。午後から出勤、回診と夜間診療でした。明日から3日間とてもおそーーーい夏休み。休むために書類を処理し、カルテの指示も抜けの内容に気をつけて、帰宅は20時半頃。まず、猫たちに餌やってお風呂入って夕食。録画の『秘密のケンミンSHOW』をちょっとだけみました。広島にかわった焼き肉の種類コウネというのがあるのを知りました。いつか広島行ったら食べてみたいですが、それまでこの記憶が残っているか。

・そのごちょっと勉強してこのブログを書いております。明日に備えてもう寝ます。しかし医者になってから2,3日休暇を取るためその前後はいつも以上に働かないといけないのは、ホンマ、疲れますな。休暇を取るために濃密に働いてその疲れを取るために休みみたいな、意味ないじゃん。




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