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鞍鼻/出版2年延期にビックリ

標題に書きました鞍鼻とは『医学書院医学大辞典第2版』の説明によると↓


鞍鼻

saddle nose

鼻背部が鞍のように窪んだ外鼻変形の一種。ウェゲナー肉芽腫,進行性鼻壊疽,悪性リンパ腫,悪性黒色腫,梅毒など鼻中隔に壊死性病変を来す疾患によって生じる。顔面外傷や鼻中隔の手術後に生じるものもある。


・上記開設の原因疾患の中に入っていませんが、再発性多発軟骨炎という疾患でも鞍鼻がおこります。その写真がNEJMに載っておりました↓


Relapsing Polychondritis

・再び『医学書院医学大辞典第2版』の上記疾患の説明みてみると↓
再発性多発性軟骨炎
[同義語]全身性軟骨軟化症 systemic chondromalacia,汎軟骨軟化症 panchondromalacia,慢性萎縮性多発軟骨炎 chronic atrophic polychondritis,広汎性多発軟骨溶解症 diffuse polychondrolysis,難治性多発軟骨溶解症 refractory polychondrolysis
耳介・鼻・咽喉頭・気管・関節の軟骨の炎症を繰り返す原因不明の疾患。再発を繰り返しやすい。耳介や鼻梁の発赤と腫脹,嗄声,気道障害による呼吸困難,上強膜炎,結膜炎,虹彩炎,聴力障害,大動脈弁閉鎖不全などがみられる。病因は不明。病理学的には軟骨の染色性の変化,軟骨の分断,単核球の浸潤を認める。検査では,赤沈亢進,CRPの陽性化を示す。軽症例では,非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の単独使用あるいは少量のステロイドの投与が行われる。気道障害や血管炎など重篤な症状を伴う場合には中等量以上のステロイドを投与する。発症後5~7年での死亡率は約20~40%,死因は感染症,気道閉塞,心疾患などである。
・非常にまれな疾患で難病情報センターの説明では、患者数500名となっておりました↓
・日内会誌の解説論文が↓
・耳、鼻の変形をみたら、上記にかいた疾患を頭にうかべないといけませんね。で、この記事書きながら、フと、クロムで鞍鼻がこないかなとちょっと調べてみましたが、見つかりました。クロムは鼻中隔穿孔を起こしても外観上の鼻の変形はおこさないのかな...
以下日記
・5/3(木)に記事をアップしてから、ブログ書いていませんので、また過去を思い出します。
・5/4(金)は、まず水島協同病院へいって、自分の研究、お昼を大衆食堂で食べて、玉島協同病院へいって事務処理と自分の研究。15時過ぎに帰宅。その後遅い昼寝をして、研究、庭の草抜き、掃除等。夜はアルコール摂取して、U-NESTで「IT ”それ”が見えたら、終わり」を観ましたが、ジェンジェン怖くありません。ストリーは、何か"stand by me"みたいな感じでした。
・5/5(土)は、1日家にこもって論文作成と庭の草抜き、掃除。夜はアルコール摂取して、アマゾンプライムビデオで「キング・オブ・エジプト」を観ました。まあ、こんなもんかいなという感じ。
・5/6(日)も論文作成、草抜き。遅い昼食に金光町の「すし丸」にたべに行きました。その後昼寝して、掃除。やはり、アルコール摂取してアマゾンプライムビデオで「孤独のグルメ シーズン1」を観ました。見たやつは親子どんぶり+焼うどん+お汁粉と「炭水化物祭り」でした。それにしても、ゴローさん、よくたべるなあ。
・本日5/7(月)は朝勉して大学へ。午前中は生存時間解析の勉強会。一応今回で終了。次回からは、とりあえず因果関係論の学習会。ほんとは、ロスマンのmodern epidemiologyの新版が出る予定だったのですが、なんと、出版が2020年に急に延期。こんなこともあるんかいな...ビックリポンでした。午後は病院へ。連休明けで外来を恐れていましたが、夜間診療は非常に患者さんが少なく、久々に19時過ぎに帰宅できました。で、夕食、入浴、そしてこのブログを書いております。今日は、あとちょっとだけ事務作業とロジスティック回帰の本をちょっとだけ読んで(これを、睡眠導入剤とする)寝ます。

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