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薬による歯肉の全体的な腫脹/患者さんの笑顔が一番

・若かりし頃は、歯茎が全体的に腫れたら、白血病?という短絡思考でした。で、ちょっと勉強して抗けいれん薬(フェニトイン)という鑑別診断が加わりました。で、最近はもうちょっと勉強して抗血圧の薬(カルシウム拮抗薬)も鑑別に浮かぶようになりました。で、その最後の例↓(シクロスポリンもあげとかないといけませんね)


Calcium Channel Blocker-induced Gingival Overgrowth




Internal Medicine 58巻(2019)1号


・cf. 薬の副作用でおこる歯ぐきの腫れ(大阪大学歯学部付属病院のサイト)




・ということで、歯茎が腫れている方がこられたら、まずは、飲んでいる薬剤のチェックですね。




以下日記。

・本日1/3(木)は、7時半起床。午前中ちょっと勉強しましたが、やっぱり午前は頭がさえている感じですね。比較的(あくまで比較的です)すーっと頭に入って、文章もサクサクとかけました。で、10時20分ころ病院へ。絶対いかないというわけでもなかったのですが、明日はちょっと所用で午前中しか病院におれないので、なにかあったら大変なので行ってきました。幸い患者さんは落ち着いておられましたが、たまたまいつも外来で私が診ている患者さんが入院されたので、その方の診察も。明日退院される方がおられて笑顔でお礼をいわれました。やっぱり、患者さんの笑顔が一番ですね。その後病院近くの公園まで行って帰っての30分強のウォーキング。13時20分には帰宅です。あとは、ダラダラしながら、かたづけ、掃除です。ゴミがいっぱい出て、明日ごみだすのが大変。

・では、明日は早起きしたいので、もう寝ます。今日はアルコールは飲んでおりません。すぐ眠れるかな?



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放線菌症で咬痙/今年は5kg痩せるぞーっ!(と世界にコミット)

標題の咬痙とは英語でtrismusと言います。(私は、こっちのほうを使って咬痙ということはありませんが)『医学書院医学大辞典第2版』の説明が↓


咬痙
コウケイ
[英]trismus
[同義語]牙関緊急 lockjaw,開口不能 独Kieferklemme
顎の筋肉が強直して口が開かない開口障害。破傷風の初期に出現する特徴的な症状である。程度はさまざまで,指が1~2本なんとか押し込められるくらいのものもあればまったく開かないものまである。開口障害出現時から全身性痙攣が起こるまでの時間が48時間以内の場合,致死率が高い。開口障害を起こす他の疾患には顎関節炎,扁桃炎,扁桃周囲膿瘍,強皮症などがある。これらの疾患は口以外の症状で鑑別できる。


・で、↓のようなレポートがありました。


Actinomycosis-induced Trismus with Orbital Involvement



 

Internal Medicine 58巻(2019)1号


・私は、trismusといえば破傷風と短絡して覚えていましたが、上記医学辞書にのっているような疾患、で、放線菌症も鑑別診断にいれておかないといけませんね。



あっという間に以下日記

・本日1/2(水)もおやすみで、7時51分起床です。いったん4時ころ目が覚めたのですが、さすがの起きだすのははばかられて2度寝したらこの時間。今日1日も書類の整理、掃除、事務作業等を行いましたが、さすがに少しは勉強をと"reserach methods in occupational epidemiology"という本をよみだしました。できれば2月いっぱいで読み終えたいものです。

・昨日と同様夕方市役所へ資源ごみを出しに行った帰りに天草公園で30分程度ウォーキングをして帰ってきました。今年の目標の一つに5kg痩せるというのをいれました。果たして、実行できるか?


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医師の役割/芸能人格付けチェックは、好き

・皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします

・今年は、ちょっとずつ『医療概論』というようなものを書いていきたいと思います。その最初に標題の医師の役割について。


・医師法には、その役割が↓のように書かれています。


第一条 医師は、医療及び保健指導を掌ることによつて公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。




・狭い意味の医療(単に患者対医師の1対1関係で疾病を診断し、治療する)のみでなく、公衆衛生にも関わらないといけないと書かれています。つまり、社会的視点が大切ですね。

・以前大学院で私の教室の教授の講義の中で、医師を対象の講演の中で医師法をよんだことがある人ときいても、ほとんどいないといわれていました。(私が読んだことあるといったら驚かれました)社会的な視点が必要ですね。


・公衆衛生は大切ということを最初に強調しておいて、視点を移して日常の診療の場で医師に期待されている役割は何か?↓の本の解説を引用します。


21世紀プライマリ・ケア序説

21世紀プライマリ・ケア序説

  • 作者: 伴 信太郎
  • 出版社/メーカー: プリメド社
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 単行本


・この中で、医師の役割(モデル・イメージ)を↓のように5つに分類されています。

1.魔法使い

2.学者

3.科学者

4.技術者

5.援助者


・なんのこっちゃと思われる人は、↑の本を読んでくださいね。(プリメド社とCOIはジェンジェンありません)


・で、関連して、↓のような言葉があります。

Guerir quelquefois Soulager souvent Consoler toujours


フランス語で、「ときに癒し、しばしば和らげ、つねに慰む」ということだそうです。私が若い医者のころ、何言っとんじゃいと思ったのですが、今はまさにそうだなあと思っております。



以下日記

・本日2019/1/1(火)は、8時3分起床です。1日部屋の片づけ、資料の整理をしておりました。夕方、資源ゴミを市役所にもっていって、その帰り天草公園で30分強ウォーキング。今年の抱負の一つは、週に少なくとも2回は30分歩く。それから、今年は5kg痩せるということです。

・夕食は、配偶者と二人ですき焼き。子供らが帰ってきてみんなですき焼きを食べるつもりが、帰ってこないので肉が傷むので二人だけですき焼き。寂しいですね。私が正月にかえらず(って、あったけ???)さみしい思いをしたのではないかと思うものであります。

・すき焼きたべならがら、TVで「芸能人格付けチェック」の追っかけ再生。この番組、すきなんですよねぇ。何が好きかというとベラボーに高い食べ物と普通の食べ物なんて、庶民にとってはそうかわりないということを証明してくれるから。それはさておき、私の理想(?)は、ガクト様です。しっかり連勝を続けていただきたい。

・もう、かなり酔っぱらったので、芸能人格付けチェックは最後まで観ず、もうこれから歯磨きして寝ます。明日は、もちっと早く起きましょう。






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