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肺動脈瘤/寒くてよかった

・胸部レントゲンの読影で、鑑別診断を挙げる時、とってもおおざっぱな分類として①腫瘍性②炎症性③その他という考え方をすることがあります。(「することがある】とは、誰がというと、「私が」ですが)③のその他には、血管性の病変が入ってきます。よくある(と言っていいのか?)のは、動静脈奇形でしょうが、まれに肺動脈瘤もありますね。↓のようなレポートがありました。


特発性右肺動脈瘤の1手術例

日呼外会誌 33巻1号(2019年1月)




【要旨】症例は78歳男性.5年前からの胸部違和感を自覚し当院循環器内科を受診した.冠動脈疾患は否定的であったが,以前か ら心臓超音波検査にて上行大動脈の拡張を認めた.そのため施行した造影CTで右肺動脈A1b起始部に30mm×18mm×18 mmの造影効果を伴う紡錘状拡張を認め,肺動脈造影の結果,肺動脈瘤の診断となった. 手術適応と判断し第4肋間で前側方開胸し,右肺上葉切除を施行した.術中,右上葉に腫瘤および同部位に拍動を触知し た.術前診断どおり上幹動脈が責任血管と判断し,全ての手技に先行して上幹動脈を血管用自動縫合器で切離した.切離後 は拍動が消失した.術後10日目で合併症なく経過良好にて退院となった.病理所見では最大径12mmの血管の紡錘状拡張 を認め,上幹動脈末梢の流出動脈と交通していた.組織学的には内膜肥厚と中膜断裂を認めたが,炎症所見は認めず特発性 肺動脈瘤と診断した.術後1年現在,経過良好である


・本文読んでも治療に関しては確定的なものはないようですね。こういうときは、大きな病院に紹介するしかないですね。



以下日記(ちょっとだけよ)

・本日1/15(火)はひさびさに早起きで5時16分起床。で、朝勉して出勤。車に乗るときに何か生臭いにおいがしたので、ひょっとしたら、昨日出した生ごみの汁でもたれているのかなと思ってトランクを見たら、昨日出すべきごみ袋二つが残っていた・・・すっかり出すのを忘れていたのね。昨日病院からお昼すぎ帰る時もにおわなかったけど、さすがに今朝は...それにしても、寒くてよかった。これが夏なら車の中は地獄になっていましたね。で、いったんごみ袋をおろして出勤。午前外来。午後から大学へ行く気まんまんだったのですが、入院患者さんのデータが外来中パニック値だということで連絡入り予定変更。急な輸血が必要になりました。外来しながら輸血の段取り。ちょっと精神的に大変でした。で、輸血が無事終了するまで病院にいて、帰宅。20時25分着です。それから、お風呂入って、夕食。今日はキムチ鍋。ああ、また食べ過ぎてします。

・今日は疲れたので、これからほんのちょっとだけ勉強してさっさと寝ます。明日は、午前外来、午後全体学習(医療倫理)、カンファレンス、夜間診療。その後年に2回ある開業医さんたちとの飲み会。あまり飲みすぎないように気を付けないと・・・と、いつも飲む前には思うのですが、飲みだしたら、山本リンダ状態・・・どうにもとまらない。

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