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二重総胆管/配偶者の「嘘」と怒りをとく呪文

画像診断は、知っていれば一目でわかるが、知らなければ診断ができないということがありますね。標題の二重総胆管(または重複総胆管)というのもそういうものではないでしょうか?↓のようなレポートがありました。


Double Common Bile Duct


internalmedicine.1490-18




・インターネットで調べた見たら、いろいろ胆管系にはvariationがあるみたいですね。例えば↓


重複胆管の1例


胆道23巻4号 709~712(2009


file:///C:/Users/MICHIB~1/AppData/Local/Temp/23_709.pdf

(いつも思いますが、皆さんはこれが見れるのでしょうか?)


あっという間に以下日記

・本日1/13(日)は、6時14分起床。朝勉はせず朝食。今日は14時から法事と思っておりましたが、朝食時配偶者が「10時半からよ。話してよかったね」と言われました。14時からと思っていたので病院へ行って患者さん診て書類を書こうと思っていましたが、時間がないのでダッシュで病院へ。道はすいていて7時45分病院着。まず、電カルで記録見たらおひとり昨日大変だったみたい。当直のDr.Jとも話しましたが、今は落ち着いているみたいとのこと。病棟へ行って患者さん診ると確かの落ち着かれており安心。ちょっと他の患者さんも診て指示を出してダッシュで帰宅。礼服に着替えて、法事のあるお宅へ歩いていきました。途中法事に参加すると思われるご近所さんが普段着で作業されているのを遠くから見てなんか嫌な予感。お宅につくと「忌中」という張り紙はあるも玄関の鍵が閉まっておりました。で、呼び鈴おすとお家の人が出てきて14時からだと。ああ、俺のほうが正しかったんだと思い、自宅に戻りました。戻りながら、配偶者への怒りを抑えるため、呪文を唱えておりました。その呪文とは、To err is human. これを何回も唱えながら帰宅。かえってやっぱり時間違うじゃんというと「お父さん、運動できてよかったね」と。昔の私ならここで殺意がムラムラっとわいてきて首を絞めるところですが、To err is humanの呪文が効いて、事なきを得ました。(ちょっと変な言い回しかな?)で、法事の時間までおうちで事務的な作業。

・余談ですが、昔当直していて外来から夜中に呼ばれたときいつも「仏の心、仏の心」と唱えながら外来まであるいていました。医療者ならわかるでしょうが、そんな真夜中に来なくてもいいんじゃないというような人が時々こられて頭にくることがあるので、それを抑えるために「仏の心」と唱えておりました。(たとえばひどい話、夜中の2時に水虫の薬が欲しいと来られた人がおられました・・・私の当直のときじゃなかったけど。時々経験するのは、数日前から便秘していたが、耐えられなくなって休日時間外に受診というもの)最近は腹を立てるのとはちょっとちがってきていて、何でこんな夜中にきたのかな?ということを考えています。病態ではなく心理社会的な背景をいろいろ想像することにしています。まあ、ある意味「鑑別診断」を考えているということです。話はちょっとそれていきますが、自分が病院管理者だった時も、よく遅刻する職員とか問題をおこす職員さんに対しては、すぐ怒るのではなくその事情が何なのか「鑑別診断」を考えるような癖をつける努力をしました。腹が立っても「鑑別診断」(いろいろ理由を想像すること)を考えているうちに怒りが収まります。またまた余談ですが、医療事故が起こったり、患者さんから苦情が寄せられた場合、すぐ職員さんを責めるのではなく、事実確認をまずおこなうこと、これが大事ですね。

・で、14時前から17時過ぎまで法事。お経を読んで、お墓に納骨して、その後は「懇親会」。以前はこれが苦痛で苦痛で仕方ありませんでいたが、最近はそうでもなくなりました。法事デビューのころは、こういう場は故人をしのんでしんみりと思い出の話をするものと思っていましたが、全然関係ない話がほとんど、雑談ですね。最初は違和感を覚えていましたが、そういう雑談をするのも家族への癒しになると思えてきました。今日も、ちょっとそういう感じでした。で、酔っぱらって17時20分頃帰宅です。

・あとは、ちょっとずつ机の片づけ。大分「雪解け」して、「地面」が見てて来ました。

・さて、これからお風呂入ります。で、早く寝て明日は早起き。朝勉して、燃えるごみ出して、病院へ行って回診と書類の作成等します。あーっ、映画みにいきてーっ!

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