静脈血栓塞栓症に対する直接経口抗凝固薬/何度でも言いますが、やっぱり笑顔が最高
・私、まだまだ直接経口抗凝固薬(DOAC)が使いこなせておりませんので、↓のような論文をよみました。
総説
静脈血栓塞栓症に対する抗凝固療法—DOACとくに経口直接Xa阻害薬について
佐戸川 弘之, 横山 斉, 高瀬 信弥, 若松 大樹
静脈学33 巻 (2022) 1 号
静脈血栓塞栓症に対する抗凝固療法—DOACとくに経口直接Xa阻害薬について
佐戸川 弘之, 横山 斉, 高瀬 信弥, 若松 大樹
静脈学33 巻 (2022) 1 号
【抄録】
日本では2004年に静脈血栓塞栓症(VTE)の診断,治療,予防のガイドラインが発表されたが,その後の改定とともに治療体系が大きく変化してきた.現在の治療では抗凝固療法が基本であり,とくに直接経口抗凝固薬(DOAC),なかでもVTEに適応のある経口直接Xa阻害薬が主流となってきている.直接Xa阻害薬であるエドキサバン,リバーロキサバン,アピキサバンは発現が早い,固定量の投与でよい,モニターが不要,P糖タンパク,代謝酵素CYP450に影響を受ける,などの特徴を有する.3剤で使用法に若干違いがあり,エドキサバンでは減量基準がある.DOAC服用時は凝固因子検査に影響を及ぼす影響があり,日常診療時のモニターにはプロトロンビン時間が有用である.DOACは,がん関連静脈血栓症では消化管や泌尿器系において出血性事象に注意すべきで,抗リン脂質抗体症候群には推奨せず,超肥満例には注意が必要である.DOACの特徴を認識し,症例ごとの損益を評価し治療する必要がある.
・これ読んでみて、あらためて併用薬への注意がかなり必要であると認識しました。また、PT,PTTも調べておけば良いというのも認識しました。
あっという間の以下日記
・2/8(火)は、6時半起床。朝勉せず出勤し、病棟よって午前外来。午後は職員の新型コロナワクチン接種と回診、16時から宿直室にこもって17時半くらいまでZOOMで大学院のcritical appraisalに参加。その後回診、事務作業、18時半から宿直です。幸い夜中起こされることありませんでした。
・本日2/9(水)は、宿直室で6時51分起床。シャワー浴びて、朝食摂って病棟へ寄って、午前中外来。午後「発熱外来」対応、病棟カンファレンス、回診。16時からショートの夜間診療後、入院患者さんのご家族と面談。その後患者さんとご家族に病室(もともと大部屋に入院してもらっていましたが、面会のため一時的に個室に移動)へ行ってもらい、面会。患者さんの表情がよろしい。やっぱり患者さんの笑顔が最高。こちらもうれしくなってきます。その後事務作業して19時半頃帰宅。ネコたちに餌やりに行って入浴、夕食。アルコールをいただきました。350mLの缶ビール1本飲んだだけで、ヘロヘロです。その後このブログを書いております。これが終わったらサッサとねます。