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地理情報システムのソフトウエア/平日はマダムが多い?

・9/25、10/30と(そして11/27予定)岡山大学の大学院の集中講義でGISをおしえてもらっています。GISとはGeographic information system=地理情報システムのことです。

詳しくは↓のサイトの解説をみていただきたいのですが、公衆衛生・疫学では地図に人口の高齢化率とか癌の割合、健診の受診率などデータを重ねてわかりやすくするという使い方をするというものです。(と、これはあくまでも入門編の解説)




・で、それにつかうソフトウエアがいくつかありますが、現在私が習っているのは無償のQGISというもので、だれでも手に入いります。今回の記事はそのご紹介です。↓にアクセスしていただくと手に入りますよ。




もう一つ、ある場所の緯度・経度が一瞬でわかるサイトが↓


まず、そのサービスを提供してくださっている東京大学空間情報科学センター(CSIS)のサイトが↓




で、緯度・経度がわかるサイトが↓




↑のサイトはちょっと説明読まないとすぐには使えないと思いますが...


まじめなお話は以上


以下恒例の日記

・10/29(月)は、午前大学で疫学の勉強。午後は、市役所にちょっと寄ってから、お仕事(病棟回診→夜間診療)帰宅して早く寝ようと思ったのに事務的なことをしていると0時過ぎてしまいました。

・10/30(火)は、午前外来。11時に上がらせてもらって、大学へ。13時から16時半くらいまで上記GISの講義でした。その後ダッシュで大阪へ。19時過ぎに関西電力病院で知人と落ち合って、そこに入院されている知り合いのDr.のお見舞い。その後お見舞いに行った知人とお食事。別れた後は一人街をさまよいこじゃれたバーがないか探しましたが、残念ながらみつからなかったので、セブンイレブンによってお酒買って、ホテルで一人酒盛り。

・本日10/31(水)は有給休暇。ホテルで8時過ぎに目を覚まし、9時ころチェックアウトして新世界へ。そこで「かすうどん」で有名な?「あぶらや」で、天ぷらうどんの朝食。300円。海老天は注文してから上げてくれたので熱々で、ちょっとやけどしました。また、別のうどんをたべたいなと思いましたが、その後当分口渇がつづいたので結構塩がおおいとおもいます。その後大阪市立美術館でおこなわれている「ルーブル美術館展」へ。主には肖像画・彫刻でしたが、最後にアルチンボルドの「春」と「秋」が展示されていて、よかたわぁ。その後新世界にもどってミックスジュース発祥の店といわれている千成屋でミックスジュース。キンキンに冷えていて、あたま痛くなりました。そして、難波へ。大阪にきたらまずよる大黒屋で2万円分の図書カード購入。(4%安いです)そして、近鉄の大阪難波駅から尼崎→元町へ。まず、元町のガード下の「丸玉食堂」でA定食(肉めし・汁ソバ)700円。そして神戸地方法務局へ。ここで死んだ母親の家と土地の相続手続きをしようと思って行ったのですが、受付は明石支局とのこと。私はインターネットでみて相続の受付は、こちらだとおもっていたのに。まあ、そもそも法律用語がわかりません。最初に「登記ですか?」ときかれて、ワシャ、相続に来たいのに、登記ってそもそもなんよ?と思ってしまいました。何はともあれ、集めたいろんな書類を相談窓口でみてもらって、大体よさそうでした。で、法務局からあるいて三宮へ。途中ジュンク堂、ナガサワ文具センター本店によってJRで明石まで。で、明石支局へ。直接書類を提出できずまずは「相談」の予約をして、集めた書類をみてもらって提出ということでした。で、その「相談」が予約がいるとのことで、こんど12月に行くことになりました。(別に予約がそこまで詰まっているのではなく、私の休みの都合)窓口で(書士さんにたのむのではなく)ご自分でされるんですか?とちょっとげげんな顔をされました。ほとんどの人は書士さんに頼むんでしょうかね?わたしゃ、そのような発想がまったくなく、こんなややこしいこと日本国民の皆さんはようやっとるはと思いながら書類を書いて、そろえてしておりました。

・その後明石から姫路へ。そこでちょっとだけ東急ハンズによって買い物。なんせ、10月誕生日で5%引きだったので買わなそんやと。で、ペンと双眼鏡購入。あとは、ひたすら帰宅。(変な日本語)17時40分頃帰りつきました。すぐお風呂入ってから夕食。録画の「月曜から夜ふかし」をみて、ちょっとだけ録画の日本シリーズをみました。私は野球にはほとんど興味はないのですが、若かりし頃日本シリーズだけは必ず見ていました。どれくらい若かりし頃かというと現在のソフトバンクの工藤監督がバリバリ現役でなげていたころ。彼の真剣な表情、すごい発達した胸(マツコのような趣味?はありません)、そして自分でヒットを打って勝利を決めたときの喜び方がすきでした。(ファンの人なら、わかりますわな)

・で、現在ジントニックもどきを飲みながら、ジャズ(デイブ・ブルーベック)を聞きながらこのブログを書いております。もうちょっとしたら寝ます。(←早っ!)凡例:←はツッコミ。

・ところで、最初の標題後半ですが、ルーブル美術館展に行ったとき観覧者はほとんどがマダム。(大体私平日のお昼に外を歩くことがほとんどなし。美術館も土曜か日曜にしかかないというかいけない)そして、中華街を歩いていると旗もったガイドさんに案内されている団体さんのマダム。(それに交じって、ごく少人数おじさん・・・ああ将来の私の姿か?)。ちょっと、おしゃれなお店の前で並んでいるのは、若い女の子たちもいましたが。男どもは、酒飲んで居酒屋で交流?なのか?わたし、お酒飲んで話すの好きだけど、素面の交流も男には必要かな?と思いました。


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肺腺癌の造骨型転移→骨転移ガイドライン/4年ぶりの岡山赤旗まつり

・癌の骨転移には、大きく溶骨型と造骨型があって、肺癌の場合は、多くは溶骨型だけど、まれだけど造骨型もあると認識しておりました。↓のような症例報告があり、非常に稀だとそれには書かれていますが、そうなんですかね?(数字をあげて何%と書いていないので、「稀」という言い方は人によって取り方が異なると思いますが)


Sclerotic Bone Metastasis in Pulmonary Adenocarcinoma


Case Reports in Medicine
Volume 2018, Article ID 1903757, 5 pages




【Abstract】Pulmonary adenocarcinoma is one of the major types of lung cancers in which metastasis is very common and it accounts approximately to one-third of all primary pulmonary cancers. Although a minority of patients with lung cancer are asymptomatic, which gets usually detected in routine chest radiography, most of the patients present with some symptoms. Lung cancer metastasis may occur virtually in every organ system. Patients with non-small-cell lung cancer commonly have extrathoracic metastases to the adrenal glands, liver, brain, bones, and lymph nodes at presentation. Approximately one-third of patients with lung cancer will present with symptoms related to extrathoracic spread. Metastasis to the bone is not uncommon in lung cancer; however, osteoblastic bone metastasis is very rare. Here we present a 30-year-old female diagnosed to have pulmonary adenocarcinoma with multiple sclerotic bony lesions in the vertebra.


・古い日本語の文献もあります↓


脊椎骨への骨形成性転移をおこした肺癌 の一例

北 関 東 医 学 39 (3) : 391~395, 1989


・↓のwebsiteでは、「病変は乳がん同様、溶骨型と造骨型のどちらの病変も作ります」とサラッと書いておりました。




・実際造骨型は前立腺癌、乳癌におおいけど、他のがんも考えないといけないと思っておけばよいのではないかとおもうのですが、いかがでしょう?ちなみに紹介したcase reportには、Sclerotic or blastic bone metastases can arise from a number of different primary malignancies including prostate carcinoma (most common), breast carcinoma (may be mixed), transitional cell carcinoma (TCC), carcinoid, medulloblastoma, neuroblastoma, mucinous adenocarcinoma of the gastrointestinal tract (e.g., colon carcinoma, gastric carcinoma), and lymphoma

と書かれておりました。


・今回勉強していて『骨転移診療ガイドライン』というのがあるのを知りました。ご参考に↓


file:///C:/Users/MICHIB~1/AppData/Local/Temp/bone_metastasis-1.pdf


↑のサイトでみられなければ、「骨転移診療ガイドライン」と検索エンジンに入れればでてくると思います。


以下日記

・昨日の夜はジントニックもどきを飲んだので本日は7時過ぎ起床。朝は、ゴソゴソして9時過ぎに配偶者と車で岡山サウスヴィレッジというところへ。10時20分くらいについて第33回岡山赤旗まつり」というものへ参加。なんじゃそりゃと思う人は、ネットで検索してください。ひょっとしたら悪意いっぱいの解説もあるかもしれませんが、wikipediaはそうもんだいなさそうな・・・私は知りませんでしたが、1987年の中央のおまつりには、ブーニンがでていたのですね。行けばよかった。それは、さておき、お祭りなのでおいしいものを食べたり、本を買ったり絵をみたり。まじめな話では、参議院議員の仁比そうへいさんの記念講演をきいたり・・・来年消費税があがりますが、8%のものと10%のものがあることを思い出しました。絶対買い物で混乱が起こると思うのですが、本気でそのままつっぱしる気なんでしょうかね?

・まあ、そこでいろんな知り合いとお会いしました。一番は20年くらい???お会いしていなかった女性。あちらから声をかけられ、私はすぐどなたかわかりませんでしたが、お名前を伺いすぐ思い出しました。昔に比べてずいぶんポッチャリしてわかりにくかったのです。あちらは、すぐに私のことが分かったみたいです。大体中学、高校、大学の同窓会にいってもいつもいわれることは「おまえ、かわってないな」ということで、うれしかったり、成長がないのかと思ってみたり。そのほかにも多くの旧知の人とお会いしてうれしかったです。これで、ビールを飲めば最高でしたが、運転していたので自粛。(配偶者は飲んだらいいよとやさしくいってくれましたが、彼女はよく眠くなるので、お言葉には甘えませんでした)

・14時すぎ帰宅し、お昼寝。そして勉強。夜、お近所でご不幸があったので、お悔やみに。その後お風呂入って、このブログを書いております。あとちょっとだけ勉強してねます。

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巨大なサイゲンセイノウホウ/還暦のお祝いありがとうございます。

標題のサイゲンセイノウホウとは、いろんな呼び方があるようですが、『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


鰓原性嚢胞
サイゲンセイノウホウ
[英]branchiogenous cyst
[同義語]鰓嚢胞 branchial cyst,鰓裂嚢胞 branchial cleft cyst,側頸嚢胞 lateral cervical cyst


胎生期の鰓溝の遺残から発生した嚢胞。胸鎖乳突筋前縁に沿って発生しやすいので側頸嚢胞とも呼ばれる。第1鰓溝から第3鰓溝由来のものがあり,第1鰓溝では嚢胞は外耳道に連続し,第2鰓溝では口蓋扁桃,第3鰓溝では梨状陥凹に連続する。第2鰓溝由来のものが多い。皮膚に瘻孔が開いている場合は側頸瘻という。内腔は扁平上皮や円柱上皮で覆われ,上皮下にはリンパ濾胞を含むリンパ組織が認められる。治療は手術的に全摘を行う。瘻管は内腔のない索状物として残っていることが多い。稀に嚢胞に癌が生じ,鰓性癌と呼ばれる。


・日本形成外科学会の説明は↓




Bulky Branchial Cleft Cyst Displacing the Internal Jugular Vein


Intern Med 57: 3061-3062, 2018



*先天異常だけど、上記形成外科学会のwebsiteによると気づかれるのは20~40歳代ということですから、内科医が遭遇するということですね。



以下日記

・10/21(日)は、久々の病院での日直でした。こまごましたことの対応が結構あり、やりたかった事務作業は十分できませんでした。帰宅後は翌日の大学院の勉強会の予習。

・10/22(月)は、午前は久々に大学へいって疫学の勉強。ちょっと学習会から離れると追いつくのが大変です。午後からは病院へ戻ってお仕事。

・10/23(火)は、午前中外来、その後昼食は取らずザ~と病棟回診して、警察署へ。(昼食はコンビニでパン購入して車の中で)免許の講習を受けました。その後大学へ。critical appraisalのみ出席。そして、倉敷国際ホテルへ。19時から21時まで「病院勤務の医療従事者向け認知症対応力向上研修会」。2時間ずっと座って講義をきいているのは、苦痛でしたが、やはり得るものはあります。(ex. 認知症の患者さんの気持ち)それにしても、ユマニチュードのユの字も出てきませんでしたが、ユマニチュード肯定派と否定派(もしくは無視派)というのでもあるのでしょうか?

・10/24(水)は、午前外来、午後回診、カンファレンス、夜間診療でした。水曜は外来ダブルヘッダーで、病棟診てカンファレンスはかなりきつい。夜間診療の途中息が切れておりました。帰宅は20時10分。

・10/25(木)は、午前外来、午後倉敷市役所で公害認定審査会、病院に戻って18時まで仕事して帰宅。それから友人に迎えに来てもらって、金光の「つちや食堂」へ。「たまり場カフェ」のメンバーと大谷地区で地域おこし?に積極的に取り組んでいる方々とお食事会。お互いの問題意識、取り組み、希望等交流しました。また、ひとつ縁がひろがって面白かったです。この日は、佐方熟女の会から私の還暦祝いをいただきました。

・10/26(金)は、午前中外来。重症な人が受診されて大変でした。でも、患者さんから誕生日プレゼントいただいてうれしかった。午後は労働安全衛生委員会、病棟の会議がありその合間をぬって回診。そして水島へ。19時から私の還暦祝賀会に「チームろくでなし」+αの方々が集まってくださいました。4時間くらいいろいろだべっておりました。そして、その後は水島の有名ホテルに宿泊。

・本日10/27(土)は、有名ホテルで起床後、水島の有名な病院での一般外来。めっちゃ患者さんがおおくて、ゲロが出そうでしたが、不思議なことに13時にはすべてが終わっておりました。そして、昼食は久々に古狸庵で、ぶっかけうどん小とかけうどん小。そして玉島へ。昨日入院された重症の患者さんをみてから帰宅。あとは、ひたすら事務作業。で、これからお風呂入って軽くアルコールをいれて寝ます。

・この間本当にいろいろな方々から、誕生日・還暦のプレゼントいただきました。ありがたいことです。少なくともネグレクトはされていないということですね。私からのお返しは、オヤジギャグ・私の存在自体で場をなごませるということで。

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Woltman’s Signって有名?/還暦感謝「パーティー」二日目は元ブラ

10月4日のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEに↓のようなレポート(ビデオ付き)がありました。


Woltman’s Sign of Hypothyroidism





・そもそも私は、Woltman's signって知らなかった(忘れた??)し、このビデオみてもよく違いがわかりません。皆様、このビデオみて違いがわかりますか?

・Woltman's signとは、何らかの疾患が原因でアキレス腱反射が遅くなる(正確には弛緩相がゆっくりになる)ことですね。仰々しく人の名前つけるのではなく、アキレス腱反射の減弱といえばよいのにね。(正確には弛緩相遅延)疾病や症候に人の名前をつけるのは、やめてほしいわ。

・ちなみに私の手元にある『医学書院医学大辞典第2版』にも『南山堂医学大辞典第19版』、『ステッドマン医学大辞典改定第6版』にもWoltman's signは載っていませんでした。


以下日記

・我が家の還暦感謝「パーティー」の2日目のお話です。

・10/20(土)は、ホテルオークラ神戸で8時頃だったか、お目覚め。朝風呂入って、家族5人で9時頃朝食会場へ。バイキングの朝食を楽しみました。シェフが目の前で作ってくれるオムレツがおいしかった。妻、娘たちも満足。そして、私と配偶者10時頃ホテルをチェックアウト。娘たちは、遅れてチェックアウトして別行動。配偶者と私は、プラプラ歩いてモザイクまで。そこで、お店をみて、元町の中華街へ。配偶者が「老祥記」で並んで豚まん購入。その後大丸へ。配偶者がその日大丸の友の会???に入会してクレジットカード作成。それで結構割引してもらえるそうでした。で、私にDAKSのキーホルダーを15%引き+500円引きで買ってくれました。で、大丸入り口で子供たちと合流しデパ地下でお弁当とケーキを購入し、明石の実家に戻りました。で、そこで遅めの昼食とケーキにローソク立てて定番のハッピバースデーの歌。そして、ちょっと仮眠をとって18時頃配偶者、次女と3人で岡山への帰路につきました。途中龍野西SAでお土産買って21時頃帰宅でした。そして、風呂はいて寝ようと思ったら、配偶者が老祥記の豚まんを温めていたので、4個も食べて寝ました。苦しかった。

・ということで、私の還暦感謝パーティーは終わりました。家族5人がそろえたのはうれしかった。今後はなかなか5人そろえなくなるでしょうね。一つ残念だったのは、元町の高架下にいけなかったこと。近々行くぞーっ、おーっ!

・ところで、「元ぶら」って、わかるかな?



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ミュルケ線、ミーズ線、ボー線等爪に見られる横線/神戸港の夜景はきれいだった

・先週のNEJMのIMAGES IN CLINICAL MEDICINEは爪にできた白い横線でした↓


Nail Changes during Chemotherapy

このレポートの中で、ミーズ線とミュルケ線のことが書かれており、爪を押すことで、その線が消えるか消えないかで鑑別できるとのことです。(ちなみにミュルケ線がおしたら消える)で、関連して同じNEJMにミュルケ線のレポートがありました↓

Muehrcke's Lines

で、いろんな爪の変化について解説↓(いっぱい名前がでてきます)

Muehrcke’s lines

Autops Case Rep. 2018 Jan-Mar; 8(1): e2018014.
もう、どれがどれだか、覚えられましぇん。
産業医学的には、ミーズ線は、ヒ素中毒と関連ありと覚えていないといけないでしょうが、その他いろいろあり↓(上の文献の本文から)
Mees’ lines are an example of true leukonychia, most notably secondary to arsenic trioxide poisoning, but also carbon monoxide, thallium, and chronic fluoride poisoning (fluorosis), infections (leprosy, tuberculosis, malaria, herpes zoster), Hodgkin lymphoma, acute myeloid leukemia, and chemotherapy
以下日記
・還暦感謝の宴に関連したお話です。
・10/19(金)は午前中外来。その後病棟をダッシュで回診して、14時頃帰宅。14時25分配偶者と次女をのせてアクアちゃんで明石まで。いつもはSAで2回休憩してゆっくり行くのですが、今回は休憩なしで明石の実家へ。悲しいことに途中工事のためかなり渋滞して、おそくなりました。17時前に明石の実家について長女と三女と合流。そこから家族全員で山陽電鉄で元町まで。そこから元町中華街の「民生」というお店で夕食。そこで、みんなに感謝の言葉とお願いというか臨むことを訓示を垂れるように言いました。①俺より早く死んではいけない②反社会的なことはするな③少しでも人様、社会の役に立つことを。・・・民生の料理は焼きそばと水餃子がおいしかった。他のみんなは、烏賊の天ぷらがおいしいといっておりました。その後、歩いてホテルオークラへ。チェックイン後一服。私は、中突堤を散歩。その後、娘3人とバー(南京町近くのチャーリー・ブラウン)へ。ちょっと飲んでホテルに帰って、あとは寝ました。ホテルの部屋は海沿いの11階。夜景がとてもきれいでした。特にモザイクの観覧車のネオンサインがきれいで、見とれておりました。夜に神戸港クルーズもよいみたいですね。
・翌日の報告は、また後日。
・本日10/22(月)は久々に大学へ行って疫学の教科書(Epidemiology Beyond the Basics)の勉強会。やっぱり、基礎的なことをきちんと学習するのはよいわぁ。午後は病院で回診、カンファレンス、夜間診療。私の楽観的な予想として18時過ぎに終わって19時には家に帰れると思っていましたが、19時半まで仕事。それから20時過ぎに帰宅。お風呂入って、カレーを食べて、おなかいっぱいでこのブログを書いております。おなかいっぱいで勉強できないのでもう寝床に入って早く寝て、明日早朝学習をします。(あくまで、つもり)

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アレルギー性耳下腺炎って病気あったけ?/こりゃ、ホンマにサプライズやった

標題が私の心の声。アレルギー性耳下腺炎って、習ったけ?あったけ?まあ、なんせ昨日の食事も覚えていたいので、私の記憶なんて超あてにならないので、医中誌でいれてみたら、8件のみヒット。google scholarでも日本語だけですが、16件のみ。まあ、私がわからなくても許されるでしょう。(←ほんまか?)↓のような論文がありました。


タマネギによるアレルギー性耳下腺炎からアナフィラキシーを生じた1例
耳鼻と臨床 (0447-7227)63巻4号 Page132-137(2017.07)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibi/63/4/63_132/_article/-char/ja
【抄録】

タマネギを摂取することにより耳下腺の腫脹を繰り返し、アナフィラキシー症状を呈したアレルギー性耳下腺炎を経験した。症例は 57 歳、男性で、カレーライス(卵、牛肉、ニンジン、タマネギ入り)を摂取後に両耳下腺の腫脹とともにかゆみ、呼吸困難を伴うアナフィラキシー症状を起こした。ステノン管からの唾液は漿液性で混濁は認めず、唾液中に多数の好酸球が認められ、CT、エコー検査にて耳下腺内の導管拡張所見がみられた。アレルギーが関与する反復性耳下腺炎としては、ステノン管から粘稠な線維素塊の排液を認める線維素性唾液管炎が知られているが、本症例では線維素塊の排液は認められず、アレルギー性耳下腺炎の診断とした。抗原特異的 IgE 検査ではヤケヒョウヒダニ、スギ、タマネギが陽性で、タマネギ経口負荷検査にて耳下腺の腫脹が誘発されたことより、タマネギが原因抗原と同定した。タマネギの摂取を回避し、抗アレルギー剤を適宜使用することで良好なコントロールが得られている。これまで食事と関連するアレルギー性耳下腺炎や線維素性唾液管炎の報告はあるが、原因抗原を同定できることは非常にまれである。頻度は少ないが、反復する耳下腺腫脹を認める場合は、本疾患を念頭に置いておく必要がある。

・もう一つ↓

花粉症に関連したアレルギー性耳下腺炎の1例

耳鼻と臨床 (0447-7227)48巻5号 Page326-330(2002.09)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibi1954/48/5/48_326/_article/-char/ja/

【抄録】

反復性の耳下腺腫脹を主訴とした症例の中でも、アレルギーによるものは少ない。その中で、著者らは花粉症に関連したアレルギー性耳下腺炎を経験した。症例は38歳の女性で、花粉症により鼻閉が出現した後にしばらくすると左耳下腺が腫脹するという症状を認めた。患側の耳下腺から流出した唾液中には好酸球が多数認められ、アレルゲン検査ではスギ、ヒノキ、ブタクサが陽性であった。また、耳下腺造影ではステノン管の著しい拡張を認めた。本症例に対し抗アレルギー剤などによる治療を行い、今日まで約4年間にわたり良好なコントロ-ルが得られている。以上の経過より、この疾患の発生機序として導管の拡張によるアレルゲンの逆流を考えた。すなわち、鼻閉が出現した後にしばらくして耳下腺が腫脹する事実から、口呼吸により吸い込んだアレルゲンが口腔内に貯留して拡張した導管から逆流することにより耳下腺炎を生ずると考察した。

・反復する耳下腺の腫脹って、感染のみでなくアレルギーも考えないといけないのですね。

 

以下日記

・10/17(水)の還暦宣言のブログ以降アップがなかったので還暦が命日と思われた方もおられるでしょうが、生存しております。今日は、その後の動き。

・10/18(木)は、午前外来。午後は産業医面談、通所リハビリのカンファレンスで、いったん帰宅。その後19時から新倉敷駅近くの二海(ふたみ)というお店で医局の歓迎会(若い女医さんがこられたので)。19時から22時くらいまでありました。座るとお箸が結婚式のように寿という箸袋に入っていました。それから、お店のサービスですとタイのお頭がでてきました。まあ、歓迎会だからめでたいけど、なんか変わった雰囲気ねと思いながら食事しておりました。フと後ろの扉があいたので振り向こうとしたら隣に座っていたDr.J(私よりは若くない女医さん)が、「ふるむくな」と言って、私の首に手をかけて無理やり正面を向かせました。いったいなんやねんと思っていたら、ケーキが運ばれてまいりました。それには、還暦祝いのプレートが。そしてまた、なんか別にエロー凝ったろうそくが...中央に火をつけるとそれが導火線のように降りてきたら、つぼみが開いて花弁にわかれ、そこにも小さなろうそくが、おまけにメリーゴーランドにようにまわって、ハッピガースデーの曲が。

【お誕生日用 バースデー用】ドリームキャンドルデラックス (お誕生日)

【お誕生日用 バースデー用】ドリームキャンドルデラックス (お誕生日)

  • 出版社/メーカー: 人形の丸富
  • メディア: おもちゃ&ホビー

 

 

もうびっくり。うれしくて、涙と鼻水が華厳の滝のようにながれました。(ウソ)おまけに、赤いちゃんちゃんこのようなもの、なぜか赤くない金色の帽子をかぶらさせて記念撮影。もう、本当になにも予想していなかったので、びっくり。そしてありがたい。でも、歓迎会のはずなのに半分以上私のお祝いになって、若い先生には申し訳なかった。

・自分が主役でもないのですが、若かった時つらかったことや上司・マネジメントへの不満等だらだらと喋ってしまいました。もう、封印していたつもりが...(翌日医局事務さんに申し訳ないといったら「ああ、またかとおもっただけ」と気にもとめてないふうでしたが)

・翌日10/19(金)の朝出勤すると当直していたNe先生(原子番号10ではない)に、「楽しかったですか?」ときかれ「(一人喋って、ほえていたので)反省しています」といったら、「そのセリフ3回はききましたよ」と。もう、医局の会食ではアルコールは飲むまいとちかったのでした。(この誓いの重さ(軽さ)は、現首相の言動と同じくらいとお思いください)

・還暦関係の話は、以後もつづきます

 


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還暦を迎えられて皆様に感謝

本日10/17還暦を迎えました。東京タワー、スバル360と同い年。有名人では、岩崎宏美、山口百恵、森昌子、原辰徳さんたちと同い年です。

・以前もブログに書いたと思いますが、ここ数年誕生日というものは人に祝ってもらうのではなく、お世話になった方々に感謝する人思っております。で、当然還暦という人生の区切りを迎えられたのも、様々な方々のおかげです。この場をお借りして、感謝申し上げます。

・こちらが還暦の「内祝い」をお配りする前に、本日はいろんな方からプレゼントをいただきました。まず、朝礼前に美女3名が医局にいらして、ハッピバースデーの歌を歌いながらプレゼントを送ってくださいました。次に外来に行ったら診察室の机の上にプレゼントとかわいい帽子が。で看護師さんたちがよってきて、ハッピバースデーの歌と記念写真。で、外来が終わってまとめの会議の時Dr.Jが突然ハーモニーカを吹き出し、それに合わせて外来師長がタンバリンをたたいてスタッフみんなでハッピバースデーのうた。その後、外来I看護師さんや私と同じ誕生日のK看護師がプレゼンを。お昼職員休憩室でごはんたべていると、中に入ってきた職員さんが急にハッピバースデーの歌を。昼食後看護部長が、「妻から」と言いながらプレゼントを。夕方外来開始前に、よく外来についてくださるO看護師さんがプレゼントを。外来中は若い女性からもプレゼント。先週は、水島協同病院の看護師さんからプレゼントいただいたし、月曜日は年上のM看護師さんからもプレゼントいただいたし。本当にありがたいことです。

・SNSでもいっぱい誕生日おめでとうというメッセージをいただきましたが、驚いたの浅口市長からメッセージをいただいたこと。(市長とはfacebook友達ですが)年取ってきて楽しいのは、いろんな縁ができること。でも、悲しいのはご縁があった人と別れてしまうこと。まあ、それも運命ですが。

・還暦の抱負なんて大それたものですが、自分のこれまでの知識・経験が人様の役に立つように、一隅が照らせるように、そして人生を楽しんでいきたいと思います。

・さて、今後1年は、還暦謝恩パーティーをいろんなところで開いていきたいとおもいます。この謝恩会にでてやろうと思われる方はご連絡ください。

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デング熱では形質細胞のようなリンパ球が増える/10月11日北海道へ:松尾ジンギスカンはうまい(COIは残念ながらまったくありません)

デング熱って、「日本では診んわっ」と思って以前は、まじめに勉強してませんでしたが、2014年に日本国内の感染例が報告↓されており、「来たら、どないしょーっ?」と怖くて、まじめに勉強しとかなあかんわと思っております。で、その診断に役立つ情報↓



IASR

<速報>日本国内で感染した17例のデング熱症例

↓が今回紹介したいレポート
Plasmacytoid Lymphocytes: A Diagnostic Clue for Dengue Fever
Intern Med 57: 2917, 2018
・この論文の写真のような細胞をみたら、デング熱か風疹を考えないといけないということですね。現在風疹が流行しているから、風疹の診断に役立つかも。



以下日記

・昨日から風邪を引いたようで、体調不調。ちょっとずつ10/10より空白だった過去を埋めます。

・10/11(木)は、水島協同病院で産業医学科外来:最近残業時間が長くて産業医面談が必要な労働者の人の面談が入るようになってきました。この日も2件予約。ただお一人の方は初めてで、既に面談をされていた方の紹介。その人が新患(と言うのか???)さんの予約もとってくれていたようですが、どうもお二人の連絡がうまく取れずその日は来られませんでした。でも、私の外来を紹介してくれるのは、ありがたいことです。で、その外来の最後にいつもついてくださっている看護師さんお二人がわたしの誕生日を祝ってくれました。(私が診察室をでてトイレに行っている間に診察室を飾り付け)小さなケーキにhappy birthdayと60というプレートをさしてくださいました。でも、よく見ると60歳ではなく6と10で610歳になっておりました。看護師さん曰く、0がなかったんで。まあ、細かいことは気にせずワカチコワカチコ。ありがたいことです。

・その日の午後いったん帰宅して配偶者と岡山空港へ。そこで三女と落ち合い3人で北海道へ。私は研究会、あとのふたりはそれに便乗して北海道観光。22時前に札幌駅に着きました。で、閉店まで30分という「松尾ジンギスカン」というお店↓で、羊の肉をいただきました。うまかった~~ぁっ!野菜もやいて、なんかすき焼きみたいでした。で、あとはホテルにチェックインして寝るだけ。



・今日は風邪でしんどいので、とりあえずここまで。

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フルオロキノロンによる腱断裂/13時間労働はゲボがでる

・ミチバの法則:知識は不均等に拡散する(拡散すらしないことがある)です。フルオロキノロン(いわゆるニューキノロン)の副作用の一つに腱の断裂というのがあります。例えばレボフロキサシンの添付文書にも載っております↓どれだけのDr.がご存じなのでしょうか?




で、↓のようなレポートがありました。


Levofloxacin-induced Achilles Tendon Rupture


Internal Medicine 57巻(2018年)19号




・インターネットでSNSみているとスポーツマンにはフルオロキノロンは処方しないというDr.がおられました。成程、一理あると思いました。

・腱の断裂以外に大動脈瘤・解離や網膜剥離のリスクもあがるというレポートがあります。よくよく患者さんの状態をみて使わないといけませんね。



以下日記

・昨日10/9(火)午前外来。13時半頃終わったでしょうか。で、本来なら午後からは大学へいって勉強なのですが、新入院の患者さん二人持つことになり、大学へ行くことは不可能に。ということで午後から病棟でいろいろやって大学に行けず、ただその反面帰宅が18時45分くらいと早かったです。お風呂入って、その後食事・アルコール摂取。あとは、いろいろ事務作業をしましたが、記憶が定かでありません。

・本日10/10(水)は、5時半起床で、朝勉して出勤。午前外来13時半過ぎまで。昼食とって病棟の回診、病棟のカンファレンス。16時から夜間診療でした。患者数はそう多くなっかったのですが、濃厚でした。で、仕事が終わったのは21時で、13時間労働でした。夜間診療は、しんどくてゲロが出そうでした。帰宅は21時40分過ぎ。お風呂入って入浴、遅い夕食とアルコール摂取。で、このブログを書いております。これから歯磨きして寝ます。明日は午前は水島で産業医学科外来。午後から研究会参加するため北海道に飛びます.

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脳室に脂肪滴・・・何を考える?/地域のこと知らないことばかり

・医学の文献を読んでいると、ヘーッと思うことがいろいろあります。標題のように脳室に脂質がみられた、何を考えるか?全然、思いつきませんでした↓


Lipid Droplets in the Basal Cistern and Ventricle


Internal Medicine 57巻(2018)19号




・この患者さん、dermoid cystがあったんですね、それが破れて中にあった脂肪が脳室まで流れていったということですね。ホンマ、いろんころがおこりますねえ。この患者さん、痛み止めの処方だけでよかったみたいで、よろしおましたな。

ちなみにdermoid cystについては、『医学書院医学大辞典第2版』の説明が↓


類皮嚢胞
ルイヒノウホウ
[英]dermoid cyst
[同義語]類皮嚢腫,皮様嚢胞,皮様嚢腫



[1]肉眼的に皮脂や毛髪で充満した嚢胞を形成し,壁は通常角化を伴う重層扁平上皮で覆われ,毛嚢,皮脂腺,汗腺がみられる腫瘍。組織学的には,そのほか,神経組織,脂肪組織,平滑筋,骨軟骨,消化管あるいは呼吸上皮,甲状腺などがみられることが多い。従って現在は,原則として三胚葉要素をもつ嚢胞性の良性奇形腫として,成熟嚢胞性奇形腫という診断名が使われる。卵巣に発生することが多いが,中枢神経系など他の部位の発生もみる。同義語としての類皮腫(dermoid)は使われることが少なくなっている。 [2]頭蓋内ではくも膜下腔に発生するが,トルコ鞍上の脳底槽,シルヴィウス裂,小脳橋角部が好発部位である。痙攣発作や嚢胞内容物のくも膜下腔への流出により,反復性の無菌性髄膜炎を起こす。CT,MRIで壁の薄い嚢胞性の腫瘤を認める。嚢胞の破裂による脂質の流出は,MRIにより診断できる。症状があれば手術的に切除する。



以下日記

・今日は7時ころ起床。久々の朝ソバをたべました。うまいっ!そりゃそーでしょう、ほとんど先生に打ってもらったのだから。で午前中は勉強・研究会の準備。お昼過ぎに金光町佐方にある障碍者支援施設「あお空」↓へ。





そこで、年に1回行われている「あお空祭」りに参加。ここで、お昼ご飯食べようと思っていたのですが、期待していたうどんもたこ焼きも完売、幸い肉巻おにぎりというのがまだあったのでそれをいただきました。ところで、何で、そこへ行ったのか。記憶の良い読者なら覚えていただいているでしょうが、少しでも我々の住む浅口市をよくしたいということで、有志があつまって勉強会、イベントをはじめました。(たまり場カフェ)そのつながりで障害児の親の会の方々とも知り合いになり、その方々の情報提供の本日のイベントを知ったわけです。ちょっと前の私は、病院と自宅の往復のみ。1次元の世界でした。ちょっと年を取ってきて地域のことを知って、なにかしらの地域貢献(と言うほどおおげさなものでもないですが)をしたいと思っておりました。そういう状況で、大学院の後輩のアクティブな看護師さんが、浅口市をなんとかしようやと声をかけてくださって「たまり場カフェ」というような取り組みを始めたわけです。それにしても浅口市鴨方町に住んで25年なのに、このような障碍者施設があるとは全然知りませんでした。子供食堂というのも金光町でやっているのはしっていましたが、鴨方でもやっているとのこと。ホンマ、地域のこと知らん事ばかり。ちょととずつ知って、その「足らず」をすこしでも良くしていきたいと思うものでありました。

・あお空祭りの後、私がお世話になった先輩医師のお見舞い。その先生のお好きだった玉島の松濤園のお菓子をかって訪問。20分弱お邪魔したでしょうか。すこしでもお口から食べてほしい。

・訪問後近くの「うさぎ屋」にちょっと寄って帰宅。あとは、研究会発表の準備とちょっと掃除。そして、現在お風呂上りにアルコールを摂取して、このブログを書いております。このあとも、ちょっと整理をしてから寝ます。

・明日は午前中外来、午後から大学へ。(いけるかな?)

*酔っぱらって書いているから、誤字、脱字が多いと思いますが、ご指摘いただければ幸いです。

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