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転移性血管肉腫によるびまん性肺囊胞/配偶者、三女とお買い物

・標題のような将来報告がありました↓


Diffuse Pulmonary Cysts in Metastatic Angiosarcoma


Intern Med 59: 457-458




・建艦肉腫とは『医学書院医学大辞典第2版』によると(血管肉腫 ⇒ 血管形成肉腫となっていますが)


血管形成肉腫 sarcoma angioplasticum
[同義語]管形成肉腫,血管肉腫 angiosarcoma

 通常,血管内皮細胞に由来する悪性腫瘍を意味する。すなわち悪性血管内皮細胞腫とカポシ肉腫が含まれる。前者は,成人の皮膚(殊に高齢者の頭皮),軟部組織,乳腺,骨,肝,脾が好発部位と考えられている。肉眼的には出血が目立ち,病理組織学的には異型血管内皮細胞によって内腔を被包された小型血管の不規則な吻合がみられる。予後は悪く,長い経過のうちに肺あるいは頸部リンパ節への遠隔転移がしばしば認められる。カポシ肉腫は,腫瘍細胞の起源については定かではないが,現在では免疫が関与し,ウイルス感染も関係した血管内皮細胞を発生母体と考える方向にある。病理組織学的には,紡錘形細胞の増殖,スリット状の血管腔および豊富な吻合と,出血・ヘモジデリンの沈着が特徴とされている。


・『今日の治療指針2019年版』の「 第5章 呼吸器疾患  転移性肺腫瘍」では、「転移性肺腫瘍の典型的な画像所見は類円形結節で,下肺野や肺野外側1/3に多い.びまん性小粒状影は甲状腺癌に,石灰化は骨肉腫,軟骨肉腫,滑膜肉腫,甲状腺乳頭癌,粘液産生性腺癌(大腸癌,乳癌,卵巣癌など)に,空洞は扁平上皮癌,血管肉腫,粘液産生性腺癌に,癌性リンパ管症は乳癌,胃癌,前立腺癌に,気管支内転移は腎癌,乳癌,大腸癌,悪性黒色腫に多い.転移巣からの出血や気管支圧迫による無気肺などによって陰影が修飾され,非典型的な陰影を呈することがある.」と書かれております。


・このような画像を見た場合、転移性肺腫瘍も鑑別に浮かべないと行けないと思いますが、本文中に↓のような記載があります。


Diffuse cystic lung diseases can be broadly classified according to the underlying etiology as
those caused by metastasizing neoplasms, lymphoproliferative disorders, infections, interstitial lung diseases, smoking, and congenital or developmental defects.


・ということであります。特に粉塵暴露が無かったり非喫煙者のばあいでしょうね。


以下日記

・本日2/1(土)は、午前8時に配偶者と三女と一緒に義父を病院へ送っていって、その足でまずARIOへ。三女の眼鏡やジャージ(と最近も言うのか?)を買ってイオン倉敷へ。しまなみ寿司で昼食後三女の水着買って「グンゼスポーツアイビースクエア」へ。そこで配偶者、三女はスイミング、私は倉敷市立美術館へ。15時20分に落ち合って、帰宅。

・倉敷市立美術館では、「新収蔵品展」と「池田遙邨コーナー展示 遙邨の抽象表現」そして、「第34回 倉敷っ子美術展」を観ました。一番最後のは、倉敷市の小中学生の作品が展示されていたのですが、中学生になるとすごくレベルが高いなと思いました。こういった作品を作るっておもしろいだろうし、才能がある子供達がいっぱいいるんだなと思いました。悲しいことに、受験では、美術はほとんど評価されず、せっかくの才能が伸ばせない子供達がいっぱいいるのではないかと想像するものです。




・帰宅後は、配偶者が通販で買った近江牛の(?)もつ鍋セット。おいしかった。ビールとワインを飲んで、酔っ払っております。このブログを書き終わったらベッドへ行って本を読みながら寝ましょう。あんまり早く寝ると明日早く目が覚めて困るけど...



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