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こんな咳の原因/投稿するのに6時間

私の勤務する玉島地域はあまり呼吸器科を標榜しているDr.がおられず結構インターネットで検索して私の所に来られます。別に呼吸器科を標榜しているわけでは無いのですが、病院のWebsiteの医師紹介の所に呼吸器学会員とかいているから患者さんはそれをみて来られるのでしょうね。で、なかなか止まらない咳を主訴にこらる患者さんは多いです。多くは喘息の人が多いのですが、非結核性抗酸菌症や胃食道逆流症のようなひともおられます。また感染症では大人の百日咳もありますね。記憶するところ今年お二人はおられたと思います。

・咳の原因がなかなかはっきりしないこともあります。↓のような報告がありましたが、このように良性腫瘍もかんがえておかないといけませんね。



左主気管支を圧排し咳嗽を呈した迷走神経由来の神経鞘腫の1例




日呼外会誌341号(20201月)

【抄録】

 

【序文】神経原性腫瘍は後縦隔に発生し,交感神経や肋間神経に由来するものが多い.今回,左主気管支を圧排し,咳嗽を呈した迷走神経由来の神経鞘腫を経験した.【症例】咳嗽を主訴とする69歳女性.胃粘膜下腫瘍の精査で施行したCTで左主気管支を背側から圧排する14 mmの結節影を認めた.超音波内視鏡下穿刺吸引法を施行し,神経鞘腫の診断となった.気管支鏡では,膜様部が腫瘍に圧排されていたが,粘膜は正常で主気管支への浸潤はないと判断した.胸腔鏡下縦隔腫瘍摘出術を施行した.腫瘍は被膜に包まれており,周囲への浸潤はなく,剥離可能であった.迷走神経の分枝から発生していた.手術時間:59分,出血:少量.【考察】神経原性腫瘍で迷走神経由来のものは稀である.多くは無症状で,偶発的に指摘されることが多い.症候性で迷走神経由来の神経鞘腫の手術例は稀であり,文献的考察を加えて報告する。


・この患者さん、造影CTで異常影がみつかったんですね。あまりにも咳がひつこいときは胸部単純レントゲンに異常が無くても胸部CTをとった方が良いのでしょうかね。いつも被曝と診断にどれくらい役に立つのかと悩むところであります。


以下日記

・12/11(金)は、5時半起床。勉強では無く、事務的な作業をして出勤。午前外来、午後インフルエンザ予防接種と回診。比較的早く仕事を終えて帰宅は18時16分。お風呂入って夕食。アルコールを飲みたいところでしたが、翌日が飲み会なのでぐっとこらえました。

・12/12(土)6時53分起床。仕事は基本お休みですが、状態の悪い患者さんが複数おられるので「出勤」。8時40分~12時前まで病院にいました。正確に言うと途中近くの公園をウォーキングと山陽マルナカ新倉敷店に買い物に行ったので1時間強病院を抜けましたが。12時半病院に戻ってそばの昼食。事務作業して15時から18時半まで社会医学会の理事会。(ZOOMで)私、理事ではないのですが監事なので参加。やはり、学術会議とCOVID19のことが議題に出ました。多分近々声明がでるでしょう。


cf. 社会医学会のサイト




・その後掃除やお風呂入って、20時から翌日0時30分までZOOMで大学院の飲み会。最初はZOOM飲み会って楽しいのかなと懐疑的でしたが、まあ楽しかったですね。問題は何を話したか覚えていないことでしょう。

・本日12/13(日)はゆっくりと7時30分起床。ちょうど1年目突然嗄声になった日です。月日がたつのははやいものです。9時から10時半まで病院へ言って帰宅。午後は通常そば打ちクラブなのですがCOVID19の関係で自粛。そば粉だけもらいに行きました。で、13時すぎから17時過ぎまで私の論文をOccupational and Environmental Medicine(OEM)↓という雑誌に投稿するのに悪戦苦闘。




・最初は投稿先のアドエレスにカバーレターと論文を添付しておくればよいのかと軽く考えていましたが、なんと7ステップあり。最初から詰まりまくり。OEMのサイトでこの範囲に投稿論文のファイルをドラッグ&ドロップしてくださいとあるのに、全然受け付けなくてれなくてERROR表示ばっか入り。でも、実はちゃんとアップロードされておりました。その後も自分の身分とかORCID番号求められたり(そんなん持っていないから、最初から作成)、自分のデータの扱いについて説明する文書書いたり、標題にあるように13時過ぎに作業を始めて終わったのが19時過ぎ。もう、つかれましたわ。で、お風呂入って夕食。今日はアルコールはやめておこうと思っていましたが、飲まずにはやっておれない。先日後輩のDr.にもらったベルギービールを飲みましたが、アルコール濃度12%。もうヘロヘロ・ヘロッピーです。ということD、もう寝ます。

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