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ACP:アドバンス・ケア・プラニング/響、白州は1日1杯に制限

私がメインで働いている病院は、一般病床54,療養病床54の小さな病院です。そこに時々研修医が地域医療研修ということで、2ヶ月間のみ研修に来られます。その時私は1時間くらい、胸部レントゲンの読み方や呼吸管理、論文の読み方、外来のコツ等の講義を家庭教師のようにマンツーマンでやっていましたが、それはもったいないということで、最近その他の職員さんにも参加してもらうようになりました。今、研修医はいないのですが、職員さん向けに講義を月1回することにしました。これは、来年4名研修医が来られるのに備えるのと、当然職員さんにも勉強してもらいたいのと、自分がそういう月1回講義という縛りをもうけて有無を言わさず勉強するためです。

・標題のACPについては4,5年前に結構勉強いたしました。その基礎になるSUPPORT研究(だったか、それから派生したろんぶんだったか?)の論文を読んで、「ナンじゃ、こりゃー」と思った記憶があります。その「何じゃ、こりゃ-」と思った一番は、事前指示書が書かれているのに、その通りにならなかった割合があまりにもたかかったから。意味ないじゃん。

・今月の講義のお題が「共同の営みとACP」ということで今、久々に真面目に関連の論文、書籍を読んでいます。現在↓をよみすすめていますが、とっても良い本だと思います。(半分しかよんでないけど)


Advance Care Planning のエビデンス

Advance Care Planning のエビデンス

  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2020/10/12
  • メディア: 単行本


・改めて思ったのはACPの定義がいろいろあるのねということです。そしてまた最近概念が広がっているような。その当たり議論するとき明確にしないと混乱をきたしそうな。

・で、ACPの日本での愛称が「人生会議」ということ。私の感想は、その名称を考えてくださった方には失礼ですが、「何じゃ、こりゃー」です。オマケに、最初に厚労省がだしたポスターがこれまた「何じゃ、こりゃー」です。麻疹を0にするためにマジンガーゼット、AMR対策にガンダムのアムロは許そう(と言うかそういうの好き)。シカーシ、「人生会議」のポスターは最低でした。そもそも何も字らない人には何のことか伝わらない、知ってる人には「何じゃ、こりゃー」でしょう。(ヤフーに厚労省+ポスターといれたら真っ先にこのポスターが私のPCには出てきました)まあ、To err is human.この失敗に厚労省も学んでいただきたい。


以下日記

・本日12/12(土)は疲れがたまっているのでゆっくり起きようと思っていましたが、自然に目が覚めて5時41分起床。朝勉して、dutyではないですが病院へ。気になる患者さんみて近くの公園でウォーキングして、11時23分帰宅。自分で打った蕎麦の昼食後、勉強と家の掃除。ふるーーーい本は処分しようと本棚からだすと結構スペースが空いて、こりゃぁ、ちょっと新しい本をいれるスペースができたなと喜びました。

・夕食はトンシャブ。ビールをいただきました。配偶者が、ハイボール飲んだので、わたしもまねして、響と白州のハイボール。しかし、配偶者から響と白州は貴重なので1日1杯のみと釘を刺されました。「飲むために買ってるんやろ、置いておくだけなら意味ないじゃん」という心の声は、ちょっと口から出かけましたが、怖いので飲み込みました。で、現在はジンのカクテルを飲んでおります。で、もう完全に酔っ払って何もできないので、これから歯磨きして寝ます。カクテル用に切った国産レモンが半分あまっているので、きっと明日も飲むでしょう。

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