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大動脈解離怖い/配偶者に裏切られる

大動脈解離とは『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


大動脈解離
ダイドウミャクカイリ
[英]aortic dissection

大動脈瘤の中で,発生機転が解離によるもの。大動脈解離は瘤を形成しないことも多く,瘤を形成する場合は「解離性大動脈瘤(dissecting aortic aneurysm)」と称される。40歳以上の男性に好発し,高血圧,動脈硬化,マルファン症候群などの結合組織疾患,大動脈二尖弁,妊娠などが素因となる。上行大動脈では中膜の変性(嚢胞状中膜壊死)がみられることが多い。典型的な症状は解離の進展に従い胸部,背部,腰部へと移動する激痛と,種々の臓器虚血症状である。Entryの部位及び解離の進展様式によるドベーキー分類(DeBakey classification)(図上。I型:上行大動脈に発生し末梢に進展,Ⅱ型:上行大動脈に限局,Ⅲ型:下行大動脈に発生し末梢または中枢に進展)と,entryに関係なく上行大動脈解離の有無によるスタンフォード分類(図下。A型:上行大動脈に解離が存在,B型:存在しない)とがあるが,予後や治療法をよく反映する後者が汎用される。治療は,A型解離では解離が上行大動脈基部から心臓方向へ進展して重篤な合併症(大動脈弁逆流,心筋虚血,心タンポナーデなど)を引き起こす可能性が高いため,原則として緊急手術であるが,B型解離ではまず厳重な降圧療法を行い,慢性期にも解離腔が増大するなど解離が安定しなければ手術を行う。


・もっと詳しい説明は↓






で、最近のLancetに↓のようなレポートがありました。



Leg weakness and paraesthesia provide a clue to sudden death due to aortic dissection


Megha Agarwal, et al.


Lancet 2021; 397: 128




・このレポートの私への「教訓」は両下肢の麻痺は、大動脈解離を鑑別診断にいれること、ですね。


以下日記

・本日1/13(水)は、6時半起床。朝勉せず出勤。午前外来、午後回診、カンファレンス、夜間診療、18時から19時まで小会議室にこもってZOOMで岡山大学臨床研究講習会(臨床研究者研修)聴講。サンプルサイズの話でした。その後20時過ぎまで仕事して20時40分帰宅。夕食は絶対「カキオコ」だと思っておりましたが、なんと牡蠣入り焼きそば・うどんミックスでした。昨日から配偶者は今日はお好み焼きと宣言し、お好み焼きの粉も買っていたいのに...今までの経験で、「夕食何が良い?」と訊かれてこたえるもののその通りにならないというのは我が家の経験則ですが、さすがに今日は昨日から宣言して準備もしているのに何故?カキオコの「口」になってかえって来たのに。まあ、理由は問わずお風呂入って、ノンアルコールビールを飲みながら「炭水化物祭り」を行いました。で、このブログを書いております。

・今日はさすがにかなり疲れたので、もう寝ます・・・って、いっつも早く寝てるけど。明日は午前外来、午後から水島へ行って手話通訳者さんの健診して、また玉島へ戻って仕事です。




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