FYI:IOMレポート『人は誰でも間違える』の真実/今日も1日引きこもり
・現在3月下旬の職員さん向け講義「医療安全とテクニカルスキル」を鋭意準備中。医療安全については院長時代によく勉強しましたが、日進月歩の医療なのでアップデートしないとね。↓のような本を購入して読んでおります。
これだけは身に付けたい 患者安全のためのノンテクニカルスキル超入門: WHO患者安全カリキュラムガイド多職種版をふまえて
- 作者: 相馬 孝博
- 出版社/メーカー: メディカ出版
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: 単行本
・↑の本は、読みやすい。ピクトグラムも面白くてあっという間に読めます。まずは入門書として読むのが良いでしょう。ただ、叙述が簡単すぎて帰って分からないところがあるかも知れません。
・↑の本は現在飲んでいる最中ですが、大事なことは書かれています、何か読みにくい。訳者には申し訳ないですが訳がこなれていないと思いました。(ひょっとしたら元の本の英語がわかりにく?)根性があったら英語もよんでみようかしら。
- 作者: 川村 治子
- 出版社/メーカー: 医学書院
- 発売日: 2018/11/26
- メディア: 単行本
↑は若い看護師さん向けに書かれた本で、私はパラパラとしかみておりませんが、簡潔まとまっていてかなりよさげです。全てに新人看護師さんに配ってよんでもらったらよいのではと思いました。ただ、お値段が2800円とお高い。新人看護師さんが個人的に買ったり、病院が組織に買って配るのはかなり痛い。こんな本こそ厚労省がWebsiteにPDFでアップして誰でも見られるようにしてほしいですね。
・PDFといえばWHOが WHO Multi-professional Patient Safety Curriculum Guideというのを出しています。英語のみでなく日本語を含む何カ国版があります↓
・あと医療安全の「古典」のTo err is Humanは無料で↓のサイトで見ることができます。
To Err is Human: Building a Safer Health System
・さてこのレポートが出されたときかなり衝撃だったみたいです。アメリカで年間4万4000人から9万8000人が死亡してると推定したわけですから。これは、アメリカの銃所持者がその事故で死ぬ7500倍ということです。(2番目に紹介した本に書かれています)で、この推定が正しいかどうか欧米では議論が起こったわけですが、日本ではそう議論されたようではなかったと思います。かっこよく言うと寡聞にして知らずですかね。で、私と同じ(と言ったおおそれおおいか)感想をもった方の論文が本日の標題の論文↓
IOMレポート『人は誰でも間違える』の真実
齊尾武
Clin Eval 36(3)2009
・数の推定は、わたしもどんなものかと思いますが、医療システムへの問題提起はとて重要なことであったと思います。
以下日記
・本日3/14(日)は、6時半起床。朝食摂ってほとんど勉強をしておりました。腰が痛いので草抜き/草刈りを超時間しないのでその分勉強ができました。今日は、10時過ぎにCOOP鴨方店に行きましたが、結構人が多かったです。10時頃っていつもこんなんかな?本日は俗に言う(企業に踊らされている)ホワイトデーなので、何かおいしそうなお菓子が並んでいるかと思っていたら、全然そんなことなく普通でした。いいのがあったら自分用に買って食べようと思っていましたが、まあ、太らずに良かったです。
・まだ、19時前です。これからお風呂入って風呂上がりにはローデンバッハグランクリュを飲もうと思っております。(でも、実はノンアルだったりして)