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盗まれた呼吸(NEJMの「視点」)/誰もいってくれないので書いてみた

最新のNEJMのperspectiveが↓


Stolen Breaths




・先日ランセットの表紙が黒くなっていた話を書きました↓




NEJMの表紙が黒くなっているかどうかは知りませんが、上のような論説があり、ジョージ・フロイドさんが警察に殺されたことによる医療・社会の中の格差、不正義について述べられています。この中で、医療がすぐにでも取り組むべき5つのことが述べられています。そのうちの一つに

Make “mastering the health effects of structural racism” a professional medical competency


というのがありました。果たして日本の医学界でこのようなことをしようという提言がでるでしょうか?たとえばハンセン病の隔離の問題、旧優生保護法における強制不妊手術、精神病者私宅監置の問題等。


・他の提言も心に響くものです。皆様に読んでいただきたいと思います。


・それにしてもこのような社会問題の英語の論文を読むのに自分の英語力のなさを痛感してしまいます。英語の能力が高ければ日本語に訳してブログにアップするのに。



以下日記

・本日6/18(木)は、6時半起床。ごはん食べて、ちょっとだけ朝勉して、燃えるゴミ出して水島へ出勤です。午前中産業医学科外来。お一人過重労働の面接。水島コンビナート内にある企業の従業員の方。そこの会社がうちの病院に行きなさいと。以前もかきましたが、私が若手医師の時との雲泥の差(うーん、ちょっと使い方が違うな)。以前は水島協同病院とコンビナートの間には鉄のカーテンがあったのに。ときどきコンビナートから「患者さん」が紹介されてくると言うのはとってもすごいことだということが多分若い職員さんはわからないでしょう。鉄のカーテンを打ち破った地域住民・先輩職員の運動と私が地道に産業医学を真面目に取り組んできたことのたまものだと思うのですが。←だーれも、言ってくれないので自分でかいてみた。(死期が近い老人の呟き)

・お昼は連島にある8番ラーメンで、能登中島菜ざるらーめん。そして玉島へ「戻って」お仕事。新入院対応、労働安全衛生委員会、研修医への講義。帰宅ははやくて18時10分。お風呂入って夕食。録画の『激レアさんをつれてきた』をみておりました。そしてこのブログを書いております。これからちょっと勉強して、早めに寝ます。

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