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蚊に刺されてひどい水疱→EVウイルス感染を考える/高齢の患者さんに点滴をするのが意味が無いことは無い

最近草抜きが趣味/ストレス発散にないつつあります。草抜きをするときのバリアーは、冬場は猫のみ。我が家には2匹猫がいるのですが、草抜きをはじめるとよってきて私の手元に来て邪魔をするか背中に乗っかってきて私の頭頂部のハゲをなめる。夏場のバリアーは当然暑さですが、それに加えて蚊。なので、草抜きをするときは蚊取り線香を四隅において結界を作って草抜きをします。あの、蚊のプーンという羽音はメッチャ、ストレズ。当然かまれればかい。幸いなことに私は、蚊に刺されてもただちょっと赤くなって、かゆくなるだけですが、ごくマレに水疱、硬結、潰瘍になる人がいるそうです。↓のようなレポートがありました。


Impressive bullous reaction to mosquito bites

Sara Mai, et al.

BMJ Case Rep 2019;12:e232791. doi:10.1136/bcr-2019-232791

https://casereports.bmj.com/content/12/11/e232791

・このレポートのlearning pointは

his benign condition can sometime be the first manifestation of Epstein-Barr virus-associated natural killer/T lymphoproliferative diseases. Therefore, long-time follow-up is essential for these patients.

と言うことです。で、下の様なガイドラインがあるのを知りました↓

慢性活動性EBウイルス感染症とその類縁疾患の診療ガイドライン2016
監修 日本小児感染症学会

↑のアドレスはわかりませんが、検索エンジンにいれるとすぐヒットすると思います。その中に「蚊刺過敏症」という項目があります。まあ、読んでみてください。蚊に刺されるってジカ熱やデング熱のみでなく、こんな病態も考えないといけないのですね。

 

以下日記

・本日6/19(金)は、6時27分起床。一瞬だけ朝勉して出勤です。午前外来。開業医さんから肺気腫の患者さんの紹介があり長引きました。かなり呼吸困難が強いかたでした。で、肺気腫は治らないといわれていたとのこと。こういうことはじん肺の患者さんでも経験します。病理的な変化は治らなくても呼吸困難や咳と言った自覚症状は改善する可能性は高いということをお話ししました。ある意味こういう患者さんの治療は燃えます。で、つい熱が入って一方的に病気や治療方法の説明をしていまいます。鶴亀鶴亀、じゃなかった、反省、反省、スタンハンセン。

・午後からは、回診。夕方高齢の患者さんのご家族に病状説明。施設に入所されていて脱水で入院。そして、少し改善して退院。しかし、また同様なことがおこるでしょうと。高齢の人が活気がなくなり、食事がとれなくなるとそれが寿命だと対応しています医師・医療従事者がすくなからずいるみたいです。で、点滴なんか百害あって一利無しみたいに説明して、絶対点滴をしないDr.もいるみたいです。でも、点滴が効果あるかないかは一定やってみないと分からないものです。実際本日退院された高齢の患者さんも点滴をしてしっかりされました。私の4年前に死亡した母親もそうでした。活気がなくなり食事がとれなくなったときに少し点滴すると元気が出て食事をとれるようになりました。私は、高齢の患者さんに点滴をするのが意味が無いとか無駄だとか断言する医療従事者に疑問を感じます。

・本日17時過ぎに病院を出て帰りにダイソーとTHE BIGによって帰宅。お風呂入って、夕食。その時久々に赤ワインおよびそれをキティーにして飲みました。その後ジンバック、で今はマーテル飲みながらこのブログを書いております。久々のアルコールで気持ちは良いです。残念なのは麦酒がなかったこと。昨日通販で父の日セールでビールの通販があったので注文しています。届くのは日曜日の夜。それを楽しみにしましょう。悲しいのは父の日のギフトセットを自分で注文して自分に送ること。我が家の辞書には母の日、父の日とい文字はない。

・よっぱらって書いているので誤字脱字は笑って許して。







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