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インフルエンザだからといってCOVID-19は否定できない/自分はつくづく現場労働者

まだ夏ですが、小心者の私はすでに冬のインフルエンザシーズンを心配しております。冬に急な発熱で受診された場合それはインフルエンザか金属熱か考えれば良かったのですが(って、多分金属熱を鑑別診断にする医師は日本全国希少でしょうが)、これからはインフルエンザかCOVID-19を考えないといけない。ところがどっこい、その二つがばっぺいしていることもあるという日本からのBMJ case reportでの報告↓


Coinfection with SARS-CoV-2 and influenza A virus
Free


Yuki Kondo, et al.


BMJ Case Rep 2020;13:e236812. doi:10.1136/bcr-2020-236812




このレポートの最後のLearning pointsにDuring the epidemic, the possibility of COVID-19 should be considered regardless of positive findings for other pathogens.と書かれておりました。今日SNSか何かの標題でコロナとインフルエンザが同時に検査できるキットができたようなことをみました。中身みてないのでなんとも言えませんが。そういうキットも必要になるでしょうね。



以下日記

・本日7/22(水)は6時半起床。朝勉せず出勤してちょっと病棟よってから午前外来。午後から回診、通所リハの会議、病棟カンファレンス、夜間診療でした。帰宅は18時ちょっと前。19時から21時までCounterFactual Machine Learningという勉強会にZOOMで参加。いったい何語しゃべってんやという感じでチンプンカンプン(死語?)。ただ、Pearlの構造因果モデル/構造方程式は現在大学院の月曜午前勉強会でPearlのテキストを勉強しているので、ちょっとだけことばになじみがあり、はなしについていけました。次回8/27にこの勉強会があるので視聴してみようと思います。それで、サッパリなら撤退です。それにしても、以前から思っていますが自分は抽象的な議論ではなく実践派だなということです。歌って踊ってお芝居のできる医者ではなくて、臨床医をしながら疫学理論も理解できる医者になりたいのですが、理論はどんどん進歩していくのでついていけいません。でも、現場と研究者とのあいだをとりもてればよいなと思うのです。

・ZOOMでの視聴後は、まちにまったアルコールタイム。しかーし、今日飲んだ麦酒は全然わたしのこのみではありまんでした。残念。しかしSauzaというテキーラとCOOPで買った「国産生姜のジンジャエール」はおいしい。もうちょっと飲んでから寝ます。


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