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咽の痛みにイーグル症候群も考える/ひたすら学位審査の準備

・以前もこのブログで書きましたが、咽の痛みを訴えるイーグル症候群というものがあります。これは、killer sore throatとはまた、「趣」が違って↓の様なものです。(『医学書院医学大辞典第2版』の説明)


過長茎状突起症
カチョウケイジョウトッキショウ
[英]elongated styloid process
[同義語]イーグル症候群 Eagle syndrome
側頭骨下面から延びる茎状突起が異常に長く,口蓋扁桃付近にまで達するもの。茎状突起先端に付着する茎突舌骨靭帯が,化骨機転の異常により骨化して過長となる。舌咽神経,内・外頸動脈および周囲組織などを圧迫,刺激することで,咽頭痛,嚥下痛,耳痛,咽頭異物感,時に頸動脈症候群による側頭部痛などを引き起こす。触診により口蓋扁桃付近に骨様索状物が触れ,X線検査,特にオルソパントモグラフィで診断が確定する。経口的に扁桃窩の切開または扁桃摘出術を行い,茎状突起に達してから過長部分を切除する。米国の耳鼻咽喉科医イーグル(Eagle WW)が報告した(1949)。
で、↓のようなレポートがありました。
Eagle's Syndrome
Shun Miyagawa, Ryohei Ono, Ryoji Ito, Izumi Kitagawa
Intern Med 61: 2553, 2022
・続けて日本語の文献↓
過長茎状突起症(Eagle症候群)
Eagle 症候群(茎状突起過長症)の画像診断
茎状突起過長症の2例 ー 非定型的臨床病態
・上記症例報告を読んでいると多彩な症状ですね。なかなか一発で診断するのは難しいかな?
以下日記
・昨日8/15(月)は、午前中はひたすら勉強。午後から出勤して回診、夜間診療、その後事務作業でした。帰宅は19時41分。いつものようにネコたちに餌をやりに行って夕食、入浴。
・本日8/16(火)は、5時44分起床。朝勉等より調べ物をして出勤。午前外来、午後ささっと回診して15時前に帰宅。ひたすら学位審査の準備。夕食摂って入浴。で、このブログを書いております。これからちょっと事務作業をして寝ます。

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