SSブログ

胸部大動脈瘤で前胸壁の静脈の怒張/治療は医者のためではありません

先日、上大静脈症候群で前胸壁の静脈の怒張が起こるということをかきました↓




・で、それに類似(?)して、胸部大動脈瘤で鎖骨下方の胸部の腫脹と静脈の怒張がみられたという報告↓


Impeding Subclavian Subcutaneous Swelling
Akihiro Hayashida, et al.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalmedicine/60/3/60_5560-20/_article/-char/ja


Intern Med 60: 489, 2021


・何はともあれ胸壁の静脈の怒張をみたら、胸郭内になにかできていると考えないといけませんね。


あっという間に以下日記

・昨日2/8(月)は、5時半起床。朝勉して朝食摂って燃えるゴミ出して、午前中はZOOMで因果推論の勉強会。テキストは↓


Causal Inference in Statistics: A Primer (English Edition)

Causal Inference in Statistics: A Primer (English Edition)

  • 出版社/メーカー: Wiley
  • 発売日: 2016/01/25
・なかなか練習問題が難しくて投げ出したくなりますが、みんなでやればなんとかなるみたいなかんじ。この日は難しい練習問題が終わりホッと一息です。大体半分が終わったところです。果たして脱落せずに最後までたどりつけるかな?
・午後からは出勤し回診、夜間診療。お二人退院がありましたが、共に良いお顔をされていたので、良かったです。夜間診療は無事終わり宿直に突入。大きなことはありませんでしたが、なかなか寝付けませんでした。
・本日2/9(火)は、当直室で6時36分起床。シャワー浴びて、朝食摂って病棟へ寄って、午前外来。今日は余裕を持って外来ができました。ちょっと辛いなと思ったのは、最近当院にかかりだした患者さんが、恐る恐る診察室にはいってきて、「怒られる」と言われたこと。何回かこの言葉を聞きました。いわゆる(私の嫌いな言葉の)生活習慣病を持っておられる方で、なかなか「良い」生活習慣ができない人。過去色んな病院で怒られてきたのでしょうね。(と言う私も叱りましたが・・・怒ると叱るは同義語としてつかわれることもあるかも知れませんが、区別した方がよさそうだと最近思っております)時々他の患者さんでも私に「すみません」と謝る人がいます。まあ、私が懇切丁寧に(ホンマか?)説明し薬を処方しているのにきちんと食事や運動をせずきちんと薬をのまなかったので私の説明の努力を無駄にして申し訳なかったとおもって謝ってくださるのでしょうね。まあ、それはそれでよろしいのでしょうが、そもそも治療は私のためにしているのでは無くご自分のためです。別にあやまらなくてよいのです。・・・と、言いながらラポートができている患者さんには怒ったり、叱ったりしますけどね。それにしても今日の患者さんは、過去色んなことをいわれてきたんだなと胸がちょっと痛くなりました。
・午後は一定回診をして15時過ぎに病院出て帰宅。16時から17時過ぎまでCritical appraisal(CA).本日のお題は早期胎盤剥離と運動について。以前大学の非常勤講師でICD-10にそって疾患を学生(診療情報管理士の資格を取るコース履修する文系の学生さん)におしえていたので産婦人科もかなり勉強したので、疾患自体の理解にはそう困りませんでした。過去まじめに勉強したことが役に立ったなと思いました。
・CA後ちょっと資料の整理して入浴、夕食。その時サンクトガーレンのゴールデンエールをいただきました。これは痴的、いや知的な素敵な女性がくださったもの。おいしくいただきました。で、その後白州をのみながらこのブログを書いております。白州は2杯までと配偶者に釘を刺されましたが、2杯といっても色んな2杯がございますので、私なりの解釈で飲ませていただいております。
・これからちょっと色んな資料に目を通して22時までには寝たいと思います。

nice!(0)  コメント(0)