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大動脈解離で脳虚血/昼寝しすぎた

救急の患者さん、もしくは定期診察でも新たな症状を訴えた患者さんの鑑別診断として、大動脈解離は常に頭においておかないといけない疾患ですね。実は今年に入ってお二人大動脈解離の患者さんがおられました。お二人とも最初の鑑別診断に大動脈解離を挙げていたので、自分の一応こういう思考は身について来たのかなと思っていますが、↓の様な場合は、さすがに診断できないのでは...


脳虚血症状で発症した急性大動脈解離の2症例


高橋 祐一, 越阪部 学, 東田 哲博, 内田 貴範, 金澤 隆三郎


脳卒中43 巻 (2021) 3 号





要旨:脳卒中診療において脳虚血症状で発症した急性大動脈解離を鑑別することは,単に致死的疾患である大動脈解離を正しく診断することだけでなく,不適切なrt-PA静注療法を避けるといった点で非常に重要である.脳虚血症状を伴う急性大動脈解離は,頻度は低いが,意識障害や失語症といった神経症状を伴い,脳卒中疑いで搬送される可能性がある.大動脈解離は解離部位に応じて非特異的で多彩な症状を呈しうる.胸背部痛の訴えがなく脳虚血症状で発症した急性大動脈解離を見逃さないために,血圧低値や左右差,胸部X線の縦郭拡大,Dダイマー高値といった急性大動脈解離の臨床像を理解しておく必要がある.補助的画像検査の中で,頸部MRAは,脳梗塞の病態評価に有用である一方で,大動脈解離の補助的検査にもなり得る検査である.胸痛を伴わずに脳虚血症状で発症し,最終的に急性大動脈解離の診断に至った2例を文献的考察を交えて報告する.

・本文中に書いているように、救急の患者さんは、できれば両方の血圧を測定する、少なくとも両側の橈骨動脈は確認する癖を付けないといけませんね。

以下日記

・本日7/25(日)は、ゆっくりと7時起床。猫たちに餌をやりにいってから朝食。それから午前中は勉強と机の上の片付け。少し机の「地面」が見えてきました。昼食は、昨晩の残りカレー。全て片付けようとちょっといっぱい食べてしまいました。その後英語の教科書を読んでいたのですが、強烈な睡魔が襲ってきて14時半からなんと16時まで寝てしまいました。(アラームを15時にかけたつもりがかかっておりませんでした)夏バテかしらね。それから1時間くらい勉強して、お金の支払いとちょっとした買い物に出かけて17時半頃帰宅。それから19時まで草刈り、草抜き。そして入浴、夕食です。昨日に引き続きかなり汗をかいたので風呂上がりには麦酒は飲まず経口補水液を飲みました。それでお腹がはったので、結局ビールは飲まず。んでもって、ちょっと勉強してこのブログを書いております。このあとちょっと事務的なことをして、サッサとねます。明日早起きして勉強しようと思いますが、果たしてできるでしょうか。



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