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遊走脾/若い女性と焼き肉

標題の遊走脾とは、脾下垂とも言い『医学書院医学大辞典第2版』によると↓


遊走脾 ユウソウヒ floating spleen
[同義語]脾下垂 splenoptosis

腹腔内で脾の位置が移動すること。内臓下垂症では脾下垂が起こる。無症状のこともあるが,軸捻転を起こすと激痛を来しショック状態に陥ることがある。

・で、THE LANCETのCASE REPORTに↓のようなレポートがありました。


THE LANCET Vol. 396, Issue 10248, P412, August 08, 2020


A wandering spleen, splenomegaly, hypersplenism, and iron deficiency anaemia




・お腹に腫瘤がふれて、末梢血で血球が減少していたら、脾臓の病気を考えますが、脾臓が所定の場所にない場合もかんがえないといけないと言うことですね。果たして外来でそういうこtがすく思いつくでしょうかね?


・関連して脾機能亢進症の『医学書院医学大辞典第2版』の説明↓


脾機能亢進症
ヒキノウコウシンショウ
[英]hypersplenism

脾腫,骨髄の過形成を伴った血球成分(赤血球,白血球,血小板)のいずれか1つ以上の減少,摘脾による血球減少の改善を特徴とする症候群。ダメシェク(Dameshek W)によって定義された(1950)。脾での血球成分の抑留と破壊亢進が血球減少の原因とされる。原因不明の一次性と脾腫を来す疾患による二次性に分類される。慢性感染症,門脈性うっ血,免疫異常(フェルティ症候群,全身性エリテマトーデス),サルコイドーシス,血液疾患(悪性リンパ腫,白血病,溶血性貧血),蓄積症(ゴーシェ病など)が主な基礎疾患である。



以下日記

・本日8/7(金)は、6時30分起床。昨日早く寝たのに睡眠の質が悪く、寝た気がしません。朝勉せず出勤。病棟よってから午前外来。午後通所リハビリの会議、回診。事務作業。お一人受け持ち患者さんの調子が朝から悪くなってドキドキ。夕方には少しおちつい少しだけホッとしていますが、心配なので明日も診察にいきます。

・帰宅は早くできたので、配偶者と焼き肉を食べに。私はハラミでよいのに、配偶者はカルビも注文。その脂濃さに配偶者は一切れ食べて「無理」と。で、私が残りの脂こいカルビを全部いただきました。今日の夜中に下痢で苦しむかも。その他、テッチャン、ホルモン、キムチ等。お腹いっぱいで帰宅。で、入浴。風呂上がりにはノンアルコールビール。で、このブログを書いております。これから文献一つ読んでから寝ます。

・ちなみにすでにお気づきでしょうが、若い女性とは配偶者のことです。私の「若い女性」は、年下ならすべて「若い女性」と表現しております。まあ、マダムと言っても良いですが。



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