SSブログ

備忘録:経験・流儀・理論/誰も褒めてくれないので自分で褒める

先週の金曜日に研修医+他の職員さんに外来の心得、コツというようなお話をしました。その冒頭で、医師によって色んな流儀があるという話をしました。で、外来は科学と言うよりアートと。しかし、それぞれ経験的にやっている外来を、なんとか理論化して、最低限これだけはおさえようという法則のようなものができればよいなと考えています。

・そんなことを考えていると、↓のような論文が目についたので、読んでみました。


論点
経験・流儀・理論
日本看護管理学会誌 23巻(2019)1号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/janap/23/1/23_186/_article/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/janap/23/1/23_186/_pdf/-char/ja
↑の中で、↓のようなことがかかれていました。なるほどなあと思いました。
だ,注意したいのは,経験知の中でどうしても言語化できない知識,すなわち暗黙知が存在するということである.これは言語化できないので意味がないのかというとそんなことはない.何が暗黙知で何が暗黙知でないかを明らかにするだけでも,経験を経なければ獲得できない知なのか,集合教育でも伝達可能な知なのかが判別でき,将来の教育計画の策定に役立つからである
・色んなコツを、言語化努力する必要がありますね。
・全く余談ですが「暗黙知」と聞くとすぐダースベーダーを思い出してしまいます。←そりゃー、「暗黒面」じゃっ!
以下日記
・本日8/19(水)は、5時56分起床。朝食に昨日打った蕎麦を食べようとしました。まあ、事前に分かっていたことですが、蕎麦切りではなく、蕎麦掻きもどきとなっておりましあ。まあ、繊維状の部分もありちょっとだけ食しました。しかし、味は悪くない。我が家のお犬様も食べてくださいました。出勤し、早朝回診後午前外来。数日前から熱中症で点滴に来られている一人暮らしの高齢女性きちんと定期的に食事をしていないということをきいて、MSWと面談してもらってお弁当の宅配につながったのは、ちょっとヒットだったかな。プチ社会的処方。(だれも褒めてくれないので、ここに書いて世界にアピールします)
・午後から回診、カンファレンス、夜間診療。病棟に寄って帰宅は18時40分頃。お風呂入って現在一服中。もうちょっとしたら夕食摂って、そのあと研修医への講義(臨床医学論文の読み方)の準備をして寝ます。
・しかし、昨日バッサバッサだった髪を切ってスポーツ刈りにしたのに、ほとんど誰も気づかない/きづいても声をかけてくれないという寂しさを味わいました。まっすぐな道でさみしい、ならぬ、まったくの無視でさみしい。

nice!(1)  コメント(0)