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FYMI:めまいの総説/初めての一生のお願い

J-STAGEみていて↓のような総説をみつけましたので、Log and Share↓


依頼総説
めまい
城倉健
臨床神経学 61巻(2021)5号
抄録

 

めまいの病態は,眼球偏倚(および結果として生じる眼振)に反映されることが多い.末梢性めまいである良性発発作性頭位めまい症は,耳石が迷入した半規管刺激による眼球偏倚がそのまま出現する.良性発作性頭位めまい症以外の末梢性めまいでは,一側の半規管障害をすべて総和した眼球偏倚となる.一方,中枢性めまいでは,中枢前庭経路(半規管経路+耳石器経路)が小脳により抑制制御を受けているため,前庭経路の直接障害による眼球偏倚に加え,小脳からの脱抑制による眼球偏倚も出現する.小脳による中枢前庭経路の抑制制御は,めまいの回復に重要な役割を担う前庭代償にも深く関わっている.めまいを治療する際には,こうしためまいの病態を理解し,病態に応じて特異的に介入する必要がある.

・本文の最初に「用語的には,異常な自己運動感覚を伴う場合をvertigo,運動感覚を伴わない場合をdizzinessと呼ぶことになっているが,臨床的に両者を厳密に区別することは困難である.」とあります。私の記憶が間違っているかも知れませんが、昔読んだ文献ではめまいをきちんとvertigoとdizzinessを区別しないと書いていたと思うのですが、ずーーーーっとそんなん難しいやろと思っていましたが、この総説に書いていてくれて、スッキリしました。あと書いてることはよう分からん、もしくは覚えられん、です。

 

あっという間に以下日記

・本日5/19(水)は6時半起床。なかなか早く起きれましぇん。朝勉せず出勤。まず病棟よって、朝礼出て外来。ダッシュで昼食摂って、病棟よって14時から近隣医療機関の職員さんのコロナワクチン接種。20人強注射したでしょうか。大体スムーズに行きました。一部上腕を出すのに時間がかかった人がいて、やっぱり素早く接種しやすい服装でちゃんと来て欲しいと思いました。その後カンファレンス、病棟行って夜間診療。その後病棟よって帰宅は20時前。お風呂入って夕食。本日はビビンバ、例によって食べ過ぎて苦しいです。そして、文献読んでこのブログ書いております。とっても眠いのでこのブログアップしたら寝にいきます。

・ところで、熱心な私の読者ならご存知でしょうが、私、社会医学会という小さな学会↓の監事をしております。

http://jssm.umin.jp/

で、今年の11月20,21日と岡山で開かれます。そのプログラム案の中に「シンポジウム4コロナ禍とその後の保健医療体制」というのがあります。で、その中で地域医療の立場から話のできるシンポジストを選定せよという大会長のご指示がありました。これに関しては、コロナ禍でいかに中小病院が苦しみ、対応したか、また地域の医師会はどうだったか、病院と行政との関係はどうかといったことが話せる私の勤める病院の院長が最適と考えました。で、今日、拝み倒してシンポジウムのパネリストになることを了承していただきました。その時使った言葉が「一生のお願い」。今まで人にものを頼むときこのような言葉を使ったことはありません。(私の記憶する限り←あやしい)まあ、頼む人を変えたら何度でもこの言葉使えるでしょうが、同じ人にはつかえんでしょう。なので、今度院長に頼むときは「後生だから」←チガウカーッ!

 


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