挿管のこんな合併症:喉頭蓋谷破裂/久々に(?)草刈り
・喉頭蓋谷とは『医学書院医学大辞典第2版』によると↓
喉頭蓋谷 コウトウガイコク [英]vallecula epiglottis [ラ]vallecula epiglottica
舌根部底部と喉頭蓋舌面基部が接する陥凹部。この空間に前喉頭蓋間隙が存在する。喉頭蓋谷は解剖学的な咽頭区分には,中咽頭と下咽頭の境界線として示される。中咽頭は,上方は硬口蓋と軟口蓋との移行部,下方は喉頭蓋谷底部,前方は舌後方1/3の部位と定義される。喉頭の区分としては声門上部である(喉頭癌分類)。「蓋谷」は〈がいや〉あるいは〈がいたに〉と読まれることもある。
・オマケで↓
舌根部底部と喉頭蓋舌面基部が接する陥凹部。この空間に前喉頭蓋間隙が存在する。喉頭蓋谷は解剖学的な咽頭区分には,中咽頭と下咽頭の境界線として示される。中咽頭は,上方は硬口蓋と軟口蓋との移行部,下方は喉頭蓋谷底部,前方は舌後方1/3の部位と定義される。喉頭の区分としては声門上部である(喉頭癌分類)。「蓋谷」は〈がいや〉あるいは〈がいたに〉と読まれることもある。
・オマケで↓
咽頭・喉頭の解剖用語
・で、その喉頭蓋谷の部分が挿管で裂けて大腿から顔までの著明な皮下気腫ができたというレポート↓
Extensive subcutaneous emphysema due to failed endotracheal intubation with vallecular rupture
Matute Martinez CF, et al. BMJ Case Rep 2021;14:e237377. doi:10.1136/bcr-2020-237377
・挿管後このような著明な皮下気腫が起こった場合、喉頭から気管・気管支にかけての裂創(と言うのかな?)があると考えて検索しないといけませんね。
以下日記
・本日5/22(土)は、5時24分起床。朝勉で"Social Epidemiology"を読みました。朝食後8時から11時50分まで病院へ行き、重症の患者さんを診たのと事務作業をしてきました。帰り金光駅前の本屋さんによってマルナカ金光店で買い物して帰りました。マルナカは最近リニューアルしていましたが、今回初めて入りました。驚いたのは冷凍食品のコーナー(?)がすっごく広くなっていること。ちょっとこれから楽しみな。(最近冷凍食品の麺類に懲りつつあるので)そこでノンアルビールと冷凍の担々麺、スパゲティ等買って帰宅です。即レンジでチンして担々麺食べました。その後呼吸器学会のon demandのシンポジウム視聴。そして16時半から18時半まで草刈り、草抜き、溝掃除。幸いなことに蚊がいませんでした。(草抜きする何時間も前から蚊取り線香で結界をはっていたからかも)その後入浴、夕食。ここでビールと行きたいところですが、いつ呼び出したあるか分からないのでノンアル。これでアルコール飲まないのが2週間近くかも。で、このブログを書いております。これからまたSocial Epidemiologyを呼んで、21時台には寝たいと思います。それにしても、1日があっという間に過ぎてしまいます。もっとゆっくり本が読みたい。あと映画も観たい。