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お餅に注意:腸がやぶれることもありますよ/じ・じ・持病の癪が...

お正月が近づいて参りました。毎年お年寄りが餅を喉に詰まらせてなくなったという報道がありますが、餅の「副作用」はそれだけではありません。腸閉塞も起こすのです。↓のようなレポートがありました。
餅による食餌性小腸閉塞9例の検討
木村 紀志, 五十野 博基
日本プライマリ・ケア連合学会誌44 巻 (2021) 4 号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/generalist/44/4/44_141/_article/-char/ja
抄録

 

目的:餅による食餌性小腸閉塞は近年では保存的に治療し得た症例の報告が増加している.しかし,保存的治療の経過や手術を要する症例の特徴は明らかでない.本研究の目的は餅による小腸閉塞の臨床的特徴と,手術を必要とする症例の特徴を明らかにすることである.

方法:単施設7年間で後ろ向きに,腸閉塞の原因が餅と特定された症例を収集した.先行文献から得られた症例とともに考察した.

結果:自験例9例と既報67例を収集し,56例(73.7%)が保存的治療で治癒していた.餅の摂取から発症までの期間は1.7±0.3日,腸管内に描出された餅のCT値は160.0±8.9 Hounsfield Unit(HU)だった.餅による腸管穿孔6例のうち5例で長径4 cm以上の餅片が認められた.

結論:餅による食餌性小腸閉塞の多くは保存的治療で軽快するがCTで長径4 cm以上の餅片を腸管内に認めた場合は,腸管穿孔のリスクが高いかもしれない.

・↑から考えるに4cm以上の大きさの餅は食べない方が良いですね。できるだけお餅は小さく切った方が良さそうですね。

・で、餅の「副作用」は、窒息、腸閉塞、いろいろありますが、私が一番恐怖するのは体重増加です。お餅、大好きなのよね。

 

以下日記

・おとついの12/23(木)は、6時起床。朝食後ちょっとだけ朝勉して水島へ。午前中産業医学科外来。過重労働面談が2件ありました。その後倉敷市役所へ。その近くの「ばり嗎」という最近できたラーメン屋さんで昼食。一口目上手いなと思ったのですが、スープが濃厚で、ちょっと応えました。味玉上手かった。その後公害健康被害認定審査会、そして玉島へ。回診や事務作業して帰宅は19時50分でした。お風呂入って、夕食、論文書いて、ブログ書こうと思いましたが、すごく眠くて23時過ぎに寝ました。

・昨日12/24(金)は、5時半頃起床。PICC(末梢挿入型中心静脈カテーテル)について勉強して出勤。午前外来、午後会議二つの合間に回診、かえりレディ薬局とCOOPによって19時50分頃帰宅。まず夕食たべてネコたちに餌やりに行って入浴。論文書いて23時過ぎに寝ました。

・本日12/25(土)は、6時54分とゆっくり起床。朝食挟んで11時くらいまで論文書いていました。その後心房細動について勉強。お昼ごはん後「出勤」して、13時45分頃病院着。気になる患者さんを診たのとご家族に病状説明。その後外来で座って紹介状をかいていたら、急に腰が痛くなってきました。時代劇の「じ、じ、持病の癪が」という状態。まあ、だいたい若い娘が道の端にうずくまってそういうのですが・・・何を言っているのか分からない人は、お若い人です・・・。あまりにも座ってばかり悪いのかと思い病院近くの公園まで行って帰って3km位のウォーキング。その後17時15分帰宅。ネコたちに餌やって、ちょっと勉強してこのブログを書いております。現在モーレツに腹が減っています。これからお風呂入って夕食。注文していたベルギービールが昨日届いているので、本日はそれをちょっとだけいただくでしょう。酔っ払いながらも勉強するよ。(知らんけど)


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