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SSP: 過敏性肺炎の病態と治療の最前線/施設の方々と勉強会

つい最近同僚というか上司のDr.が肺炎で入院し治癒して家に帰ったらまた発熱で入院という患者さんを経験され、そのDr.も私も過敏性肺炎ではないかと疑い他院へ精査入院してもらったらやっぱりそうだったということがありました。で、復習↓


過敏性肺炎の病態と治療の最前線




【抄録】

 

過敏性肺炎とは,感受性のある個体において特定の抗原(動物由来蛋白(鳥など),真菌/細菌,あるいは無機物(イソシアネートなど))が肺局所で反応して免疫学的機序で発症する間質性肺炎である.発症に至る免疫機序は,特異抗体(III型アレルギー)と感作リンパ球(IV型アレルギー)が重要であるが,加えて原因抗原の種類・量,肺内での除去速度および内的外的要因によって免疫反応は変化する.臨床病型は急性および慢性の2つに分けられる.急性はTh1とTh17反応が主体であるが,慢性ではそれらの反応がTh2にシフトし,線維化の原因となる.診断においては,原因抗原を特定することが重要である.原因抗原は多数あるが,特に羽毛やとり糞などの鳥関連蛋白および真菌の頻度が高い.治療においては,抗原の回避を基本とし,ステロイドや免疫抑制薬によってアレルギー性炎症をコントロールし,線維化を抑制する.線維化の進んだ慢性過敏性肺炎の治療が今後の課題である.

・本来のこのブログのテーマである職業性疾患ということにおいて、過敏性肺炎は大事です。読者の皆様も↑の論文の一覧表に職業性疾患としての過敏性肺炎が載っていますので、お見知りおきを。

以下最近おなじみ短小日記

・本日11/10(土)は、午前中岡山のシネマクレールに映画を観に行きたい衝動を抑え家にこもって事務作業。お昼は玉島乙島の某回転寿司屋さんへ。何故そこに行ったかというとパートのNeDr.がそこの本マグロと裏メニューのハマチのズリが非常に良い(回らないお寿司屋さんに匹敵し、コスパが非常に良い)と強く、強く強調されるので、行ってみました。で、私がバカ舌なのでしょうが、まあそれなりにうまいですが、彼が力をこめて推奨したにしては、いかがなものかと...ただし、好みは人それぞれなので、私の舌にはあわなかったということで。(ズリは、それなりにおいしいと思いました)食費はおやすくつきました。

・14時から16時は「第一回玉島協同病院医療講話」という学習会へ。今回のテーマは、「在宅介護施設での看取りに向けて~住み慣れた施設で安らかな最期を支援する~」というテーマでした。誰からも誘われたわけではないのですが、管理会議報告にこういう催しがあると書かれていたので、自主的に参加してきました。参加者は当院外来Ns.、当院医師、介護施設職員等でした。内容は、玉島協同病院の往診および訪問看護の看取りの事例紹介、その後グループ討議でした。私は、一参加者として末席に座っておはなしをただ拝聴するつもりでい行ったのに、発言を求められたりスモールグループで討議したり。ちょっと、「つもり」が違いましたが、まあ、顔の見える関係づくりの第一歩でよかったかな。

・16時半ころ帰宅して、あとはひたすら事務作業と掃除。(明日小学校のPTAの廃品回収があるので、その準備)先ほどお風呂入ってノンアルピール飲んでいます。もうちょっとしてご飯が炊けたら夕食です。今日こそ、早く寝るぞっ!


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