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顎関節に発症したピロリン酸カルシウム結晶沈着症/かなりタイトでした

昨年12月に偽痛風と思われる患者さん2名を診ました。痛風とは関節に尿酸の結晶が沈着してメッチャいたい病気。トイレに這っていないといけない場合もあります。偽痛風とは、痛風に似ていますが、『今日の整形外科治療指針 第7版』によると↓


偽痛風は,ピロリン酸カルシウムが原因となって生じる結晶誘発性関節炎で,病名は痛風に類似した関節炎に由来する.関節軟骨にピロリン酸カルシウムが沈着した「ピロリン酸カルシウム沈着症」に生じる急性関節炎が偽痛風である.

・標題にあるピロリン酸カルシウム沈着症は、偽痛風よりも広い概念で↓


KOMPAS

ピロリン酸カルシウム結晶沈着症(calcium pyrophosphate dehydrate deposition(CPPD)症)、偽痛風(pseudogout)




・↑にあるように色んなタイプがあるみたいですね。で、↓のような論文がありました




顎関節に発症したピロリン酸カルシウム結晶沈着症


松尾 美央子


耳鼻と臨床66 巻 (2020) 6 号




↑の本文中に、いろんなタイプというか症状が書かれています。ホンマ、この病気、診断が難しそうですね。私、何人も見逃しているような...


以下日記

・本日1/21(金)は6時半起床。一瞬朝勉して出勤。病棟寄ってから午前外来でした。最後の方に救急の患者さんが来られて診断から転院の段取りまで、かなり時間をとられました。その後入院患者さんのご家族に病状説明。そこですでに2時。自分のコロナワクチン接種してもらい、昼食を食べて通所リハビリカンファレンス。その後またご家族へ病状説明。そして病棟よって回診し、夕方電話で患者さんのご家族へ病状説明。で、最後に月曜日に転院になる患者さんの診療情報提供書作成。そしてダッシュで帰宅し、18時からはじまる岡山大学新医療研究開発センター臨床研究部看護・介護研究推進室主催の抄読会へ18時10分から19時10分参加。(看護師さんのACP関連)それからネコたちに餌やりに行って入浴、夕食。そしてちょっと勉強してこのブログを書いております。これから寝ます。明日はゆっくりめに起きて論文書きたいと思っております。

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