SSブログ

ペースメーカーのリードは動く、で、自然に戻ることもある/2日の今日は2時間草抜き、2時間ウォーキング。

・胸部レントゲンを読影していて、ペースメーカーのリードの位置がこれで良いんかなと時々思うことがあります。↓のようなレポートがありました。


Spontaneous Repositioning of a Dislodged Atrial Pacemaker Lead


Yoshiyasu Aizawa, Ryo Konno, Akio Kawamura


Internal Medicine 61 巻 (2022) 1 号




↑の論文によるとリードの位置が動いてしまう頻度は、1~2.69%らしいですね。それなりの頻度かなと思っちゃいます。でもって自然に戻ることもあるのですね。


あっという間に以下日記

・本日1/2(日)は7時起床です。1/1に病院に行って患者さんを診てきており、今日、明日は病院に行かなくても大丈夫そうだったので1日家におりました。朝食はお雑煮。録画の『相棒』(途中から)観る。格差社会、自己責任、最低賃金等現実社会の問題を取り上げており、良きかな。その後査読から帰って来た英語論文の修正を11時まで。それからsocial epidemiology, 社会疫学を13時半過ぎまで読んで昼食。『孤独のグルメ』を観ながら昼食(ナポリタン)。憧れの昼からビールっ!それからちょっと論文書いて、17時半くらいまで2時間草抜き。それからネコたちに餌をやりに行ったついでに2kmばかりウォーキング。その後入浴。夕食。その後社会医学研究に投稿していた日本語論文の校正をやって、このブログを書いております。これから歯磨きして早めに寝ます。明日も病院へは行かないつもりです。配偶者が福袋買いたいとか言っていたから、でかけるかな???

nice!(0)  コメント(7) 

謹賀新年/剣状突起痛

皆様、明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。


まず日記から。

本日2022/1/1(土)は、6時半起床。日の出をみるまで"social epidemiology"と『社会疫学』の第14章を読んでおりました。一段落して朝食。それからびょうんへ出かけて9時過ぎから11時前まで回診と事務作業をしました。その後鴨方町の天草公園で2km程のwalking、帰宅して持ち入りラーメンの昼食。午後は査読から戻ってきた論文の修正。お昼寝して論文の修正の続きをちょっとやて掃除。主にトイレと洗面所。それからお風呂はいって夕食。(カレー)録画の『芸能人格付けチェック』を観て笑っておりました。21時過ぎに見終わってちょっと勉強してこのブログを書いております。これをアップしたら歯磨きして早々と寝るつもりです。一応明日、あさっては病院には行かず真の休日として過ごすつもりです。


以下医学の話

・呼吸器の患者さんを多く見ていると胸痛を訴えられる人もいます。自分としては、腹痛よりも胸痛の方が鑑別診断が少なくてすむと思っているのですが、なかなか難しい。内臓ではなく胸壁の痛みを訴えられる人もそれなりにおられますが、いつも本当に内臓は大丈夫だろうかと心配します。↓のようなレポートがありました。


Xiphodynia


Ryohei Ono, Hiroyuki Hamano, Tsutomu Yarita


Internal Medicine 61 巻 (2022) 1 号




・Xiphodyniaは、『ステッドマン医学大辞典改定第6版』では、剣状突起痛(剣状顴骨部の神経痛様の痛み)と書かれています。で、「→hypersensitive xiphoid syndromr」となっており、その説明が過敏性剣状突起症候群(剣状突起の異常な圧痛で、胸部、上腹部、肩に特発性の疼痛を伴うことが多い)となっています。『医学書院医学大辞典第2版』では↓


剣状突起症候群  xiphoid process syndrome
[同義語]過敏性剣状突起症候群 hypersensitive xiphoid syndrome

剣状突起部の痛みを呈する症候群。剣状突起の異常な圧痛,胸部,上腹部,肩の疼痛を伴うことが多い。剣状突起は,胸骨下端の軟骨である。局所麻酔薬の局注などが治療に用いられる。



・もう一つ長めの論文↓


Xiphodynia Mimicking Acute Coronary Syndrome


Yoshihiro Tanaka, et al.


Intern Med. 2015;54(12):1563-6.




【Abstract】

A 79-year-old man with diabetes and partial gastrectomy visited our hospital due to gradually worsening epigastric pain on exertion. Unstable angina was suspected and coronary angiography was performed, which revealed severe stenosis of the left ascending artery. Despite successful intervention, the pain persisted. A careful physical examination finally revealed the point of tenderness on the xiphoid process, and the patient was diagnosed with xiphodynia. The severe epigastric pain resolved immediately after xiphoidectomy. This case demonstrates that symptoms of xiphodynia may mimic those of various types of disorders, such as angina, and that careful palpation is warranted during routine physical examinations.

・お腹や肩、背中の痛みを訴えられることがあるので、要注意ですね。診察するときは剣状突起も押さえないといけませんね。

cf. 『多感地帯の心臓前胸部』(日本心臓財団のWebsiteから)

https://www.jhf.or.jp/publish/bunko/56.html

 

・日記の続き

『芸能人格付けチェック』にガクト様がでていなくて淋しいのですが、変わってヨシキ様の活躍がすごいですね。それにして、多くの芸能人が味や音楽、その他芸術が十分見分けられないのにある意味ホッとします。あと日向坂46の解答が間違っていた場合のフリーズがすごくて面白かった。



nice!(0)  コメント(12)